おはようございます、レオンです。
どうも、「業界の利益」を守ろうという動きが、出てきているようですね。

『民主党の目玉政策である高速道路料金の無料化について、九州バス協会が国土交通省に中止するよう申し入れました。

 「高速料金の無料化の試策について見直しをしてほしい。バス事業者は大変苦境に立たされている」(九州バス協会 竹島和幸 会長)

 九州にある82のバス会社が加盟する九州バス協会が国土交通省を訪れ、民主党がマニフェストに掲げている高速道路料金の無料化について、中止を求める要望書を提出しました。

 協会によりますと、休日、上限1000円の高速料金値下げの影響で、お盆の時期の高速バスの乗客数は去年より2割以上減っていて、無料化が実施されれば渋滞や乗客の減少がさらに拡大するとして、「絶対反対」だとしています。

 九州バス協会では、今後、民主党に対しても直接要望したいとしています。

 また、JR西日本の佐々木隆之社長も会見で「無料化のやり方次第では、影響が出るのは間違いない」と懸念を示しました。

 こうした業界の声を受け、国土交通省の谷口事務次官は「バスやフェリー、鉄道などの公共交通機関に影響が懸念されるので、全体の枠組みの中で新しい大臣に指示を頂きたい」と述べました。』

政権が変わることが確定して、いろいろな動きが出てくるのが、当然といえるのですが、
どうも「後ろ向きな」動きに見えてきますよね。
『賛成です。私たちには、こんなアイデアがあります!』って、アピールする絶好のチャンスだと思うのですが。

1か月前の「民主党が勝つだろう」という大方の見方に対して、マニュフェストが出ていたのですから、両対応といえなくても、少しずつ「コンディション」に対する状況判断ができたはずなのですが、というか考える時間は結構あったと思うのですが、どのような対応がとれるという指唆もなく、「頭から反対!」では、決まるものも決まらなくなると思うのは、私だけでしょうか?

逆に厳し目にいうと、「工夫はまったくないの?アイデアまったく持っていないの?」って、逆に聞いてみたくはないでしょうか?
経営環境って、常に変動していますよね。同じ状況がずっと、続くことって、あるのでしょうか?

誰だって、同じ状況が続けば、判断が楽です。1社員の業務レベルでも、ルーティンワークになってきませんか?トップって、何のために存在しているのでしょう。もちろん、難しい判断をしなければならないときもありますが。

通常レベルの業務は、みんなで分け合って、社員みんなでがんばってもらい、不確定な事象、今度のようにですよね、に対する対応を考えるのが役割なんじゃ?って。

これでは、「みんな厳しいといっている。だから変えるのは待ってくれ。」と代弁しているだけで、自分の意見が全くないのではと思ってしまいます。

だから、一言、「私たちは、こういうアイデアを持っている。それを皆さんに提案したい。」と付け加えるだけでも、印象は全然違うはずです。
業界に属している方たちも結構いるはずです。アイデアだっていっぱい持っているはずです。

その方たちの「意見」や「アイデア」を拾いあげる仕組を早急に作るべきではないでしょうか?って思います。

生活が苦しくなる「だろう」から、なんとかしてくれでは、自律的に考えられませんと言っているように聞
こえてしまいます。

私たちが、時代が変わっていく過程で、問われているのは、「変えてくれる」ことを期待することだけではなくて、私たち自身が「変わる」ことだと思います。
つまり、自分の生活を守れるのは、自分だけということですよね。

その第一歩が、「考える」トレーニングをすることだと思います。
「考える」ためには、「考える」ための時間を確保する必要があります。
そのためには、「考える時間を確保」するために、考える必要があります。
まるで、禅問答のようですが。
これだけでも、「タイム・マネージメント」ですよね。

時間管理の勉強です。それに役に立つ学問って、結構ありますよね。
それを探すことからやってみると、意外と、勉強って、奥深いというか実は面白いものなんですよね。
なぜなら、自分の今の状況よりも、「楽」になりますし、ムダが減りますし、
第一、好きなことをやるための時間を得られるのですから。