美しくありたい
よく思う。
けれど、私が思う美しい女性はそんなことを思う人ではない。こうありたいという概念自体がなく、いつも凛と立つ。
私は何をもって美しいというのか。
美しいもの
加害者、格好良さ、色気、努力、必死、活気、禁欲、悪、抽象、死
美しくないもの
被害者、可愛さ、平穏、現状維持、怠惰、俗、惰性、具象
まるで私は美しくないものの権化みたいだ。
美しさ=自分本意の突き抜けた熱量
ということかな。
被害者より加害者が美しいっていう考えは
“恋の終わりはいつもいつも立ち去る者だけが美しい”
という歌詞を初めて聴いたときからもっている。
そう。ぐずぐずしないで次に進む姿には、自分本意の突き抜けた熱量がある。
いつまでも前の恋にしがみつく姿は醜く無様である。
決して美しくはない。
ただ、愛おしい。
私が憧れるのは美しい加害者。
でも、愛おしい被害者でいても悪くないかなって、思うようになった。