LENNETH@王子団長神父司書 時々 アークス奮闘記

LENNETH@王子団長神父司書 時々 アークス奮闘記

アイギスだったりアイギスだったりお花だったりひつじだったりアーカイブだったり時々アークスだったり、要するにゲームのお話

Amebaでブログを始めよう!

※出展は某ソーシャルサイトで2010年10月頃です


皆様
おはようございます こんにちわ こんばんわ
LENNETHです


実は私ことLENNETHは先日婚約指輪を見に行きました。


これはそんなレナさんのある日の物語です…



我々の取材に対しL氏は意を決したかのようにポツリポツリと経緯を話し始めた。


L「本当にあの日はどうかしていたんです・・・。」


そういって話し始めたL氏の表情は重そうだった。そもそも今回我々が取材を行った理由は貴金属宝石店に男が一人で婚約指輪を見に来たとの一報を受けたことに端を発している。

実際に来訪された店の店主からの情報提供により、それがL氏の犯行であったことは明々白々たる事実であり、何故分別がつく年齢であるはずのL氏がこのような暴挙に出たのかを突き止めようと思った次第だ。


L「ボクはあの日、うっかり寝過ごしてしまいました。」

L「確かにこの土日も連日出勤で疲れが溜まっていた事も事実ですが、それでも普段なら目覚ましで起きるところをあの日だけは起きることができなかったんです。・・・今考えるとアレが終わりの始まりでした。」


どうやら度重なる激務によって心身共に疲労していたL氏はうっかり寝坊をしてしまったようだった。どれほどの疲労が溜まっていたのかその辺りを質問するとL氏は急に態度を変えて話し始めた。

L「いやね、ぶっちゃけると目覚ましで起きなかったっていうよりは目覚まし自体セットしてなかったんですよ、ヒャッハッw」


L氏のあまりの急変振りに狼狽しながらも我々は思った、社会人として出勤日に目覚ましをセットし忘れて寝坊したことを全く悪びれずに話をするこいつはクズだと。


L「これがね1時間とか2時間寝坊したとしたら諦めもつくんですけど、20分くらいだったわけですよ。そういうわけだったんですよ?そうなるとさ、20分くらいならなんとかリカバリ出来るかもとか思うわけジャン?リアリー??」


話し始めると止まらなくなるタイプなのか、喋っているうちに自分でテンションをあげていくタイプなのか、とにかく別人のような口調で話し始めたL氏はココロのそこからキモかった。何が「リアリー??」だ、意味が分からない。

L「だもんで、普段は優雅にコーヒーとクロワッサンとかで優雅な朝食をとるんだけど、仕方なく塩おにぎりだけで我慢することにして時間を短縮しようと思ったわけよ。唯の塩おにぎりでね。これがホントの『はっかったっの し おーーー』みたいな?w」


ますますもって意味が分からない。こんな社会の最下層に位置するようなクズがクロワッサンなんぞ食するはずがない。そもそもからしてちゃんと朝食を食べているかも怪しいくらいだ。それよりもなによりも何が『はっかったっの し おーーー』だ、ホントに殺したい。


L「んで、おにぎり喰って元気も出てきたところで元気よく出勤したんですよ。まぁ、それでも途中でスタバよってコーヒー買ってったから普通に遅刻したんだけどね、テヘッ(*>∀<*)」


これ以上の取材は断念せざるを得ないのか・・・。そんな気持ちが我々取材陣の間を駆け巡るが、この真性のダメ人間は未だ事の真相を全くといっていいほど語っていない。ここで諦めたのでは何のための取材か分からなくなってしまうのでここはグッと堪えて仕方なく先を促すことにした。


L「まぁ、遅れることは連絡してたんでそのまま普通に席に着いたんですけど、そしたら上司がやってくるじゃないですか?はっきり言って朝から上司の顔なんて見たくないんですけど、こっちも遅刻した負い目があるからとりあえず謝るじゃないですか?なんてーの?顔で謝ってココロで笑って?ってLA☆N☆JI?」


L「したらさぁ、上司が言うわけよ『ちょっと連日出勤させてばかりで申し訳ないから、今日は打ち合わせもないしこのまま休んでいいぞ』とか言うわけよ。それならそれで、最初に連絡したときに言ってくれよってね。いやいや、昨日の時点でいってくれりゃあそもそもあんな朝早く起きてないってーの。博多の塩おにぎりなんか食ってねっつーの!!」


どうやら連日出勤というくだりは真実だったらしく、遅刻してきたことで無理が祟ってしまったと上司も思ったんだろう。そこで急ではあるが休みをくれたということらしい。


L「そりゃあね休み自体は嬉しいんですけど、こんな急に言われても困るじゃないですか?しかももう出勤しちゃってから言われたってね?」


これはL氏の言い分に分がありそうだ。


L「でもまぁ、休みってことなんで『じゃ、失礼します』って即答して帰りましたけどね。ヒャッハッw」


・・・前言撤回。やっぱりこいつはクズだ。普通だったら少しは遠慮をしてみせるところを即答しやがった。


L「そんでいきなり休みになってもねぇ、こんな平日の朝っぱらから暇な奴なんているわけないから誰かと遊びに行くわけにいかないわけよ??だだでさえ先日フラレたばっかりで独り身なわけだから余計することがないわけよ??」


L「ただまぁ、このまま家に帰ってもネット見てるだけで一日終わっちゃうから、それもどうかと思って久しぶりに買い物に出かけたわけですわ。」


口調は相変わらず殺したいほどにムカツクが、どうやらやっと本題に入ってきたようだ。っていうか寝坊したとかどうとかどうでもいい話じゃないか。要するに急な休みを貰ったから買い物にいったと、そういうことだ。ただそれだけのことを言うために何故朝起きたところから話を始めるのか・・・いよいよもってこいつに取材なんかするんじゃなかったという気持ちが強くなってきた


L「んで、冬物でも買おうと思って原宿に言ったんですよ。HARAJUKUに。そしたらさ、どうだったと思う?いやな、普段なら人がゴミの様に集まってる竹下通りに人っ子一人いやしねえのさ。ブヒャヒャヒャッw」


ゴミは貴様だといいたいところを我慢して話を聞き続ける。大体、月曜日の朝っぱらからそんな大量の買い物客がいるわけがない。そんなことは当たり前のことだ。だというのに、いつもなら満員御礼の竹下通りに人がいないという光景がいたくツボに嵌ったようで、一人でブヒャブヒャと笑い転げている。本当にキモイ。


