私は知り合いもいない、
頼れる人も話せる人もいない
特殊な環境にいた。
彼とゆずとレオしか居ない。
だから、どれだけゆずとレオには救われたか。
計り知れないものがある。
2016年3月11日
彼は1年に1回受けているPETCTの結果を聞く日。
珍しく、一緒にきて欲しいと言った。
あの日のことは何故か忘れられない。
待合室から呼ばれ
すぐそばの簡易的な部屋に入って
言われたのが
扁平上皮癌ですってことだった。
扁平上皮癌なんて聞いたこともなく、は?っと
なっていた私は
話を聞いていくと
舌の半分に癌が浸潤しているとのこと。
ステージは3
でも、前回書いたように
手術すれば、生きられる。
そう言われた。
舌を切り取って他の部分から付ける。
だから、外科の先生とも話して欲しいと。
それから、血液検査だの外科だの回され
本人の痛みは増して。
彼の希望もあり、手術前日までは、入院しない。
その固い意志のために
手術の前日まで毎日病院に通った。
外科の先生も、太股からとったり
お腹からとったり色々ですが
何が食べ物は好きですか?
みんな好きな物を食べられる様になっているし
カレーも食べられる様になるから
との話で、私は安心しきっていたのかもしれない。
彼は彼で月に一度は病院に通っていて、
それで癌がステージ3で見つかったことに
苛立ちを隠せなかった。
たしかに、おかしな話で。
舌が痛いと訴えても
以前の癌の治療の放射線の影響だとしか答えず。
歯がボロボロになっても、
食べることが辛くても
全て治療はしてくれなく、検査もなかった。
ただ、以前の癌のとしか言われなかった。
それで、自分からお願いしたPETCTで癌が見つかり
それも、ステージ3。
彼の痛みと苛立ちは計り知れず。
私はただ、医者の言葉を信じ
手術すれば治るからとしか
考えていなかった。
彼の痛みは日に日に増して、痛み止めと
睡眠導入剤がないといられないほどで。
手術まで、本当に辛かったと思う。
あの頃は癌なんて今は生きられる時代で
癌とともに生きている人なんていっぱいいると
変な先入観と
医者の話を鵜呑みにしていた私がいた。
彼と一緒に癌と戦えば勝てると思っていた私は
本当に無知だったのかもしれない。
私は先に書いた様に、知り合いもいない土地に来ていた。
なので、病気のことを学ぶのも
このアメブロだった。
もし、同じ患者さんやご家族やお友達や
知り合いに同じような方がおられたら
私の経験も参考になれればと思い
綴っております。
生前、彼はよく言っていた。
私の母や、私の時の参考にして欲しいと。
調べれば、猫もよくなる癌の種類だとか。
何が良いとかは計り知れないし
どれが正解かも分からない。
ただ、こんなことがあったと
参考にしてくれればと思いしたためております。
全ての人が、全ての生き物が平和でありますように。
