天王星は1781年イギリスの天文学者 ウィリアム・ハーシェルによって

発見されました。

ホロスコープでは天王星の記号は ♅ このように書きますが

しばらくこの星は「ハーシェル」と呼ばれた時期があり

ハーシェルのHを描いているのです。

 

天王星の環は星本体に対して現在は縦に垂直になっていますが

2007年には星本体に対して水平になったそうです。

約42年に一度の事だそうです。

 

また太陽系12惑星はローマ神話の神の名がついていますが

この天王星に限ってはギリシア神話の神の名がついています。

 

このように「他とは違う」特徴を持つ天王星は

占星術上の意味合いも「異端児」です。

 

今までと違う、変革をする、改革をする

限界を超える、一定のラインを越えてゆく

古い体制を変える、反逆する

 

 

このような意味を持つ惑星、天王星は

2018年に牡牛座に移動して以来その後、一度逆行により

牡羊座に戻る期間を経て

この先2026年まで8年以上牡羊座を移動しながら滞在します。

 

では、今回の逆行期間にはどのようなことが予測されるでしょう。

(この記事を書いている2023.8.28現在、惑星は

12のうち、6天体逆行中です)

 

 

2023年8月29日から2024年1月27日の

長い天王星の逆行中は限界にならないと

変えられなかったことが

ある意味「ブチ切れることで」

突破出来る可能性があります。

 

 

基本的にはホロスコープを読むとき

天王星は個人の事よりも

政治や社会情勢を読むことに用います。

 

だとしても、個人の生まれた時のチャート

(ネイタルチャート)に移動中の天王星が

アスペクトを作っている人の場合、

この限界突破の作用が強く出てくる可能性があります。

 

ホロスコープリーディングに長けたアストロジャー(占星術師)に

あなたのチャートをみてもらうのもいいかもしれません。

あなたが実は何に追い詰められていて

どのような「突破」をすることが出来るか・・・。

ただしそれは厳しい局面に身を置き、

心から「自分を変えたい!」と思うときにこそ

用いることの出来る方法かもしれません。