L「まぁ、無人ってわけではなくてねそれなりに人はいたんだけど、それでも普段の竹下通りのあり方からすると物凄く閑散としてて、その中を我が物顔で歩いてたのさ。そしたらさ、ベンチに女子高生が二人で腰掛けてアイス食ってるわけよ?何故か知らんけどアイス食ってるわけよ??」


L「これっておかしいジャン?こんな学校で授業受けてる時間に竹下通りでアイス食ってるなんてアリエナイジャン??」


女子高生を見つけて興奮したのかウザイくらいに『ジャン』を繰り返している


L「でもまぁ自分もこんな時間にスーツ着てこんなところにいるわけだからお相子かなって思って俺もアイス食べたわけよ。女子高生が座ってるベンチの隣に座って一人でアイス食べてたわけよ。」


なんてことだ!こいつは自ら余罪を暴露し始めた。当たり前のことだが、いい大人がが女子高生に手を出したら犯罪だ。こいつは自分で自分の言っていることが理解できているのだろうか。とはいえ、せっかく自供してくれているのだから話の腰を折らずに先を聞いてみることにした


L「そりゃあさ、こんな時間に女子高生がいるのもおかしいけど、こんな時間にスーツ来たビジネスマンがアイス食ってるのもおかしいってわけ。なんかジロジロ見てくるのさ。いやさ、俺ってほら人に見られるのとかって苦手ジャン?だから妙に緊張しちゃってさ。なんつーの?動物園の動物みたいなカンジ??って、動物園の動物の気持ちなんてシラネっつーの、ヒャッハッw」


いい加減この一人乗り突っ込みは聞いてて不愉快になってきた。


L「女子高生の視線なんてまるで気にしてないぜって感じに涼しい顔してアイス食ってたんだけど、ほら?アイスって次第に溶けて垂れてくるやん?指にアイスが垂れて来たからちょっと首をかしげてそれをなめ取ったわけよ。そしたらどーよ!?首と一緒に手首までかしげたもんだから、ブホっ、アイスがスルリンコって落ちちゃったのよ」


どうやら『首』と『手首』で思いがけずウマイことが言えたと思っているらしい。死んで欲しい。


L「モノの見事にアイスは地面に落ちちゃったんだけど、女子高生がそれ見て吹き出すわけよ。『キャハハハハ』とかいいやがってからに黄色い声で笑うわけよ。こっちはこっちで情けないやら恥ずかしいやらではにかむくらいしかできないわけよ??」


L「んでその女子高生が『こんな時間に何してるんですか~?』とかね、自分のことを棚に上げまくってからに聞いてくるのさ。『そういう君達こそ何やってんの?学校は?』ってこっちも聞き返すジャン?したらさ、『え?うちらは今日創立記念日で休みだよ』とかいいやがるわけよ、フェ○しそうな顔しやがってからに言い放つわけよ」


L「んでもそもそもさ、この二人、あぁ、二人組みだったんだけどね、この二人全然違う制服着てんのよ。どれくらい違うかというとブレザーとセーラー服くらいは違った。こりゃねピンときたよ。絶対にコイツラ違う学校だってね。だとするなら創立記念日なわけがない。100歩譲って一人は創立記念日かもしれないけどもう一人は絶対に違う。」


どうしてここまで女子高生について熱く語れるのか皆目検討がつかなかったが、せっかく自白してくれているのだからと余計なことは言わずにそのまま聞き続けることにした。っていうよりこいつよく喋るな。マジでウザイ。


L「『何々?お兄さんリストラ?ねぇリストラ?』とかな、例えそうであったとしても絶対に言っちゃいけないようなことは平然とした顔で言いやがるわけですよ。○ェラしそうな顔しやがってからに言いやがるわけよ。俺は俺で『いや、急に休んでいいって言われたからそのまま買い物にきただけ』って普通に返したわけ。」


L「そしたらどーよ?『え?それってヤバクない!?急に帰っていいなんて、そのままクビになっちゃうんじゃないの』とかいいだしやがるわけ。」




っていうかそろそろこの記者とL氏のやり取りに疲れてきたんで普通に書きますけど。


なんかこの女子高生が、顔面ペレストロイカみたいな女子高生が、沖縄だったら米兵にレ○プされてもおかしくないような失礼な発言をしまくるわけですよ。でもまぁそこは社会人としてスマートに対応するわけですわ。

んでやいのやいのしてるうちに、ボク自身に興味がなくなったか、もしくは最初から大して興味がなかったか二人はアイスを食べ終わるとそのまま雑踏の中に消えていっちゃたんですね。まぁ、あのまま女子高生とニャンニャンしていようものなら、なんといってもド平日の朝っぱらです、間違いなく国家保安機構の回し者的な存在にキャプチャーされていたと思います。



お、おまわりさん、ボクです!!!



って冗談じゃないっ!!


その後は当初の目的を果たすべく竹下通りの奥に鎮座するSEXPOTREVENGEという名のショップを目指します。ボクの私服はこの年になってもこっち系の服を愛用しており。っていうか違う系統の服に乗り換える機会がないんですけど。今回もご多分に漏れずに冬用のアウターを買いに着たんですよ。


ショップに入ると前に対応してくれたお姉さんがいらっしゃり、目ん球くりくりさせてました。そりゃあそうです、いつもは私服、つまりはカジュアルパンクな服装で訪れてばかりだったというのに今日は仕事帰り(まぁ、午前中ですけど)ですからスーツです。完全無欠にスーツです。スーツ姿の野郎がパンキーな店に服を買いに着てるわけです。そりゃあ驚くわ。しかもこんな時間に。


お姉さん「あれ??LENNETHさんですよね??どうしたんですか~今日は??」


とか話しかけてきてくれるものですからボクは事のあらましを話しまして、


お姉さん「あ、そうなんですかぁ~wビックリしちゃいましたよ、こんな時間にスーツで来るモンですから、もう♪」


みたいなね。え?コイツボクに惚れてるんじゃ??って思わず勘違いしてしまいそうなほどにグッドスマイルカンパニーです。あわよくば試着室でロハスっていうかエロスな展開もあるんじゃ?なんて淡い期待まで出てきます。


そいでもって談笑しながらも服を選ぶんですけど、当然服を買うときって試着とかするじゃないですか??

