発達に凸凹のあるお子さんも
不登校のお子さんも
遊んで学ぼう
東京・親勉インストラクターのよこやま みほです
今日も、訪問頂きましてありがとうございます。
昨日はブログが書けなかった。
正確に言えば、ブログに長男の事を書いているところを、長男がみつけてしまった。
「それ、なんの事?」
「お仕事だよ」
とぼけておいた
「違うよ、僕のこと書いてたじゃん。
僕が何で発達障がいなんだよ!」
これまでにも、幾度とその類いの話もしたことがあった
でも、私は長男に
「あなたは、発達障がいなんだよ」
とは口が裂けても言えなかった
「何で僕だけ支援級で、弟は普通級なの?」
※普通級でしたが、不登校になり、小2から支援級に移った
「何であの病院に行くの?
ぼく、どこも悪くないのに」
※療育病院は軽度の障がいのお子さんから
重度の障がいのお子さんまでが通院しています
「何でお医者さんは僕のことを治してくれないの?」
「何で?」
「どうして?」
長男の疑問は時折、私を苦しめた
でも、いつも苦し紛れにごまかしていた
「障がい」
この一言が私には、とてつもなく無残にも残酷なものでしかなかったのだ
障がい告知について
主治医にも相談してみた
発達障がいだといわれ、腑に落ちて前に進める子もいれば
障がいという言葉にとらわれ、自暴自棄になる子もいるという
長男は後者ではないかというのが、主治医の見立てだ
でも、もうごまかすのはやめよう
正直に話そう
「発達障がいの長男が・・・・・」
という私の文章を見てしまったのだから。
長男が傷つかないように
慎重に、言葉を選びながら話してみた
「あなたは、大勢の人がいるところが苦手だよね
ザワザワしていると辛くなってしまうよね
予定が変わってしまうと、不安になるよね
普通級で勉強していくのは、ちょっと大変だったね
でも、支援級に移ったら、静かで落ちついて勉強できたね
運動は苦手だけど、絵を描くのは得意だし
歴史の年号だってほとんど覚えてるし
鉄道には超詳しいし、小学生の頃から、
一人で電車ででかける事もできたよね
人間は、みな得意なものと、不得意なものがあるの
あなたの様な特性を持った子を、発達障がいと言うけれど
お母さんは、あなたのことが大好きだから
それは、今までも、これからもずっと変わらないから
あなたが、人に言われないのに
自分から勉強に取り組めること
まじめにコツコツと努力できること
それは、それはあなたのすごいところなんだよ
神様は努力している人のことを、ちゃんと見ててくれてる
でも、もし辛くてたまらない時は
いつでもお母さんに話してね
その時は一緒に考えていこう」
息子はただ泣いていた
私も一緒に泣いていた
気がついたら、ハグして
2人で鼻水垂らして
あとはよく覚えていないけれど
あれだけ怖かった、障がいを告知すること
今朝、何も言わずに起きてきたから
息子なりに受け止めてくれたのかと思う
また一、歩親子で踏み出したのかもしれない