発達凸凹の息子のママ

発達サポーターの

よこやま みほです。

 

 

 

 

こんばんは!

本日もご訪問いただきましてりありがとうございます。

 

 

 

 

東京は台風が近付いています。

みなさま大丈夫ですか?

 

 

 

 

今日

あ、日が変わったから

もう昨日ですね。

 

 

 

わがやの高3の発達障がいの息子が

警察採用試験に行ってきました。

 

 

 

特別に

「牛タン弁当!!」

を作って送り出しました。

 

 

 

 

やや、緊張の面持ちだったけれど

「頑張ってくる!」と

その背中は頼もしい限りでした。

 

 

 

 

8:30~17:00

一般教養試験

国語は漢字の試験

作文

身体検査

 

 

 

1日がかりの試験でした。

 

 

 

 

駅まで迎えに行きました。

息子が

「母さん、ちょっと話しがあるんだけど・・・・」

 

 

 

 

助手席に座った息子が

ちょっとうつむきがちに言うんです。

 

 

 

 

「じゃあ、スタバに行こうか。」

 

 

 

 

帰り道にある

スタバに寄りました。

 

 

 

 

私はコーヒー。

息子はバニラフラペチーノを注文。

 

 

 

 

ぽつり

ぽつりと話し始めました。

 

 

 

 

息子

「病歴を書くことがあったんだ。」

 

 

 

 

「そうなんだね。」

 

 

 

 

息子

「アレルギーや入院歴。

あと

精神疾患や

発達障害とか」

 

 

 

 

ピーンときました。

落ち込んだ息子のわけが。

私は、なにも言わず聴いていました。

 

 

 

すると、息子が

「該当しないところには斜線をひいたんだ。

わからない箇所は空欄にしておいた。

 

 

 

発達障害のところは

空欄にしておいた。」

 

 

 

 

「高校卒業見込みがあって

犯罪歴がなくても

発達障害があったら

警察官にはなれないの?

 

 

 

ぼくは斜線にしたかったけれど

でも、発達障がいだから

空欄にした。

空欄にしたら

発達障害だとみなされるんだよね??」

 

 

 

 

 

image

 

 

中学校の時に

いじめにあい

ある警察官との出会いにより

警察官を志した長男。

 

 

 

発達障がいがあっても

警察官になりたいと

 

 

 

公務員試験の問題集を買い

ひとりで勉強し

 

 

 

体力測定のために

毎日、

マラソン

反復横跳び

腕立て等

1日もかかさずに頑張っていた。

 

 

 

高校の先生からは

難しいと言われ

私達、両親も同じ気持だった。

 

 

 

 

それでも

息子の志

息子の熱意

息子の努力は

親バカながら

泣けるほどに頑張っていた。

 

 

 

頑張る力は

これほどまでに

人の心を動かすんだと

息子から教えてもらった。

 

 

 

だから

「発達障害があると

警察官になれないの?」

という質問に対し

 

 

 

私の胸は締め付けられた。

 

 

 

 

「なれるか、どうかはわからない。

でも、あなたが毎日、コツコツと努力をしてきたことを

父さんも母さんも知っているよ。

 

 

 

 

警察官になれても

なれなくても

 

 

 

あなたは素晴らしいんだよ。

父さんと母さんの

大切な自慢の息子だよ」

 

 

 

 

 

小学生の時に

発達障がいと診断され

辛い時もたくさんあった。

 

 

 

 

この「発達障がい」という言葉に

翻弄され

傷ついた私がいた。

 

 

 

 

息子のことを

可哀想だと

いや、私自身も可哀想だと

思っていた。

 

 

 

 

 

今も、息子に

立ちはだかる

「発達障がい」という言葉。

 

 

 

 

そう、診断された事により

傷つく人がいる。

 

 

 

診断されたことにより

ホッとする人もいる。

 

 

 

 

今の私は

息子のことを

可哀想だとは思っていない。

 

 

 

息子は発達障がいであっても

息子なんだから。

それ以上でもそれ以下でもなく

 

 

 

 

事実は

私の息子がそこにいるだけ。

 

 

 

 

愛しい息子が

 

 

 

 

警察官になれても

夢破れたとしても

息子の人生のひとつの経験でしかない。

 

 

 

 

発達障がいであっても

その人がその人らしく

生きていける

そんな社会になるように

 

 

 

 

発達障がいという

「言葉」の呪縛から

解き放たれ

 

 

 

 

息子が

自分のことを

受け入れられることを

私はただただ

信じて応援していく。