みのるの野球日記

みのるの野球日記

スポーツライターの大利実です。『中学野球小僧』『野球小僧』(白夜書房)、『ヒットエンドラン』(ベースボールマガジン社)などで、主に中学軟式野球、高校野球の記事を書いています。

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 有料メルマガ第1回を配信しました。今月から正式配信スタートです。よろしくお願いします!


 登録はこちらからできます。

 http://www.mag2.com/m/0001566390.html


 第1回の内容は、


<1>全日本少年スピードランキング

  今年の最速ピッチャーは誰だ!


<2>カットプレー上達講座(1)

  横浜・小倉清一郎コーチ&南勢中・山口永介先生からのアドバイス


<3>指導者人生を変えた「1敗」

  神戸市立北神戸中・山内拓也先生

  「勝たせてあげるのが指導者の仕事」


 以上の3本です。


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<1>全日本少年スピードランキング


 全国レベルの中学生が、どのぐらいのスピードを投げるのか。

 毎年、スピードガンで計測している方がいます。昨年までは早稲田大学の大学院で働き、今年から国立スポーツ科学研究所で活躍する勝亦陽一さんです。


 大会1日目、2日目に登板したピッチャーを計測(*計測できていないピッチャーもいます)。メルマガでは、勝亦さんの協力により、そのデータを公開しています。

 最速は134キロ! 平均球速は123キロという結果でした。


<2>カットプレー上達講座!


 ビヨンドマックス系の飛ぶバットが解禁になったことで、これから間違いなく長打が増えていくはずです。そこでカギを握るのが、カットプレー。どうすれば、カットプレーがうまくなるか。

 高校、中学の名将の言葉から、そのポイントを探ってみましょう。


 南勢中・山口先生は前任の玉城中で全中準優勝の実績を持っています。こんな名言をくれました。

「試合中(守備中)、頭の中にどんな音楽が流れていますか?」


 中学生はテンポの遅い音楽が流れていると、山口先生は推測しています。それでは一向にカットプレーはうまくならない。なぜなのでしょうか?


<3>指導者人生を変えた一敗


 どんな指導者にも、「指導者人生を変えた一敗」があります。

 あのときこうしておけば…と悔やんでも悔やみきれない、あの試合…。でも、あの負けがあったから、今があるといえますね。


 第1回に登場いただいたのは、北神戸中の山内拓也先生です。前任の神戸市立岩岡中で全中出場を果たすなど、近畿を代表する指導者として知られています。


 初任の神戸市立大池中の監督として迎えた3年目の夏、ノーアウト満塁のチャンスで「打たせる!」と選手を信じた山内監督と、「スクイズや!」と小技をすすめたベテランの部長先生

 ベンチで言い合いにもなったと振り返るこのシーンが、のちの山内先生に大きな影響を与える試合となりました。


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 次回は9月11日(火曜日)配信予定です。


 8月中のバックナンバーはこちらで読むことができます。

http://www.mag2.com/archives/0001566390/



 有料メルマガ第5回(号外)を配信しました。


 今回のテーマは「ボールの縫い目にかけて投げる」です。

 ボールを工夫する橘学苑高校(神奈川)、利き手に軍手をはめる猿橋中(山梨)の実例を紹介しています。


 有料メルマガの一部を掲載します。


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★利き手に手袋をはめたキャッチボール

 ボールではなく、利き手に工夫を凝らしたキャッチボールもあります。

 今年、甲州市立塩山中学校を率いて関東大会に出場した平井成二先生は、前任の大月市立猿橋中学校でも2度の関東大会出場。練習を見にいくと、勉強になることばかりです。

 

 猿橋中でやっていたのが、利き手に手袋(猿橋中は軍手でした)をはめたキャッチボールでした。

「縫い目にしっかりかかっていない子が投げると、右側に抜けていきます」と平井先生。右利きであれば右へ、たしかに抜ける選手が多かったです。

 ボールと手の間に「障害物」があっても、指先の力をボールに伝えることができるか。きれいなタテ回転をかけることができるか。猿橋中の選手たちは、それを考えながら投げていました。

 平井先生に「手袋2枚だとどうなるんですか?」と尋ねると、「2枚だと分厚くて投げられない。1枚がちょうどいいと思いますよ」とのことでした。

 ぜひ、試してみてください!


★手袋2枚でイップス克服?

 ある高校の指導者と「イップス」の話になりました。どうしたら、イップスが治るのか。

 個人的には、「イップス」という言葉が広まってしまったこと自体、罪が重いと思います。単に技術が足りないだけという場合もありますよね…。

 ですが、もう野球界では当たり前のように使われる言葉になってしまいました。

「絶対にこうすれば治る!」と、万能な方法はないと思います。人それぞれ解決方法は違いますよね。そのため、多くの指導者に成功事例を聞いています。


 その中で、「これで治ったよ」という一例が、「利き手に手袋を2枚はめて投げる」というものでした。



 …以降の話は、メルマガに掲載しています。


http://www.mag2.com/m/0001566390.html



 有料メルマガ第4回を配信しました。

 正式配信は9月の第1週からになりますが、全中・全日本が終わったということで、全国大会についてです。


http://www.mag2.com/m/0001566390.html


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 夏の2大全国大会、全国中学校軟式野球大会と全日本少年軟式野球大会が閉幕しました。

 全中を制したのは、近畿大会の覇者・西宮市立学文中(兵庫)。80名近い部員がいる大所帯で、学区には約8チームの少年野球があるそうです。

 全日本は、京都の強豪クラブチーム、西京ビッグスターズが優勝。春の全日本も制しており、史上初となる春夏連覇を成し遂げました。東風平中(沖縄)との決勝戦では同点で迎えた6回裏に、3番吉村が横浜スタジアムのライトスタンドへ2ランホームラン。昨年に続き、スタンドインのホームランが生まれました。


★打高投低

 今年の全中・全日本の傾向を一言で表現すれば「打高投低」です。

「よく点が入るなぁ」と思う試合ばかり。表現を変えれば、守りきれるチームが少ない印象を受けました。

 総得点を調べてみると、「打高投低」の印象は思ったとおりでした。

 以下のデータは、近年の全中・全日本における総得点です。得点の横のカッコ内は1試合平均の得点になります。

<全中>

04年(16代表) 59得点(3.9点)

05年(16代表) 57得点(3.8点)

06年(16代表) 75得点(5点)

07年(16代表) 72得点(4.8点)

08年(16代表) 52得点(3.5点)

09年(24代表) 109得点(4.7点)

10年(24代表) 86得点(3.7点)

11年(25代表) 70得点(2.9点)

12年(25代表) 133得点(5.5点)


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 メルマガ内では全日本の総得点の推移、そしてなぜ打高投低になったか、その理由についても振れています。


 外野への打球は明らかに増えました。それをいかに守るか。

 これからは、外野の守備力、カットプレーの精度が勝敗に直結していきそうです。