あのな、デフォルトがスーツだから何着ても似合わねぇのな。スラックス・ワイシャツにパンクのアウターってどんなファッションやねん!?いや、ホントに見せてやりたい、いや、見せられない。それくらいに似合わねぇ。

お姉さん必死になって「スーツにも合ってますよ♪」って言ってたけど、絶対嘘だからな。社交辞令にも程がある。小錦ばりのナイスバディな女性に「トテモ スリム デスネ」っていうくらいに無理がある。


まぁ、最終的にはズボムからインナーから一式お借りした上で試着をしてみてご購入。何だか知りませんが、そのとき一緒に試着したズボムとインナーも一緒に購入したような気がしますがきっと気のせいでしょう。

そのようにサラッと抱き合わせ商法詐欺みたいな目にあいながらも目的を果たしたボクはそのまま帰宅しようかと思ったんですけど、この時点でまだ昼前です。このまま家に帰ってもやっぱりネット見てるだけで終わります。昨今のボクの勤務状況を鑑みるに次にフリーダムな時間を得られるのは雪が舞う頃というよりは桜が舞う頃といっても過言ではないので久しぶりに無目的にブラブラしてみようと思いました。


そんなこんなでフラフラしていると目の前に眩いばかりの装いをした店があるじゃないですか。何かと思ってみてみると、そうです、これが件の貴金属宝石店(店名は忘れたってか気にしてないなかった)でした。


ボクかてもう結婚をしていてもおかしくないくらいのいい大人ですから、近いうちに訪れるであろうそのときに向けての予習として婚約指輪でも見ておくかと思い立ちその店に入ることにしました。ええ、もちろん一人です。

当たり前ですけど、平日の昼間なので客は少なかったんですけど、それでも何組かのカップルがいまして、どいつもこいつも幸せ絶頂みたいなツラをしていたのが印象的でした。「あぁ、今ここで隕石でもふってこねぇかなぁ」などと思いつつも如何にも指輪を買いにきました見たいな顔して物色します。


隣では今すぐにでもハメ撮りしそうな程にイチャクネしているカップルが指輪を見ていました。女の方が「やん、どの指輪もすごい綺麗で迷っちゃう、ウフン♪」なんていってまして、ボクはそっと「まぁ、確かにあなたよりは綺麗だと思いますよ」って言いたい気持ちをグッとこらえて指輪の物色を続けました。


流石にその昔は給料の三か月分などというおふざけにも程があるキャッチフレーズで一世を風靡した婚約指輪です。バブリーな時代が終わりを告げて久しい昨今にありながらも中々に可愛くない値段をした輩がごろごろしています。そもそもからして、ボクの持っている指輪の知識なんて使うとMPが回復する、そしてたまに壊れてしまうくらいの知識しか持ち合わせていませんからどれがいいかなんてさっぱり分からない。っていうよりどれも同じにしか見えない。


そんなこんなで店内をウロウロしていると突然店員から声を掛けられました。やべぇ、叩き出されるかな?それとも裏に連れてかれて「そんなに宝石が欲しいなら俺の真珠でもくれてやる!!」なんていって「アッーーーー」なことになっちゃうのか?なんてビクビクしながら振り向いてみると何とそこにはボクとは一生縁がないような人が立っていました。


なんていうんでしょうか?セバスチャンって名前がぴったりくるような老執事です。花輪くんの家のじいやみたいなカンジの完全無欠で執事然とした人がにこやかな笑みを浮かべて立っているじゃありませんか!?まぁここで「じぃ、今日の予定は?」なんていってリアル執事ごっこをしても良かったんですけど、多分そんなことしたら尻にダイヤでも突っ込まれそうだったんでやめておきました。


「ブハハハハハハ、これがホントのダイヤモンドダストじゃーーー!!」なんていわれてぶっぱなされてもたまりませんからここは大人しく普通の客として振舞う必要があります。そう、今のボクは結婚しようとしているステディでハニーな子猫ちゃんのためにサプライズで婚約指輪を買いに来たナイスガイです。


執事「今日はどういったものをおさがしでしょうか??」


ボク「いやぁ、今付き合っている彼女ともそろそろかなと思いまして、プロポーズするときのために指輪を見に来たんですよ、ハハハ」


一体全体何が「ハハハ」なのか分かりませんが、よくもまぁこうまでスラスラと嘘8000が出てくるものだと自分で自分が怖くなったんですけど、お客様は神様であるという精神が染み付いているのかそんなボクの苦し紛れの大嘘にも紳士に対応をしてくれました。


執事「そうですかそうですか。それでしたら是非お手伝いさせていただきます。」


ボク「そうしてくれると助かります。何せ指輪なんていってもどれがいいのやらさっぱりでして、ハハハ」


執事「男性の方は皆様そう仰いますよ。・・・そうですねぇ・・・こちらなどはいかがでしょうか??」


執事「こちらはラウンドブリリアントカットされたプラチナ台座のダイヤモンドでございます。グレーティングレポートでも4CがEXCELLENTとなっておりまして・・・云々」




ブ、ブリリ?グレーティングでエクセレント???




お、落ち着け。冷静になって意味を考えるんだ。


まぁ、ラウンド1でブリリアントグリーンから男性陣がカットされたっていうのはよく分かった。


モンドなんていわれても中村主水(なかむらもんど)くらいしか知りませんけど、きっと中村主水がプラチナの台座にでも乗って作ったんだろう。


グレーティングとは、グリー(GREE)の株価(レーティング)のことだろう。悪いが株には興味がないのだ。偉い人にはそれがわからんのですよ!!


4C・・・、Cカップのおっぱいが4個??・・・ハーレムですな!!そりゃあエクセレントですよ(;゚∀゚)=3ムッハー


LENNETHは混乱している


そんな心温まるやり取りがあった後はもう老執事が止まらない・・・なんだか古代エジプト王朝の女王様がつけていそうな、言うなれば攻撃力が50くらいで、人の頭蓋くらいなら簡単に粉砕出来そうなダイヤがついた指輪をもってきて頭蓋どころか我が家の経済を粉砕させようとしてきたり、「これなんかきっと喜ばれると思いますよ」 などと抜かしてもってきた指輪がボクの青春時代より輝いてなかったりと、もう、やりたい放題の大車輪。


その都度交渉して見せても一向に指輪のグレードが下がる気配がなく、何回言っても何回言っても・・・


そんな感じで問答を進めていきつつも、「それでは・・・」ともってきた指輪はこれまたゴージャスな台座があしらわれた眩い指輪。当然お値段もミリオンヒット!!


執事「如何でございましょう( ^ω^ )ニコニコ」


ボク「無理に決まってるだろリューク・・・」


などという将軍様と一休さんの押し問答よりひどいレベルの会話を展開しつつ、それなりに時間も潰れてきたので


ボク「やっぱり指輪はよく分からないんで、今度彼女を連れて一緒に買いに来ますよ、ハハハ」


執事「左様でございますか。それではお待ち申し上げております。」


執事「婚約指輪以外にも結婚指輪も数多くそろえておりますので、是非。」


なんて奴でしょうか、結婚指輪まで一緒に買えなどと抜かしております。こんな品のよさそうな老執事まで抱き合わせ商法詐欺を行おうとするとは・・・世も末ですね!!


