日付が変わって、一昨日、

第3回レナムレ・コンサートが終了しました。


1部 J.S.バッハ”コーヒー・カンタータ”

2部 G.プッチーニ”ジャンニ・スキッキ”


2部の途中で字幕が消えてしまうという

大変なトラブルがありました。

原因はPCのバッテリ切れという

あってはならないミスでした。

ご来場のお客様には大変なご迷惑を

おかけしました。

この場を借りてお詫び申し上げます。


どちらの演目も色々な点で

難しい演目で皆が苦労しました。


その分、事務的なミスはあったものの

演奏はキャスト・音楽スタッフ全員が

賛辞に値するのではないでしょうか。


来て頂いたお客様、

本当にありがとうございました!


私個人としても、ジャンニ・スキッキは

ずっとずっとやりたかった役でしたし

自由学園明日館という素敵な会場で

歌えたこと、たくさんのお客様に

お越しいただいたこと、

本当にうれしいです。


団体としても、個人としても

まだまだ学ぶべきことはたくさんありますが

今回の公演を乗り越えたことは

とてもいい経験になりました。


次の企画もいくつか空想していますが

またどうぞご期待くださいますよう

お願い致します。


取り急ぎお礼まで…。



門間信樹



コーヒー・カンタータ GP
L'Enamouree Music の ブログ-カンタータ GP

終演後
L'Enamouree Music の ブログ-終演後

レナムレ・ミュージックが始まってもう3年経ちますが、

今回は初めて、オペラを上演します。


J.S.バッハのコーヒー・カンタータと

G.プッチーニのジャンニ・スキッキです。


カンタータの方は、オペラではありませんが

オペラ形式で上演します。


どうしてコーヒー・カンタータとジャンニ・スキッキなの?

と良く聞かれますが、

父娘の関係が面白く描かれています。


しかも、娘の方が主導権を持っているように

見える、その関係が、物語の筋に大きく影響するのです。


そしてどちらも、音楽が底抜けに楽しいのです!


秋の夜に、バロック音楽と20世紀のイタリアオペラが

どのように融合するか、どうぞお楽しみに。


そして会場が重要文化財であることにも注目です。


都心にある壮大なコンサートホールの様な

音響や、舞台はありませんが、

とても良い雰囲気の中に音楽が満ちていくのが

今からとても楽しみでなりません。




2010年9月22日(水)

19:00開演(18:30開場)

自由学園明日館講堂(池袋から徒歩5分)


《コーヒー・カンタータ》

松原典子 / Lischen

井口達 / Schlendrian

金沢青児 / Tenor


ジャンニ・スキッキ

門間信樹 / Gianni Schicchi

竹多倫子 / Lauretta

大川信之 / Rinuccio

安本ゆか / Zita

佐原壮也 / Betto

神林淳 / Gherardo

肥沼諒子 / Nella

堀恭華 / Gherardino

野村光洋 / Marco

山田文子 / Ciesca

ジョン・ハオ / Simone

土屋繁孝 / Spinelloccio

福士健太 / Amantio

荒木俊雅 / Pinellino

鈴木健之 / Guccio


柴田慎平 / Conductor


林正浩 / Piano




門間信樹

先月28日金曜日

目黒パーシモン大ホール


ハイドン作曲「不安な時代のミサ(ネルソン・ミサ)」

を演奏しました。

「不安な時代」というのは、ナポレオンがエジプト遠征の直後に

ネルソン率いるイギリス軍との海戦に敗れたという

不穏なざわめきからきているようです。

(「ネルソン・ミサ」という通称は後に付けられました。)



ハイドンは私にとって好きな作曲家のひとりです。

実は修士論文のテーマとして候補にも挙がっていました。

ハイドンの音楽ではなんと言っても「四季」が大好きです。

それまでのオラトリオでは考えられなかったであろう

自然で、どこまでも人間的な描写が

決して粗野ではなく、素朴に表現されていると感じていました。

ハイドン自身もこう言っているそうです。


 《天地創造》では出演者が天使であったが、

 《四季》には農民しかいない。


ハイドンのオラトリオを「合唱による輝かしい絵画」と

言う人もいます。


《四季》の一番好きな部分は序奏~第二曲へ

移行する部分です。(細かい趣味ですが)

序奏はいわゆる「厳しい冬」の描写。

そしてソリストが「厳しい冬が、遠くへ行ってしまう。

ごらん、南から春の訪れがやってくる。」

という部分から、合唱の

「おいで、のどかな春よ、神の恵みの春よ、おいで。」

とバトンタッチする部分の明るさと言ったら…!!

g-moll(ト短調)からG-dur(ト長調)へ

ドミナントをうまく利用しながら移行するあたり、

体がフっと暖かくなるような感覚になります。


似た感覚を「ネルソン・ミサ」でも感じました。

一曲目の「キリエ」から二曲目「グローリア」に移行する部分。

重々しいオスティナートと、鋭い不協和音

「不安な時代」を象徴するに相応しい表情の

d-moll(ニ短調)から、D-dur(ニ長調)になるところで

「おっ!春が来た!」と思ってしまいます。

重心の安定した和声に、決して装飾過多に陥らない、素朴な旋律。

しかし、明るさと輝きに満ちています。


どうしてもウィーン古典派三大作曲家の中では

モーツァルト、ベートーヴェンに圧され気味(?!)な

気がしてしまうハイドンですが、

今回またちょっと好きになってしまいました。

皆さんも、ハイドンの「絵画」、聴いてみてください(,,・ω・,,)ノ



一緒に歌ったソリストです♪

ソプラノ・本宮廉子さん、アルト・北條加奈さん、

テノール・鏡貴之さん

↓↓↓↓
L’Enamouree Music の ブログ


門間信樹

2008年春、レナムレ・ミュージックという団体を立ち上げてから1年半。

やっとブログを始めました。


レナムレは株式会社ではありません

音楽事務所でもありません


でも「レナムレ・ミュージック」という団体です。


 きっかけは「それぞれの出身地でコンサートを開催したい」という

 何のひねりもない提案から始まった企画でした。

 話し合いが進むにつれ、

 演奏をする意味、

 演奏家としてのアイデンティティ、

 社会的意義…。

 とにかく色々と議論を重ね、チャリティ・コンサートという形で

 演奏会をすることになりました。


これが、レナムレ・ミュージックの始まりです。


これから先どんな活動をしていくのか、

何も決まっていません

このブログだって、この先どうなるか分かりません。


どんなことを書いていくか決めてないのに始めるのって

どうなの

って思う人もいるかも知れません。

でも、まず始めてみないと分からないこともあるし、

始めてみてからものごとが進んだりすることもありますよね!!


始める」ということで何かを切り開けたら、と思っています。


というわけで、ちょっとずつ始めていきます。

少しずつ充実させていきます。


よろしくお願いします。あたたかく見守ってください(,,・_・,,)


門間信樹