労働生産性と効率主義
最近、某メンタリストさんの動画を見る機会があって(今更)。名前だけ知ってたけど、どういう人かは実は全く知らなかった。メンタリストってこういう仕事なのか?( ㆀ)?労働生産性のない人間を無価値な者とする思想に、それは倫理的におかしいだろ、という反論が彼の意見をちゃんと否定出来てるのかイマイチ分からない。上手く言えないけども、その反論の仕方だと、労働生産性がない者を役に立たないお荷物だと受け入れている上で議論が進んでいる気がするから。そうではなくて、なんでお荷物を守らねばいけないのか、何が彼らをお荷物みなすのか、といった発想がどこから出てきたのかを考える必要があるのかもしれない。で、その発想の源は多分、近代以降に現れた生産性重視、効率重視の思想なんだろうと思う。だとしたら、労働生産性重視、効率重視の近代以降の産物にすぎないこの考え方を、普遍的な真理として見るこの見方を否定するところから始めないといけない。あと、税金云々については、全ての政策は国民の幸福度を上げることが目的とされるべきだから、そういう方々に投資されるのは極めて真っ当な使い方ではあるな。