っていうかホントに指輪って高いんですね。。。ボクはほら、完全無欠に「ウホッ、イイ男( ゚∀゚)o彡゜」ってくらいには男ですからいまいち指輪の価値が分からない。昔のトレンディドラマだと地面に落ちてるナット一つで号泣する女性もいたように思うが、現代社会ではいささか難しいようです。


まぁ、そんなわけでして泣く泣く宝石店を後にしましたとさ。


おしまい


近くのスーパーにふれあいコーナーという名の地元小学生の落書き・・・もとい作品を展示している場所があるんですが、そのスーパーのレジ打ちおばさんはボクの逆鱗に触れてきます。
 「だから玉子の上にペットボトルを置くな!!」

皆様
おはようございます こんにちわ こんばんわ
LENNETHです☆


することも書くこともないので、今日も今日とて過去日記うp♪




ってことで へぇりご!!!!







※掲載は2011年12月16日


この世で一番美しい奇跡、クリスマス前の最終戦争として某女子高生からお手紙…もとい恋文を渡されるというファインプレーを見せて更にはそれを「だが断る!!」と一刀両断にした稀代のファンタジスタLENNETHです☆

いやね、今思い返してみても本当に惜しいことをしました。

あそこで「高校卒業したらまたおいで」なんて言えたらかっこいいんでしょうけど、よく考えてみてくださいよ?朝の駅などという人がごった返している場所で女子高生に呼び止められて手紙なんぞ渡されてたらそりゃあ周りの皆様から好機の目で見られることは必至なわけでして、実際歩きながらジロジロ見てくる人が大勢いらっしゃいました。

そんな中ではいくら湘南の石田純一と呼ばれているボクであってもまともな脳ミソではいられません。思考回路はショート寸前です。

まるでフリーザに殺される直前のべジータみたいに「アウ・・・アウウ」ってな状態で、普通に「ごめんなさい」しか言えませんでした。

ここで武田鉄也よろしく「ボクは死にまっしぇん」なんて言って線路に飛び出しても良かったんですけど、まぁ、普通に電車に轢かれてあの世逝きですわな。

多分ボクの残り僅かな人生の中でも二度と起こらないであろうチャンスをふいにして今日も今日とて仕事サボって日記の執筆に勤しんでおります。

さてさてこの時期になるとどこもかしこも忘年会忘年会と本当に頭悪いんじゃないのかって言いたくなるくらいに忘年会のお誘いばかりです。
かくいうボクも来週再来週と忘年会の雨霰となっておりまして、恐らく2週間後ボブと呼ばれるような体型になることが容易に想像できるわけですわ。

またね、こんなことを言うと「別に忘年会で食べたり飲んだりしなければいいじゃん」とかね、血も涙もないようなことを平気な顔して仰られると思うんですよね。

そんな輩にはアホかとバカかと言ってやりたい。

そりゃあですね、皆様みたいに職場の忘年会を1回やって終わりなんていう人たちは別にいいですよ、ところがボクくらいになりますと職場の忘年会だけで6回くらいありますからね。
どうなってるんだ一体。

6回ですよ6回!!6回ともウーロン茶2~3杯だけ飲んで\4,000も払えってか、そりゃめでてぇわ。どんだけ高いウーロン茶飲んでんだってなものですよ。そんなことを繰り返してたら忘年会の会費だけで家が買えるわ!!ボケが!!!

ただですね、日本社会っていうのはおかしなものでしてそういったオフィシャルな飲み会に参加しないというのは親殺しよりも罪深い行為とみなされていまして、当然参加は強制な訳ですよ。
参加しなかったあかつきには翌日デスクがミカン箱に変わってますからね、ホント。村八分なんて可愛いものじゃなくてまるで空気の如く扱われるか、さもなくば尋問ですよ尋問。

 上司「君は忘年会にこなかったそうじゃないか??」

 ボク「えぇ、ちょっと色々と忙しくてですね・・・」

 上司「職場の皆が参加する忘年会に参加しないというのは一体どういう了見なのかね?」
 ボク「いや、飲み会の参加は強制ではなくあくまでも自主参・・・『ジュゥー』 熱っ!!!
 上司「あぁ、すまんすまん。灰皿かと思ったよ。で?」

 ボク「いえ、だからですね、忘年会はあくまでも自主参・・・『ジュジュジュゥー』 熱!熱っ!!
 上司「それで??」

 ボク「申し訳ありませぬm(_ _)m」

なんて、忘年会に出なかったばかりに忘れられない思い出をプレゼントされることは必至なわけですわ。
だから職場の忘年会っていうものは例え親が危篤だろうと子供が生まれそうだろうと、うみねこのなく頃に散が発売されようとも断ることは出来ないんですよ。クソッ!

まぁ、職場の忘年会も年齢が近い連中だけでやるんならそれなりに楽しくていいんですけど、上司連中も参加するような忘年会なんて面白くもクソもありません。
酔っ払った赤ら顔でさぁ注げやれ注げなどと殿様気取りで女性社員にお酌させるアホ上司の横で正座させられるボク達男性社員。しまいには「何か一発芸でもやって場を盛り上げろ」とか言う無常な命令。

ここで「それでは慰安旅行での○○課長のモノマネします」って、「え~やないか、減るもんでもなしえ~やないか??」なんて言いながら女性社員のおっぱいを揉みしだいてもいいんですけど、これをやると『職場よさようなら法廷よこんにちわ』な展開になって、来月から失業率上昇の一因を担うことになるのであまりいただけません。

どうですかこんな忘年会が楽しいと思いますか??これが若手だけで集まる忘年会でしたらそりゃあやりたい放題ですよ。

「うむ、良きに計らえ」

なんていって後輩♀を両脇に侍らせてお酌させたり

「これでも食べなさい」

なんていって後輩♀におでんのちくわとかを無理やり食べさせて
「お・・・大きい・・・それに・・・・・・熱い・・・」

なんて言わせてみたり

「具合が悪いなら少し休んでいこうか」

なんていって後輩♀を内柴よろしくホテルに連れ込んだりとか

こんな感じで色々とやりたい放題できるわけですわ。
まぁ、最後のをやるとやっぱり『職場よさようなら法廷よこんにちわ』な展開になって、来月から失業率上昇の一因を担うことになるのでちょっとどうかと思いますが、それ以外は普段からやってるので今さらどうってこたないと思います。

