さきほど、かっぱ~ず(ピグ内のコミュニティー)の部長と散髪屋について話してて、
色々と思い出したのでブログに書きます。
かなり前の話なのだけれど、
オーストラリアに住んでいた頃の話。
その時も今と変わらず貧乏な生活をしていました。
まぁ、その時の方が極貧生活をしていたのだけどね。
唯一の贅沢といえば、以前の記事で紹介したディルマのティーを飲むことです。
(その時の記事→こちら )
当然、レンは髪の毛がのびるのも早く、月1ぐらいのペースで理容室に行くわけで・・・
当時のシドニーのシティエリアには中東系の理容室が多く、値段も安かったんですね。
だいたい8ドル(当時のレートで600円程度)で髪の毛を切ってもらえるのだから、
そこに行くしかなかったんですよね。
日本人経営の美容室に行くと、50ドル~60ドル(だいたい5000円程度)とか取られたと
聞いたことがあったので貧乏学生をやっていたレンには無理な話でした。
結局通っていたのはイラン人が一人で経営する理容室だったのだ。
その理由は安くて学校の隣にあるということだ。
行くといつも同じ会話になる
「今日はどうする?」
というごっついイラン人の店員さんに対して、
『No.2 please』
という一言で最後まで仕上がるのであるwww
ちなみにNo.2とはバリカンの長さで、
No.1が一番短く、僕はちょい上げてNo.2なのである。
注意したいのだけど、海外でどこでも「No.2 please」が通ると考えてはいけません。
これはレンとそのイラン人の中での話である。
その日もいつも通りに注文して、
髪を切ってもらっていた。
するとラジオから不思議な音楽が鳴り、
急に店員さんが手を止めた。
そう
みなさん・・・わかるでしょう。
メッカに向かってのお祈りの時間になりました。
『!!!(髪の毛にクシが刺さったままなのに!!)』
急に地面に布を広げて、
お祈りが始まりました。
確実に言えるのは仕事中であっても宗教の事に関しては文句を言ってはいけないのである。
オーストラリアではそういったものは尊重される。
宗教上の理由で、ある一定の仕事ができないと言えば上司は強要しないし、
宗教上の集会だったり祭りだったり、そういったものがあるということで仕事を休むのは、
普通に認められるのだ。(今もそのはず)
日本では宗教上の理由で仕事が休めるかどうかは上司や業務によって違うし、
毎朝神棚に拝礼を強要する会社もある。
(↑これは会社命令でも許されない行為であり憲法違反かも)
まぁ、クシの刺さったレンは、イラン人のお祈りが終わるまで何もせずに座っている。
ちょっと想像してみてください。
髪の毛にクシの刺さった日本人が鏡に向かって座ってる後ろで、
地に頭をつけてお祈りをしているイラン人。
ガラス張りのお店ですよ!!
外から見たらどんな光景なんだろうか。
学校の隣ということで学生がめっちゃ通ってるんですよ!!
どのぐらい時間が経ったかはわからないけど、
とにかくお祈りが終わると何事もなかったのごとく普通に仕事に戻る。
日本なら
「大変お待たせしました」
とか
「申し訳ありませんでした」
という言葉が発せられそうだが、
当然、そういった言葉はないのだ。
悪いことをしてるという認識はないし、謝る理由がないのである。
日本の感覚だったら、人を待たせてしまったという思いが出てくるけど、
国が変われば、宗教の事は仕方のないことだということなのだろう。
日本ではあまり経験できないことですねwww
ちなみにこの日の散髪後、バリカンを入れた場所がめちゃくちゃヒリヒリしててかゆいし、
クシが刺さっていた髪の毛もめっちゃ引っ張られてて、なんか痛かったのを覚えてる。
お祈りはかまわないけど、クシを取るぐらいだけはしてほしかった。
