おはようございます、レオンです。
今日の話題は、『政治家の秘書の方々の大量失職』です。

この前の選挙で、民主党は、大勝。
対して、自民党は大敗を喫しました。
そのことで、職を失うのは、議員さんたちだけでは、ありません。
そうです。議員秘書の方々も、です。
自民党議員は、衆議院においては、約180人の方々が議席を失い、それの数倍の議院秘書の方が、就職活動をされています。
彼らには、実質的に雇用保険が、ありません。
しかも、大勝した民主党の方にも、秘書が、圧倒的に不足しているにもかかわらず、
政策的な理由により、受け入れがたいのが、実情のようです。
実際、秘書の方々も、思想信条を変えて他党へ行くというのは、心理的にも、難しそうです。

今朝の『朝ズバ!』でも、報道されていましたが、新人議員さんには、コネも伝手もないため、
結構苦労しているようですね。

アメリカの例が少しだけ、紹介されていました。
アメリカの民主党も共和党も、共にシンクタンクを抱えているそうです。
そのシンクタンクで、政治や政策について、常に教育、学習し、ブレーンを育てているようです。
民主党は、小沢さんに、新人議員の教育を任されるようですが、この際、というよりも、両党が、それぞれシンクタンクを持って、議員さんのブレーンともいえる政策秘書を含めた公設秘書の養成をした方がよいのではないでしょうか!
自民党では、県連で、4年後に備えて、秘書の方々をプール(あまり適切な表現ではないですけど)されるようです。それができるのならば、可能だとは思いますが。
ちなみに、アメリカでは、ほとんどが、議員立法だそうですし、
1人の議員が抱える秘書の数も30~40人くらい。
日本では、公設秘書が3人。私設秘書を含めても、8~10人ぐらいのようですね。

そういえば、あちらでは、『ヒト』の名前が、法律名になっていますよね。
法案を考えるのにも、議員さんたちは、忙しすぎて、じっくりと、考えている暇なさそうですよね。

どこかで、担保しなければ、法案を考えるのは、どうしても、官僚さんたちになってしまいます。
あちらは、その道のプロ。何十年も、やっています。
それに対して、新人議員さんたちに本当に立ち向かえるか?
これから勉強するわけですし、どうしても本当の事情が理解できるまで、時間がかかり過ぎてしまいます。
分かり始めた頃には、法案が完成しかかっていて、修正も容易ではなくなってしまっている可能性もあります。
こういったリスクを回避するためにも、安定的にブレインを輩出できる仕組み(システム)を持つ必要性はあるといえるのではないでしょうか?

常にブレインを輩出できる仕組み。そして、経済的な安定性。雇用の確保。次代の議員さん候補の養成。
両党がいつでも、与党を担える体制作り。

そうすれば、もっと国民も政治に興味を持つようになるだろうし、政治家を目指す人も増えるのではないのだろうか~?って思います。

最後に結論。
官僚の法案作成能力に対抗するには、こうした方法も必要かな。
政治主導を目指すには、バックアップも必要でしょう。きっと。


というわけで、今回は、これまで~。
また、次回。