こんなね夢以外に色んなところが膨らみそうな忘年会なら喜んで参加しますよ。
ただし上司が参加する忘年会は極力参加したくありません。

そんなこんなでボクがどれだけ大変な状況にあるのか理解していただけたかと思います。

まぁ、ぶっちゃけますとこんな話はどうでもよくてですね、本当に話したいのはもっとどうでもいいこなんですけど、前回か前々回の日記で言ったかと思いますがボクは独り身の寂しさを紛らわすために金に物を言わせて色々と買いあさったんですね。

それこそ水を飲むことにも苦労しているアフリカの子供が見たら「クレイジーゴナクレイジー!!サノバビッチ!!」とかいって発狂するくらいの勢いで買い物をしたんですわ。
裏切りを生業としているボクからいわせていただければ本当に

 お金はボクを裏切らない。
 ボクもお金を裏切らない。

その中の戦利品の一つにSONYから発売されたAndroid搭載WalkManがあるんですけど、これはAndroidのくせに自前の通信機能を持っていないものですから通信するにはWi-fiのアクセスポイント、略してアクポがないとダメなんですね。

まぁ、音楽聴いたり動画見たりするくらいなら必要ないんですけど折角のAndroidなわけですからゴリゴリと通信とかしちゃって活躍してもらいたいじゃないですか??
そうなってくるとポータブルのアクポが必要になってくるんですわ。ですのでこの間の休みに某ヨドバシカメラに言って色々とアクポ製品について聞いてみたんですね。

するとどうですか?くるわくるわ、これでもかってくらいに契約をすすめてくるじゃありませんか!?どうなってるんだ一体。

e-MobileだったりWiMaxだったりととにかくもの凄い勢いで勧誘してきます。

あいつらは本当にキチガイで、ちょっと売り場で足を止めただけで親の仇を見つけたように近寄ってきて猛烈なマシンガントークを始めるじゃありませんか。

ちなみにボクはその時音楽を聞いていたんでほとんど聞いてなかったんですけど、そんなことお構い無しにしゃべるしゃべる。 その辺の下手な漫才師よりしゃべってんじゃねぇの?ってくらいに話してきます。

まぁ、ボクのほうも元々なにかしら契約しようと思って来ている訳ですから微妙に耳をかたむけますわな?
そうなってくるともうね、トリュフを見つけたブタ見たいに猛烈に話し始めるんですよ。
あれがすごい、これがすごい、料金がこんなにお得みたいなね?
そんなことはいいから肩乳くらい見せてみろって言いたかったんですけど、それって人間としてどうかと思う行為じゃないですか?
だからグッとこらえてさんざんっぱら話を聞いた後に笑顔でニッコリと

 「だが、断る( ̄ー+ ̄)キラリ」

っていってやりました。

いやね、あんまり言いたくないんですけど、勧誘の女の子があんまり可愛くなかったんですよ・・・・・orz

そりゃあですねボクだって人のことをとやかく言えるような顔面はしていませんよ、それでも言わざるを得ないくらいに可愛くなかった。
あれじゃ契約は取れないと思います。っていうかこんなところでwi-fiの契約取ってる暇があったら婚約でも取り付けるのに精を出したほうがいいと思います。

ってことでe-Mobileは選考基準に達していなかったために敢え無く落選となりました。
そうは言っても契約しないことには通信できないわけですから他を当たるしかありません。

そう思って歩いているとめちゃくちゃ可愛い子がいるじゃないですか!?
どれくらい可愛いかといいますと、浜崎あゆみと安部なつみと篠原涼子と板野友美を混ぜて混ぜて最後にaikoエッセンスを加えたような可愛さと言えば伝わりますか??
うん、aikoはいらないなaikoは。

そんな感じのドストライク!!ボクの脳髄のピンク色な部分にビビンとくるような娘さんが勧誘をしているじゃありませんか!!
きっとあの娘は家にアル中の父親がいて、稼いでも稼いでもお酒に消えてしまっている生活の中それでも父親に酒を買ってこいといわれて、今日中に契約が取れないと大変なことになるに違いありません。

そこに救世主であるボクが登場ですよ。

 ボク「すまんが、wi-fiの契約をとりたいんだが?」

 娘「契約ですか!?ありがとうございます!!」
  「料金プランなどはお決まりでしょうか??」

 ボク「うむ、年間パスポートで使い放題のプランを考えているんだがね」

 娘「ね、年間契約の使い放題ですかっ!!?」

 ボク「更に、公衆無線LAN使用とお客様有料サポートのオプションもつけてもらおうか」

 娘「ひぃ、公衆無線LANに、お、お客様サポートまで・・・・・・」

 ボク「うむ、わしのために精一杯仕えてもらうぞよ」
 娘「ご主人様素敵!抱いて!!

ってなことが容易に想像できるじゃないですか??
この時点で既にこの娘との年間契約は締結したも同じなのですがこんなところで手を緩めるのは経験の少ない若造がすることです。
ボクのような熟練のジェントルメンは勝機を見つけたら手を緩めずに果敢に攻めます。

 ボク「あぁ、ちなみに端末代金は現金一括で支払わせてもらおうか。」

 娘「あ、すみませんクレジットカード以外は契約できないんですよ~」

 ボク「・・・・・・はい??

なんですか、これは一体何なんですか??クレジットカード以外は契約できない??
ってことはクレジットカードを持っていないボクは契約できないとおっしゃられるか??
なんということでしょう、キャンペーン中につき新規契約はクレジットカード決済のみとかほざいてやがります。


ホント百年の恋も醒めた様な気分ですよ。

 ボク「いや、あのクレジットカードはもってないんですけどなんとかなりませんか??」

なんてね、クレジットカード以外はダメだって言っているにも関らすクレジットカード以外じゃダメか?なんて、こんなのねはっきり言って要介護者レベルの発言ですよ。

そしたらこの娘っ子とんでもないことを言い出しやがりましたよ

 娘「あ、でしたら直ぐ向かいのコーナーでヨドバシカメラのクレジットカードを発行している場所があるのであちらでお作りいただければ直ぐにでも契約できますよ♪」

なんてね。一発ヤリ終わってすっきりした後みたいな顔しやがってからに言うわけですわ。
なかったら作ればいいなんて、子供でも分かるような理屈を絶頂迎えた後のような艶のある顔しやがってからに言うわけですよ。

契約にかこつけてクレジットカードを作らせようなんて、悪魔の手先か貴様は!!

