今更ですが、2年前の『ベルサイユのばら』劇場版公開のニュースを観て、詳細な情報を得られるのではないかと思い、このサイトに登録しました。


そして、『ベルサイユのばら』に関する様々なブログを読んで、ローティーンの頃夢中で原作を読んだ頃を懐かしく思い出し、私が気づかなかった事まで考察をされている方々がいらっしゃるのを知って、驚き、感心し、とても楽しい思いです。

漫画は『風と木の詩』もとても好きなのですが、こちらはブログに書いておられる方がいらっしゃらなくて少々残念です。

最近は音楽関係のブログも読んでいます。
たまに自らブログを書いて、自分の文章力の無さや、知識の浅さを再確認しています。



そして遂に!



劇場版『ベルサイユのばら』来年新春公開!
とうとう公開が決まったのですね。
今から期待と不安とで胸がいっぱいです。

たくさんの方がこのニュースの事をブログ等にアップされていますが、多種多様な意見があります。
原作ファンの方、宝塚ファンの方、TVアニメファンの方。


私は原作ファンですが、原作以外の資料や派生した物販にあまり興味がありません。
でも、そういった物を持っていらっしゃる方が、ブログで披露してくださるととてもよく食いつきます。

宝塚歌劇団で上演された『ベルサイユのばら』は初期の作品は観ましたが、平成以降の舞台は『オスカル編』をTVで観た程度です。
今は様々な登場人物を主役にした作品があるという事を、最近知りました。

TVアニメファンの皆様、申し訳ありません。

私は、TVアニメ『ベルサイユのばら』を『ベルサイユのばら』と同じタイトル、同じ名前の人物が登場する、フランスを舞台にした全く別の作品だと思っています。
『新解釈・ベルサイユのばら』とか、『あなたが知らないベルサイユのばら』とか、こんなタイトルいかがでしょうか?


そして今回の劇場版『ベルサイユのばら』
制作会社は、アニメファンの方々には有名なところなのでしょうか?
結構話題になっていました、これは期待して良いのかしら?

主題歌はどうなるのでしょうね?
『アニばら』は…等と言いやがる私ですが、
アニメと言えば、
♪草むらに〜名も知れず〜♪
あのメロディが浮かび、つい口ずさんでしまいます。
えぇ、毎週観ていましたのでね、『アニばら』
ツッコミどころ満載ですが、主題歌はとても好きでした。

そう思うと、『アニばら』は、良くも悪くも強烈な印象が私の中に残っています。
それはそれで、アニメ制作サイドとしては成功なのでしょう。
認めたくはないけれど…
(ガンコ)

しかしながら、私はどうしてこんなに『アニばら』を認めたくないのか?
私なりに考えてみました。
アニメ『ベルサイユのばら』は全40話の大作です。
1回の放送が30分。
CMや主題歌、次回の予告編(あったかしら?)エンディングテーマ等々。
アニメのお話は1話につき20分程度だとすると、
20分×40話=800分=13.33時間です。
13時間もあればあんなにオスカルお嬢様の性格まで捻じ曲げなくたって、お話ができたでしょう?

宝塚で上演される『ベルサイユのばら』は約2時間くらいでしょうか?
そうなると、『ブラびり事件』と『毒ワイン事件』を足して2で割った様な演出も仕方ないのかな?と思うのです。

つまり『アニばら』は時間的に余裕がなくてお話が変わってしまった訳ではなく、アニメ制作陣が最初から違うストーリー展開を企画し放送したのだと、いう事になります。
それが嫌なんですよね…

ただ1点だけ『アニばら』で納得しているところがあります。
それはシャルロットが亡くなる時のお話です。
18世紀のフランスでカトリック信者であろう登場人物が、母の勧める結婚が嫌だからといって自◯はしないでしょう。
その点『アニばら』のシャルロットは、正気ではなく高い塔から転落したので、とても納得できます。



長々と私の個人的見解を書き連ねた文章を読んで下さりありがとうございます。
こんな事を日々考えながら、劇場版『ベルサイユのばら』の公開を待ちたいと思います。




※画像はお借りしています。