必死になっている人の姿は感動を呼ぶときもありますが
それは勉強やスポーツなどある限られたシチュエーションに
おける場合だと思うのです。
特にお金と愛情の世界は必死さが出れば出るほど難しい。
愛情の世界はもっともっと難しい。
愛されたいと必死になっている人が愛されるでしょうか?
お金が欲しいと必死になっている人がお金に愛されるのでしょうか?
逆に周りから見ていると気の毒感がにじみ出たり、イタタ・・・と
思わされる感じです。
また、好きな人(パートナー)や親からの愛に飢え、
また去っていったパートナーの幻影を追い求め
また、まだ見ぬだろうパートナーを追い求め
必死にさまよう人の姿も何人も知っています。
先日、食事をしているときにある方が
「別れた恋人がまだ自分のことを
きっと好きだと思っているのは男性だけ」と言われていました。
その方は男性ですので、ご自身の感覚かもしれませんが
一般的にはよく言われるシチュエーションですね。
もちろん女性にもそのような感じ方の人もいるでしょうが
長年、占いをしていて感じるのは
「別れた彼は私をどう思っていますか?」という
聞き方をするのが女性。
(別れた彼が自分をどう思ってるかなんかわからないからこう聞く)
「別れた彼女にいつアプローチしたらいいですか?」と
うまくいく事ありき、で聞いてくるのが男性の
多くのパターンです。
愛を乞うひと (角川文庫)
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愛をこうひと (ぶんか社コミックス)
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少し前に、この作品に触れたときのことを思い出します。
求めても求めても愛を得られない人は
永遠の砂漠のような場所におり、
渇ききった喉は水を飲んでも飲んでも癒されることはなく
溺れるほどに水を求めます。
彼が出来ない、彼女が出来ない、結婚できない。
また、子供が結婚してくれない。
と、多くの方が相談にみえられますが
その多くの方が
「結婚できますか?」
「彼(彼女)はいつできますか?」
と、出来る、出来ない、そしてそれはいつなのか?と
質問攻めになってきます。
この同じ問いを何度も何度も聞きにくる方もいます。
そしてどのくらいの確率で当たるのか、と繰り返し問いかけます。
せめてクリスマスまでに、せめてお正月までに
せめてお誕生日までに、相手が欲しい。
せめて親が元気な間に孫を見せたいと
期限を自分で切っています。
幸せになりたいと苦しむ人、考えが凝り固まっている人には
私は問いに答えるより前に
なぜこの方はこのような「悩み方」をしているのか
ホロスコープで読み取ろうとします。
たとえば人が同じ条件に置かれたとしても
ホロスコープ(ネイタルチャート)次第で
悩み方は違います。
誰もが
「欲しい」+「それを所有し続けたい」という
パワーを持っています。それは私たち誰もの意識下に
プログラミングされています。
意識してみて下さい。
「欲しいものを手に入れる」というプログラミングは
いつ、という時期に達成されるのではなく
自分自身が意識しているときに起こるという事を。
愛でもお金でも地位でも名誉でもモノでもいいのです。
あなたが手に入れたいものはすぐそこにあります。
欲しい、と決めて人生の変化を受け入れる覚悟をすることです。