クレジットカードなんていうものは現代のパンドラの箱なんですよ。禁断の最終兵器なわけですよ。
あんなもん浪費家ランキングで帝王の如くTOPに君臨し続けるボクがもったら最後ですよ。
カード発行の1ヵ月後には弁護士とこんにちわですからね。つまるところカードを発行する時というのは法廷に立つ覚悟が出来たときと同義なんですよ。

ホントにねどうなってるんだ一体。
現金よりクレジットカードのほうが強いなんて、世の中の行政に不安を感じますよね。

まぁ、そんなこんなであの娘とボクは縁がなかったということでその場は泣く泣く別れたんですけど、それくらいで諦める浬さんではありません。

家に帰ってから色々と調べてみた結果、ヨドバシカメラはキャンペーン中で端末代金\1をやってたものですからクレジット以外はノーサンキューみたいなんですね。
WiMaxのオンライン契約では、普通に口座引き落としが選択できますし端末代金も\2,800しか掛かりません。

しかも、契約完了後に商品券\3,000分がつくってことですからトータル的にはこちらのほうがお得です。

そんなわけでオンラインにて直接WiMaxと契約を行い、無事にポータブルアクポを手に入れました。


ククク・・・・・・これでいつでもどこでも使い放題繋ぎ放題だぜ!!
駅のホームで電車の中で、はたまたトイレの中でも繋ぎ放題!!!



くぅぅ~、バンバン!!(机を叩く音)

ってことでレナさんがポータブルアクポを手に入れてからの使用履歴を並べてみると

 火曜日 行きの電車:寝る
     帰りの電車:寝る
 水曜日 行きの電車:寝る
     帰りの電車:寝る
 木曜日 行きの電車:寝る
     帰りの電車:寝る
 金曜日 行きの電車:寝る
     帰りの電車:寝る




・・・・・アレ??全然使ってないよ・・・・・・???


よくよく考えてみたら普段の出退勤の電車はそもそも30分くらいしか乗ってないし、90%の確立で座れるんで常にお寝むな状態です。


なんだよ、AndroidもWiMaxも使えねえな!! ( ゚3゚) ∵ペッ


今日の教訓
 お金はボクを裏切らない
 ボクはお金を裏切らない
 だけど、お金はボクをダメにする



皆様
おはようございます こんにちわ こんばんわ
LENNETHです☆


つ~ことであまりに長すぎたんでこちらでも二つに分けました(*´ω`*)

っていうか2年前の私はいったい何を書いてるんだ^q^



でわでわ 続きはこちらから♪


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はい、そんなこんなで10000文字オーバーという神をも恐れぬテロ日記を執筆してしまったためただでさえ2夜連続というトンデモ更新なところに追い討ちかけるかのように更新数は3本という異常事態。

デモまぁ、別にイイか、どうせ読むのはボクじゃないしってなことで【後編】の始まり始まり~♪

→【前編】
http://ameblo.jp/lenneth-666/entry-11782469889.html

前編であそこまで熱くってか暑く語っておいてなんなんですけどこの際腹痛はどうででもよくてですね実際問題ボクを悩ませているのはもう一つの悪魔である歯痛の方なんですね。これがもうどうにも止まらない。山本リンダがダース単位で歌ってるんじゃねぇかってくらいにどうにも止まらない。ホントにもう誰かと☆め☆てってくらいに止まらない。


この歯痛ってやつは本当にどうにもならなくてですね腹痛みたいに自己解決の方法がありません。それでいて痛みのレベルは腹痛の比じゃないってんですから驚きです。実はですね歯痛は人を狂わせるっていう統計がありまして、歯の痛みを患っている人は健常者に比べて300%程凶暴になるというのが最近の研究で判明しております。


これはあまりの歯の痛みによって潜在的に眠っていた生来の凶暴性が呼び起こされるもので、普段温厚で通っている人ほどその隠された凶暴性は物凄いようです。純粋で穏やかなココロを持ちながらも激しい痛みによって凶暴性が開花してしまった人の中には髪の毛が金髪で逆毛になるという怪奇現象も確認されているくらいです。嘘です。

まぁ、それくらい歯痛ってのはとんでもないものだということが分かってくれればボクとしては御の字なんですけど、それはそうとして猛烈に歯が痛い。腹痛の痛みっていうのはやんちゃな一寸法師が暴れているって表現しましたけど、歯の痛みっていう奴はどうにもこうにも適切な表現が見当たらない。それでも敢えて言うとしたら破瓜の痛みに近いものがあるといえば伝わる人には伝わるでしょうか??少なくともボクには伝わりませんけどね。

そのような桁外れの痛みのせいで全く眠れなかったボクは仕方なしに歯医者に行くから遅れますと会社に連絡を入れて一目散に歯医者に向かいました。歯医者というのは店にもよるかもしれませんが大体8:30~9:30くらいから始まるところが多い。ボクが訪れた歯医者もご多分にもれずに9:30から診察開始という歯医者でした。その歯医者の前で8:00の時点で仁王立ち。途中親切なおばあさんに「診察は9:30からですよ?」などとアドバイスを受けてしまうくらいに仁王立ち。

あのですね、アドバイスは嬉しいですよ。この世知辛い世の中でボクみたいなアナーキストを捉まえて親切にも忠告してくれるそのココロにはホントに頭が下がります。涙が止まりません。まぁ、実際は歯が痛いから涙が止まらないんだけどな。


でもちょっと待ってもらいたい。これを美談だと思うのは時期尚早だと言ってやりたい。皆さんも歯医者に行ったことがあるはずですから知っていると思いますけど、ってかまぁ歯医者に限らず病院というものは診察時間を結構デカデカと張り出しているものなんですね。考えてみれば当たり前です。どうしてもどーうしても夜中に突然キュウリが必要になって仕方がなくなって八百屋に走ったんですけど営業時間外で店はclosed。でも別にキュウリぐらい食えなくても人間死ぬわけじゃありませんし、大体からして食べるつもりだったかも怪しいものですよね、夜中に突然キュウリって、キュウリて!?

