「悪の法則」
あらすじ
米カリフォルニアを舞台に欲望にまみれたセレブリティたちが危険な罠に落ちていく姿を、巨匠リドリー・スコットのメガホンで描いたサスペンス。脚本を「ノーカントリー」で知られるピュリッツァー賞作家のコーマック・マッカーシーが書き下ろしたオリジナル作品。若くハンサムで有能な弁護士(カウンセラー)が、美しいフィアンセとの輝かしい未来のため、出来心から裏社会のビジネスに手を染める。そのことをきっかけに周囲のセレブたちにも危険な事態が及び、虚飾に満ちた彼らの日常が揺るがされていく。主人公の弁護士にマイケル・ファスベンダーほか、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピットが出演。
感想
“後悔先に立たず”、“身に過ぎた果報は災いの基”みたいことわざが似合う映画。主人公の弁護士がフィアンセに、ちょっとイキった所を見せたいために、裏社会の仕事に手を付ける。主人公の弁護士は貧乏でも無く、フィアンセにダイヤを買ってあげるだけの十分な財力もある。そこで見栄をはって、更に一段、二段、上のダイヤをあげたくなる。彼女はそんなに高価な物は欲しがっていないのに、野郎はこういうところで見栄をはりたがる所は万国共通やな。
結果、とんでもない事になってしまう・・・。そのとんでもない事が映画を観る者に対して、もちろん映像でも見せるが、言葉でジワジワと恐怖、絶望感を与えるところは上手です。
その一つに“ボトリー”という呼称の殺戮マシーンが登場する。この機械がどのように稼動し、人を殺すのかを、ブラピが延々と語るシーンがある。映画を観る者はブラピの言葉に誘導され、その残酷なシーンを想像してしまう。で、いよいよその機械が出てきた時には「あー、もうアカンわ・・・」という絶望感を登場人物と共に味わう事になる。監督のリドリーは、このような見せ方のスキルは高い。でも、女、子供が観る映画ではない。
※ポトリー:闇社会の者が、見せしめのために考案した、人を殺すための機械。スチール製のワイヤーの輪があり、その輪の片方は樽状の小型モーターに固定さている。もう片方のワイヤーの端はモーターにより強力の力で巻かれていく。その結果、それを犬の首輪のように掛けられると、ジワジワとワイヤーが首に絞まってゆく、体から首が切断されるまで・・・。
評価
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LEO



