小泉進次郎氏(以下、小泉氏)が参議院議員定数増加の法案に反対の意見を述べながら賛成票を投じたことに対して、野党が反発しています。
これに対して、僕は政治家に必要な強かさはやはり持っていると感じる一方、男らしくないとも感じてしまう複雑な心境です。
小泉氏の人気というのは、よくメディアでも取り上げられるので有名です。この人気はもちろん演説の上手さに表れる歯切れの良さも大きいと思うのですが、若さというのも一つのファクターであると思っているのです。
いつの世も民衆というのは往々にして現状に対して不満を抱き、その不満の矛先を老練な権威的人物に向けてしまいがちです。そして現状を打破できるのは、反権威の若いリーダーであると感じるわけです。要するに若いというだけで、希望という名のある種色眼鏡をかける傾向にあると思うわけです。
ただ、ここで気をつけないといけないのは反権威の象徴であった人物がいつの間にか、権威的存在になってしまうことです。アインシュタイン博士の事例は有名です。
権威的存在になれば、いつか民衆は批判の対象とするでしょう。そうなった時でもまだ支持を得られるか。そこでこそ、その人の実力は問われます。小泉氏が実力のある政治家であると断 定するのは時期尚早では?