でも夜中に突然子供が熱を出したりしたらどうしますか??熱を出さないまでもいきなり血反吐とか吐いたらどうしますか??そりゃあ病院に連れて行くじゃないですか??どんな犠牲を払ってでも、女子供くらいなら跳ね飛ばすぜ!くらいの勢いで病院に連れ行くじゃないですか??でも病院だって営業時間というものがあるから夜中に行った所で空いてるわけがない。


ね?キュウリなら我慢できるけど流石に子供の命がかかっていたらそういうわけにはいかないじゃないですか??とはいえ医者といえでも超人ではありませんから24時間365日働いてなんていられません。だからといって急病人に無駄足を踏ませるわけにもいきませんってことで営業時間ってか診察時間がデカデカと書かれているんですよ。

ボクの行った歯医者もビルの看板にでっかく診察時間が書いてあります。それよりもなによりもボクが仁王立ちしている入り口にもデカデカと書いてあります。いやな、これだけ書いてあったら診察時間が9:30からだってことくらいわかってるっちゅーねん。分かってはいてもどうにも止まらない歯の痛みに耐えかねて耐えかねて、家にいると色々と壊してしまいそうなものですから朝も早よから並んでしまう心理学。正に乙女の心理学ってなもんですよ。

それをこのクサレババァ・・・・・・・・あわわ、この親切なご老人はまるで子供に諭すように優しく教えてくれるじゃありませんか。あのな、世間じゃA級戦犯だのエロテロリストだの言われているボクでもあんたみたいな生き仏からみたらそりゃあ子供みたいなもんだろうよ。ってか確実にあんたの子供よりはボクのほうが若いだろうよ。だからといって目の前に書いてある診察時間をわざわざボクに言うのはいかがなものでしょうか??全くどんな嫌がらせですか!?ヽ(`Д´)ノプンプン

そんなこんなで留まることを知らない歯痛に耐えること1時間半、ついに歯医者のドアがオープンしました。なんか板野友美似の可愛い歯科衛生士さんが迎えいれてくれました。ってかこの歯科衛生士も実際に治療してくれた歯科医も出勤する時にドアの前で仁王立ちしているボクと逢ってるんですけどね。それなのに時間ぴったりになるまでドアを開けない根性は天晴れというしかない。

やっとドアが開いたものですからそのままその板野似の歯科衛生士をレ○プしそうな勢いで中に雪崩れ込んで保険証を提出します。その後は初来院ということで診察券を作るためになんか知りませんけどアレやらこれやらにに記入しろとか言ってきやがります。


あのな、アホかとバカかと言いたい。


流石のレナさんもこれには辟易するしかありませんでした。見てたろ?ボクがドアの前に仁王立ちして痛そうにほっぺたを押さえていた姿を貴様は目撃してたろ??だというのに時間ぴったりまで診察開始しないわ、開始したら開始したで診察券を作るのが先だと??

「グルアアァァァァァァ、ふざけんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!」


と叫び狂ってこの板野似のってかメンドイから板野でいいですよね、板野で。この板野を○イプしてやろうかと思ったんですけど、やっぱりそういうのって社会人としてどうかと思う行為じゃないですか??ボクはもう立派な成人で前科とか普通についちゃう身の上ですからそういうのってよろしくないじゃないですか??


それよりなによりこいつらにはこれから治療をしてもらわないといけないわけですから下手に出るしかないじゃないですか??あんまり強気な態度をとって手抜き治療とかされたら目も当てられないじゃないですか??ドリルで歯茎とか削られたら洒落にならないじゃないですか??

なもんですから片手でホッペタを抑えながら登録用紙に記入して提出したんですね、そしたらあーたこの板野がってかメンドイから友美でしいですよね、友美で。この友美がまたまたとんでもないことを言いやがるじゃありませんか。「予約の方がいらっしゃいますから、そちらが終わりましたらお呼びしますのであちらにおかけになってお待ちください♪」みたいなね。



えぇと、ちょっと何言ってるかわからないですね。ハハ、予約がいるからここで待てなんて、ハハハ、何言ってるんですかねこの東洋人は、ハハハハ・・・・・・・・・・・・・・・・。



って、ちょっと待ってみようか!?



え?なになに?予約がいるからボクは後回しにするとか、何言ってくれちゃってるのこの姉ちゃんは!!アレか?貴様は俺様のドリルで不妊治療されたいのか??そういうことなのか?FA??

「グルアアァァァァァァ、ふざけんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!」
と叫び狂ってこの板野似のってかメンドイから板(ry

もうね全く理解できなかったんですけど予約というか歯医者にリザーブなんて入れやがっていた輩がいるらしくてですねそいつの治療が終わるまで待てとか言いやがるんですよ。っていうか今この待合室にはボクしかいませんからね、その予約者は、リザーバーは遅刻ですよ遅刻。そんなね約束の時間に遅刻するような社会の屑は放っておけばいいんですよ。


そんなことを思ってるとガーとかいってドアが開いて誰か入ってきやがるじゃないですか??ほほぅ、貴様がそのリザーバーか??なんてテロップ背負いながら振り向くじゃありませんか・・・・・・その瞬間ですよ、震撼したね。間違いなく全米が震撼したね。

いやね、扉開けて入って来たのはあのババァ・・・もといご老人なんですよ。そうですよ、ボクに診察は9:30からだよなどという善行を施す振りして辱めてくれたあのババァ・・・じゃなくてご老人じゃあーりませんか。そうかそうかそういうことかこのクサレババァめ、やってくれるじゃなえか。


ボクがドアの前で仁王立ちしてるのを見て取ったうえでさり気に電話予約して一歩先を行きおったか。まぁね、確かにですね、9:00頃ですかね?友美が出勤して恐らくは中で準備してるかもしくは歯科医とまぐわってるかしてる時に受付の電話が鳴ってましたよ。あれか、あの電話か??なんてことでしょう、やってくれやがりましたよこのババァは!!まるでボクを嘲笑うかのように電話一本で鮮やかにリザーブ決めこんでくれやがりましたよ。

人間ってホントに怒ってるときって無口になるんですよね、無口になって碇しか沸いてこないんですよね。はっきり言ってこの時のボクが正にその状態でした。開いた口が塞がらないというか実際は歯が痛くて塞がらないんですけど、このババァが後40年若かったら本気でレイ○してたと思います。それくらいにボクの怒りはMAXハートでした。ハートキャッチプリキュアなんて可愛らしいものではなくて、ホントにハート(心臓)をキャッチ(握りつぶ)してやろうかと思いました。

そんなボクの思いを知ってか知らずか知りませんけど、このババァはボクを見て「んまっ」みたいな顔しやがってですねなんか友美とゴニョゴニョしてやがるんですよ。あのな、そんなことしてないでさっさと治療されて来いと言ってやりたい。アレだろどうせもう総入れ歯なもんだから取り外してキュキュッとやるだけで済むんだろ??アホか!そんなもん家でやれ家で!!ポリデントくらい冥土の土産に買ってやるから家でやれ!!!ってなことを考えてたらなんか様子がおかしいじゃありませんか。なんか友美が首をプルプル横に振ってる隣でババァがペコペコ頭下げてるんですよ。なんだありゃ?

