いつも『れお日記』を読んでいただきありがとうございます。
しばらく更新が途絶えておりました
突然のご報告になってしまい申し訳ありません。
れお、11月2日 朝7時26分頃、息を引き取りました
13歳3ヶ月でした
ブログではなかなか書くことが出来なかったのですが、8月に受けた定期検診で肥満細胞腫が腰の下のリンパに再発していることがわかりました
そらからすぐに治療に入りました
でもその治療は根治を目指すものではなく、段階がひとつ上がり緩和ケアの治療でした
できるだけ普段通りの生活をしながら生存期間を伸ばす、薬での治療でした
れおの体には合わない薬もあり大変な時もあったのですが、薬を変えながらもある程度の効果もあったので、もしかしたらこのままずっと癌と共存しながら生きていけるかもしれないと淡い期待をしていた時もありました
体調が良い時にはお出かけもしましたし、毎日朝夕のお散歩は欠かさず、足取りも良く楽しそうにお散歩もしていました
何よりもお散歩でお友達に会うのを本当に楽しみにしていたようで、そんな時はこの子の病気のことも忘れてしまうほど楽しい時間を過ごしてました
体調が悪くなったのは、亡くなるほんの10日前くらいからです
お散歩も出だしは調子良くお友達になんか会うと小走りで追いかけたりしてたのですが、帰り道になると急にトボトボ、そして足がもたつくようにフラフラするようになりました
定期的に通院していましたので、いつものように血液検査をしたところ赤血球がかなり低くひどい貧血になっている状態でした
加えて脇腹と首元に新たな肥満細胞腫も見つかりました
貧血はおそらく腫瘍が骨髄は浸潤している可能性があり体の中で血液が作れない状態になっていて危険な状態です、といきなり余命宣告を受けました
それからのれおは日に日に衰弱していくのが目に見えてわかりフラフラの状態でした
そんなフラフラでもだれかが来ればワンワン吠えながら玄関に迎えに行ったり、おしっこもウンチも自分のテリトリーは絶対汚したくないから、フラフラしながらも庭に出て排泄はしていました
亡くなった日の朝も雨が降ってる中フラフラだったけど芝生の上に自分の足で立ち上がっていました
そして夫が抱っこしてリビングに戻ってしばらくそのまま抱っこして、そろそろ寝ようか?とベッドに下ろし寝転ばせたその直後、おしっこをジャーと出して片付けてる間に、あれ?呼吸してる?と異変に気付き、れお!れお!と呼ぶとお腹がボコっと膨らんだので、あー、良かった、息してた〜と安心したのも束の間、そのままスーッと静かに息を引き取りました
これがれおの最期
れおの余命を受けて私たちは最期は家で家族で看取りたいと獣医さんには伝えて、その時が来たらどうなるのか?私たちはどうしたらいいのか?何が出来るのか?を事前に聞いていました
れおは腫瘍の末期状態で苦しんで亡くなるのでなく貧血で亡くなるので眠るように穏やかな最後になるでしょうと獣医さんは言ってました
その通り、れおは苦しむことなく呼吸が乱れることもなく眠ったかのようにすーっと旅立っていきました
笑っているかのような表情で、思わず『れお、笑ってるね』と2人で言ったほど穏やかなお顔をしてました
れおの再発がわかってから、2月に手術をして尻尾まで切って痛い思いをさせたし、せめて最期は穏やかに旅立ってほしいとずっと願ってましたが、その願い通りれおは穏やかにそしてれおらしく旅立っていきました
それだけが救いです
あまりにもあっけなくそして早かったのでもっとれおと一緒にいたかったという気持ちはありますが、あのまま長引けばれおは貧血でもっと苦しむし、そのうち肥満細胞腫の痛みも出てきてもっと苦しい思いをするだろう、今のタイミングで良かったんだと言い聞かせてます
れおが亡くなった日11/2は、肥満細胞腫の切除手術(断尾)をした日2/2から丁度9ヶ月でした
れお、この日を選んだんだね、やっとしっぽに会えたね、れおのクルリンとした自慢の巻尾に…
11月4日に自宅駐車場にて火葬しました
秋晴れの青空が広がる中をれおは静かにゆっくり昇っていきました
たくさんのお友達がれおに会いに来てくれました
ありがとうございます!
れおの余命があと1週間ということがわかってから無理言ってお友達にも会ってもらいました
とにかく最後にみんなに会ってちゃんとさよならの挨拶をさせてあげたかったのです
幼なじみのジルちゃんと、妹のノエルちゃん
シバーズのはやと君、もも君
シーズーのハチくん
他にもお散歩仲間のワンちゃん飼い主さんが駆け付けてくれました
お友達に会うとパワーをもらうのか元気になったような気もしました
れおが小さい頃からご家族で可愛がってくれたご近所さんにもお話ししてれおに会ってもらいました
大学生の娘さんも遠くかられおに会いに駆け付けてくれて本当に嬉しかったです
ありがとうございます
れおは本当にたくさんのワンコやたくさんの人に可愛がってもらって飼い主としてこんなに幸せなことはないです
今は私たちは悲しくて辛くて寂しいけど、
れおはきっと虹の橋のたもとでいっぱい食べていっぱい走って自由気ままに楽しんでいると思います
しばらくの間離れ離れだけど、必ずまた会えるから、その時までお互い元気で過ごそうね!
だからバイバイは言わないよ






