こんにちは! 弘記です。

今日も、みなさんの役に立つ話、面白い話をお送りします。


今日のテーマは

「  " 旨いモノ ” はガンのエサ 」

という話。


ただいま、「ガンの真実」というタイトルの
外国のドキュメンタリーを見ています。

オンラインで限定的に配信されていて
字幕もないので、あまり紹介もできないのですが
ちょこちょこ、そこで得た面白い話を
シェアさせてもらいます。

「肉と砂糖がガンのエサ」であるという話を
先日させてもらいました。

今日はさらにそれを深めた話をさせてもらいます。

砂糖がガンのエサであるというのは
単純に食品(添加物)としての白砂糖だけでなく
糖質全般なわけです。

しっかり消化吸収され、適切な
栄養バランスで食べて、使い切っているうちは
いいんですが、それが過剰になり
他の要因と重なるとガンになっていきます。

糖質、炭水化物は人間が活動するうえで
必要不可欠な栄養の一つです。
なので、全くとらないという選択は
あまりお勧めできません。

ポイントは適切な栄養バランスと
腹八分目=適量の糖質です。

別の投稿でもお話しましたが
まず、適切に消化吸収できることが
大前提で、そのためには適切な調理法や食べ方

をする必要があります。


と言ってモノを正しく学ばなければいけないですが。

加えて、糖質を完全燃焼できるように
必要な栄養が揃っているか

必要な栄養をしっかりととっているか

 

つまり、栄養バランスが良いかが

ポイントになってきます。

そういう意味で、玄米や未精白の雑穀
全粒粉と言った食品は栄養バランスが良く

非常に有効な食品なんです。

ただし、そういった食品でも正しく調理して
よく噛むという事をしなければ、結果は
長期的に見て、精白穀物を食べているときと
大差ありません。多少なりともましではありますが。


そして、もう一つの要素。肉です。

これは、厳密には

「たんぱく質がガンのエサである」

という事です。

もっと言うなら、「アミノ酸」がガンのエサ
なんですが、アミノ酸とは何か?というと
たんぱく質を分解してできる、いわゆる旨味成分です。

この「アミノ酸」はガンにとっては
砂糖よりも良い餌となるようです。

砂糖はガンのエサになるだけですが
アミノ酸は餌になるだけでなく

ガンの増殖を加速させる作用があるという話を
動画の中で学者の先生がおっしゃってました。

言うたら、これは動物性、植物性に限らず
たんぱく質、アミノ酸がガンのエサで増幅材に
なるという話なんです。

たんぱく質が非常に濃縮され、濃い形で

含まれているのが動物性食品です。

 

そもそも、動物性食品はバランスの悪い

食品と言わざる終えない。

 

一般的にはたんぱく質がバランスよく含まれ

吸収が良いのが動物性食品と言われます。

 

それは当然の話で、動物と人間の体は

構造的にもバランス的にもそれなりに違いはあるけれど

同じ生き物であり、動物だから組成はある程度似ている。

 

だからこそ、人間の組成に近い

人間に必要な栄養バランスに近い栄養が含まれている。
じゃあ、なぜ、バランスが悪いと僕が言うのか?

 

それは、人間の体の栄養処理能力を超える

栄養が一度に入るからです。動物性食品の欠点は

その吸収の良さと豊富な栄養にあります。

 

一般的に動物性食品メリットと言われる

吸収の良さと豊富な栄養(正確には濃縮された栄養)が

実はデメリットであったという話です。

 

動物性食品は良くも悪くも「濃い」んです。

 

同じ量の栄養でも濃縮されて吸収が良いものと

分散して、ゆっくり吸収されるものとでは

体に与える影響は全然違います。

 

ゆっくり吸収されれば、体の栄養処理能力が

十分に対応できるため、無駄なく栄養を活用し

体に対する負担も少なくて済みます。

 

動物性のように吸収の良い濃い栄養が入れば

短時間で一度に栄養が補給されます。

栄養失調の人にとってはこんなにありがたい

栄養はありません。

 

古来より、動物性食品は滋養強壮薬として

大いに重宝してきました。

ですが、栄養失調でない普通の人にとっては

過剰な栄養になってしまうんです。

 

一度に処理できる能力はある程度、決まっています。

短時間に一度で処理できない栄養は

どうなるのか?というと、体内で酸化したり

排泄されたりすることになります。

 

酸化、排泄の一部がガンとして体内に蓄積されます。


一方、植物性タンパク質は大豆や大豆製品に

多く、実は動物性食品よりも含有量自体は多かったり

しますが、動物性のように濃縮されておらず

吸収は緩やかです。

 

現代で大豆や大豆製品を多量にとる人は
少ないと思うので、植物性タンパク質を

多少多くとっても、それほど問題になることはなく

現実的に問題となるのは動物性の食品なわけです。

ただし、ベジタリアンで大豆製品、およびグルテンなどの
麦由来たんぱく質をとりすぎる傾向に
ある人は、そういう人も要注意です。

ここでも、砂糖と同様に問題となるのは
適切に消化吸収し、消費しきるという所です。
過剰にさえならなければ、何ら問題はないんです。

そして、適切な栄養バランスで食べて
たんぱく質を適切に代謝する必要があります。

こと、たんぱく質に関しては

” 適切なバランスで適量食べる(できるだけ植物性) ”

