趣味の音楽

前回はジャンルにこだわることなく音楽を聴きますということでクラシックのことを
全般に書きました。

今日は中学校1年生の時の担任の先生から言われて聴くようになった洋楽とかなどが
ありますので、そのことに関してお話をしてみましょう。

 

事の発端は中学校1年生の時の担任の先生からの「おいお前ら英語の勉強は必ず
NHKラジオで放送されている基礎英語という番組を聴いてやれよと言われたことで
番組を聴いて勉強をするようになり20分番組でしたが番組の中間で簡単な英語での
歌を習得するコーナーがあったのです

また、私のおふくろがロカビリーが好きであったこともあって、一緒になって聴いて
覚えやすい曲などは覚えるようにしましたね。

 

余談ですが、こうして担任の先生から言われた基礎英語という番組を聴きながら
勉強したことで凄いことが起こりました
ある日の英語の授業で先生から「今日は英語の単語の書き取りテストを行います
言われたのです。すなわち、抜き打ちテストでした。私たちはざわめきました。
当時は授業時間が45分でしたが英単語の書き取り問題は90問もあったのでした
つまり、30秒に1問を解答していかないと全ての問題を解くことが出来ないのです
幸い、私は全ての問いに解答することが出来ました。そして、答案用紙が返却される
時に先生が満点の人が2人いましたと言った時にまたクラスがざわついたのです
クラスの1人の男子生徒は余程自信があったようで、自分で手を上げて「はい、僕、
自信があります」と先生にアピールをしていました。そして、先生が満点の人の名前
発表をした時に確かに先生にアピールをしていた男子生徒ともう1人は私だったの
でした

 

もう一つは2年生の時でしたが音楽の時間のことで、先生から5~6人のグループを
作るようにという指示がありました。私たちは先生から言われるがままにグループを作りました。そうしたら、今度は「作ってもらったグループで楽器を演奏したり
するのでも良いし歌を歌うのでも良いから皆で決めて発表をしてくださいということでした。つまり、音楽の試験ということでした。私たちには楽器の演奏をすると
言うことは無理でしたので、歌を歌うことにとすんなりと決まりました。決めるのは
何を歌うかと言うことでした。そうして、トワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」を
歌うことになったのです。発表の本番の時には皆が横一列になって歌ったのでしたが
歌っている途中でクスクスと笑う声が私には聞こえて来たのでしたそれでも何とか
歌い終わったと思ったら先生がそれで終わりと言って来たのでした。この曲しか
歌う予定をしていなかった私たちにとっては痛烈な一言でした。すると、誰なのかは
分かりませんでしたが横一列で並んでいましたから誰かが隣の人の腕を肘でつついて
お前何か歌えよと言い始めたのでした。勿論、これは私のところも来ました
私は意を決して一歩前に出てマイボニーという曲を独唱したのですこの曲は
基礎英語の番組で取り上げていた曲でしたので何も見ないで歌うことが出来ました
この曲を歌い終わった時にクラスの皆が拍手をしてくれたことは嬉しかったですね。

それから、普段から音楽などは予習することがないので分からなかったことですが、
私が独唱した後に授業の中で習う曲として音楽の教科書に載っていた曲なのでした
音楽の先生は他の曲と同様に授業を進め一通り終わったなら私を呼んだのでした
そうして、私は先生のピアノ伴奏の傍らでマイボニーを再び歌ったのでした

この2つのエピソードは私が真面目に「基礎英語」を聴いていたからなのでしょう。

 

余談の方が相当長くなってしまいましたが「マイ・ボニー」とロカビリーから1曲を
聴いてみましょう。

 

   

 

 

 

    

 

私が就職をして部長に二次会でスナックに連れて行ってもらった時にカラオケで
この曲を歌ったらママさんが「何でこんな曲を知ってるの」と部長に聞いていた
ことがありましたね。私が生まれる前の曲でしたから無理もないかも知れない。