ババァ「入れ歯は、入れ歯だけは堪忍してつかーさい。これこの通りです。後生です。」


友美「無理ですよ~おばあちゃん。入れ歯にするか首挿げ替えるかいないともう治りませんって」

みたいなやりとりでもしてんのか??そんなんどっちでもいいじゃないですか。ってかこの際アンドロメダまで行って機械のカラダにでもしてきやがれ!!なんて思ってたら友美がこっちに近づいてくるじゃありませんか。何だ貴様は?ついにボクの自慢の海軍仕込みのドリルの餌食になりにきたのか??って言おうと思ったら

友美「あのですね、おばあさんが自分より先にあなたの治療をしてあげてくださいって言ってるんですよ。」
ボク「え??」


友美「朝早くから待たれていたのを見ていたみたいで、自分は定期健診だけだから先にあなたを診てあげてくださいって言うんです。」


友美「ですので、あなたさえ良ければ先に治療させていただきますがどうしますか??」

いやいやいやいやいや、なんですかこれは?なんなんですか??


え?お婆様、あなたはもしや女神様ですか??


この殺伐とした世界に降臨なされた天使様ですか???


もう大チュキおばあちゃん( ・3・)チュチュ


誰だ、冥土の土産だのポリデントだの言いやがったのは!!


ここに連れて来い!!力いっぱいぶん殴ってやるから!!!ヽ(`Д´)ノプンプン ←最低


とまぁそんな神の奇跡としか言いようのないファインプレーを受けて早速治療台に座ったんですけど、現れた歯科医がこれまた酷かった。流石は患者がドアの前にいるのにも関わらずに時間まで診察を開始しなかっただけあって肝が座ってやがります。

何か歯科医って奴はどいつもこいつも量産コピーされたようなサクみたいな連中でして、「今日はどうされましたか~?」なんて聞いてくるんですよね。貴様はアホか!!歯が痛いから来たに決まってるだろうが!!それくらい阿吽の呼吸で読み取って欲しいものです。ってかいい年した大人がホッペタ抑えて半泣きしてる時点でそれくらい察して欲しい。

んでもっていざ治療が始まったと思ったらお決まりのツンツン攻撃ですよ。ツンツン攻撃。「痛いのはココですか~」とか言いやがってからにピンポイントで痛む歯をツンツンしてきやがるんですよ。痛い歯はここですか?って、もう狙ってるやん。完璧に痛いって分かった上でツンツンしてるやん。確信犯やん。


そんな世が世ならこの時点で切り捨てられても文句も言えないような仕打ちを受けた後はレントゲンをとるからとか移動しろみたいなこと言われましてね、グィ~ンってな感じで診察台がせりあがるんですけど、いやね、なんかコードが首にめり込むのさ。ビヨ~ンってな感じで伸びてるコードの先を歯科医の野郎がつかんでるものですから見事にボクの首にめり込むんですよ。そりゃあもう。「ウググググググ~」みたいなね。はっきり言ってやる気を感じましたね。歯科医の【殺る】気をビンビンに感じましたね。痛む歯を蹂躙されてその上首絞めですからね。もういっそ殺せと思いましたからね、ホント。

そんなこんなでレントゲンを撮り終わって診察台に戻ってきたら何か見事に神経までいっちゃってるみたいで神経をとるみたいなことを言ってるんですよ。まぁ、別にボクは自他共に認めるMr無神経ですから今更歯の神経の一つや二つなくなったってかまいやしません。


それでこの痛みから解放されるならとっととやってくれって感じでお願いしたら何か小型注射器みたいなもん取り出して麻酔するとかいいだすんですね。まぁ、確かに神経なんてもんを抉り取ろうってくらいですから麻酔しないとやってられませんよね?ってことで歯茎に注射などという中世ヨーロッパの拷問みたいな目にあいまして「じゃあ、痛みもなくなったと思いますので治療始めますね」ときたもんだ。

いや、あの、全然麻酔効いてないんですけど。

まだまだ痛み全開なんですけど。


「痛かったら左手挙げてくださいね~」とか言いやがるもんですからその瞬間にバッと手を挙げてやりましたよ、えぇ。なんか歯科医は「え??」みたいな顔してまして、え?じゃないだろうと。全然麻酔が効いてなくて痛いんだってば。そんなボクの必死の訴えを受けて「それじゃあ麻酔追加しますね~」とかなんとか言って再び歯茎に注射という拷問プレイ。あれか?ここはそういう趣味の店かと疑いたくなるような流れで治療が行われました。

まぁ、その後は無事に麻酔が聞いたものですから虫歯を削られても神経を抉られてもドンと来いってなもんですわ。そんなこんなで治療も無事に終わってそれでも後2~3回はこないといけないみたいで、受付のところで友美と「今度は何時にしますか~」みたいなね、もうそんなにボクに逢いたいんですかこの子猫ちゃんはってな感じでまるでデートの約束してるみたいだな~とか思ってたら、ボクに順番を譲ってくれたお婆様が「痛いのなくなってよかったね~」とかなんとかまるで孫をあやすような感じで言ってくるじゃありませんか。


そこはボクも紳士ですから、っていうかもうこのお婆様になら抱かれてもいいくらいに感謝感激だったボクはニコッといつもの5割り増しくらいの男前な笑顔をプレゼントしておきました。多分あのお婆様はボクに惚れたと思います。ついでに友美も惚れたと思います。


ってことでしてレナさんの闘病日記もこれで終わりとなるわけですが、そもそも前回治療してもらった歯医者と同じところに行けば診察券とかなんとか要らなかったんじゃないの??とか思ったそこのあなた!!あなたはまだまだ考えたりません。全然足りません。

いいですか?ボクは前回の治療後も少なくとも後2回はお呼ばれしてた所を「別にもう痛くないし、行くのメンドイし、もうブッチしちゃえばいいや、ヒャッホーイ」ってな感じで治療放棄した程の男ですよ。どの面下げて別の歯が虫歯になりましたなんて言えるっていうんですか??そんなこと口が裂けても言えない、


ホント、ダメ、ゼッタイ。

ってなわけで新しい歯医者に行かざるをえなかったわけですわ。そんなわけですから今度こそちゃんと完治するまで通院して、通院後も友美をハートキャッチして海軍仕込みのドリル芸を見せ付けるまで更に通い続けようと思います。



ってけ海軍仕込みのドリル芸ってなんやねん。