というのが、ポイントです。

栄養バランスが崩れていると
たくさんの肉を食べないと栄養失調になります。

バランスが崩れているということは

一部の栄養が不足しているということで

不足している栄養を補おうと食欲がわきます。

(ただし、胃腸の弱い人はそもそも小食ですが)

そして、足りない栄養を補おうと

食べ過ぎてしまい、結果的に一部の栄養

特に糖質、タンパク質、脂質が過剰になる傾向が

あるのが現代人の食生活です。

 

いかに栄養バランスというモノが
大事かがこの話から分かると思います。
バランスが悪いと体に必要な栄養を取るのに
多量に食べる必要があり

そして、多量に食べると一部の栄養は
過剰になって体を壊し、ガンやその他の病気になる。

ということです。

バランスのとれた食事であれば
少量でいいんです。

それは、ぼくがマクロビオティックを実践しながら
体感的にも確信できるところです。

バランスが良い食事をしているときは
少量の食事で満足できるし、お腹が空かないんです。

若い人に関しても、若いからたくさん食べる必要がある
というのも、単に年配の人より少し必要な
栄養が多いというのと、消化器系が比較的
元気だからたくさん食べれてしまうというだけで

決してたくさん食べる事がいいわけではないです。


さて、たんぱく質にしても糖質にしても
「栄養バランス」と「適量食べる」がポイントなのは
分かってくれたと思います。

どのくらいが適量なのか?

というのは個々人で、そして、その時と場合によって
全然変わってくるので自分で自分の適量を
学びながら探っていく必要があります。

ぼくの調理教室では、その適量がどのくらいか?
を見分けるための方法を体感的に伝えるとともに
訓練してもらっています。

サポートはしますが、こればかりは
どうにかして自分で体得するしかないです。


これだけでもかなりの重要な情報ですが
ここで、もう一つ、すごく重要な話をします。

それは「たんぱく質」に関してです。


たんぱく質にはさらに良くない話があります。

それは「アミノ酸」の害です。
アミノ酸は先ほども話した通り旨味成分です。
これがあると人は美味しいと感じます。

それゆえに、ある会社は旨味成分である
アミノ酸だけを抽出して、食品添加物
ひいては調味料として売り出しました。

アミノ酸、うま味調味料というのは
ほとんどすべての加工食品に入っています。
場合によってはお菓子にも入ってます。

自然な食品の中にもアミノ酸は含まれていますが
自然の食品の中に自然に含まれている
アミノ酸は過剰にならないよう
アミノ酸が適切に代謝できるように
必要な栄養を同じ食品中に持っています。

もしくは、他の食品と組み合わせることで
適切に代謝できるようになっています。

主に野菜類とアミノ酸を合わせると
適切に代謝できるわけですが

このアミノ酸を外部から調味料で
添加してしまうと、見事に栄養バランスを崩すし
そのバランスを人工的にうまくとるなんてことは
ほとんど不可能に近いことなんです。

そもそも、バランスをとろうなんて試みを
していないという話もありますが。


アミノ酸と白砂糖、これが現代日本の食事の
美味しさの大半を創り出していて
この二つを使えば、どんなに料理が下手でも
そこそこに美味しい料理になってしまう

まさに魔法の調味料なわけです。

だから、一般的に外食や加工食品では
ほぼ100%使うと言ってもいいくらい
使われているんです。

砂糖やアミノ酸が全く入っていない加工品を
日本で探すのは難しいです。


そして、このアミノ酸はガンのエサとなり
がん細胞を加速的に増やす働きをするわけです。

しかも、アミノ酸と砂糖は中毒性があり
また、食欲増進効果もあり、摂取量は
相乗的に増えてしまうという性質まであります。

一度、食べたら運の尽き。
なかなか止められません。

言うなれば、今の日本は「1億 総薬物中毒」なわけです。


このアミノ酸がどんな食品に含まれているか?

ほぼすべての工業的に作られた調味料
(醤油、味噌、マヨネーズ、ケチャップ
ソース、ポン酢、めんつゆ、出汁の素 などなど)

おせんべいやスナック菓子系全般

ほとんどすべてのお惣菜や加工食品

などなど。


とにかく、加工食品であれば
ほとんど全部と言っていいです。

一部、手作りでそういったモノを添加してない
モノもあるかと思いますが、非常にまれです。

手作りでも、必ずと言っていいほど
一般的なアミノ酸の入った調味料で
作って売っていますから。


また、天然のモノであっても
鰹節や煮干しなどの出汁も多量の
アミノ酸を含む食品であることには
変わりないので、多用すべきではないと思います。

そういった出汁類は少量使い

野菜の素材を味を活かして
上品な味に仕上げるのがいいと思います。


現代では料理をしない人が増え
また、料理の仕方を知らない人も増えてしまいました。

そんな人が手軽に料理を美味しくするには
砂糖やアミノ酸調味料に頼るしかないんです。

ですが、料理の仕方さえ知っていれば
そんなものに頼らなくても美味しい料理が作れるんです。

その調理のコツを、ぼくは調理教室で教えています。

非常に簡単な方法です。
普通に料理するより簡単かもしれません。

そのコツを知れば、使う調味料はシンプルになり
量も減り、さらに添加物を使った料理よりも
全然美味しくなります^^


そのコツとは塩の使い方です。
本当に簡単です。ちょっとしたことです。



今日も、陰陽の知恵を学んでいただき、ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。


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