こんにちは。
すっかり肌寒くなってきましたね。
今月の10日に、私は38歳になります。
かれこれ10年前ぐらいでしょうか。
友人と水族館に出かけていた時に、お付き合いしていた人からメールが来ました。
「ごめんなさい、別れます。」
突然でビックリしました。
水族館でイルカショーを見ていたけれど、全てが色あせて見えて
友人に「どうしよう?!」と話しました。
友人も自分のことで悩んでいて泣いていたので、私自身の失恋の悲しみは抑え
ずっと友人の相談に乗っていました。
彼に電話をしても会いたいとメールしても、「もう会いたくない」と一点張りで自分でいろんな理由を探して失恋したことを受け入れるしかありませんでした。
そのタイミングで別の友人が「報告したいこととお願いがあるから会いたい」と連絡をくれて、カフェで会うことになりました。
「私、結婚するの。結婚式出てくれる?」
彼女はそう言って、自分の彼といろんな場所にデートした写真を見せてくれました。
「私、失恋したばかりで悲しくて、他人の幸せを祝う気分じゃないけどな。。。こんな写真見せられて、正直辛いよ。」
と、思いましたが
それもなかったことにして抑えて
笑顔で「いいよ。」と言いました。
結婚式に出て、その時の自分精一杯の気持ちで彼女をお祝いしました。
帰りは、慣れない靴でかかとに豆ができて痛くて歩くのが大変でした。
なんだか悲しくて悲しくて。
「なんで私、幸せになれないんだろう?」
涙がこぼれてきました。
数年後、彼女がウチに遊びに来た際に
「結婚式の写真渡してなかった!」と写真をくれました。
「うわっ!私、すごい負のオーラが巻きついてる!!なんか悲しそう」
心の中で自分にツッコミました。
悲しそうな自分の顔を見て笑えてくる。
あの頃の自分にもしプレゼントできるのなら、私はこの本をプレゼントしたい。
失恋したことよりも
足にマメができて痛かったことよりも
大切な友達の幸せを
100%の気持ちでお祝いしてあげたかった
悲しみを押し殺してた自分に
「抑えなくていいよ。これからも幸せになれるし、彼と別れて良かったよ♬」
と言ってあげたい。
ネガティブで
自分なんて生きている価値はない
生きていては申し訳ない
幸せになれない
そんなふうに思いながら
自分なりに頑張って生きていたあの頃
こういう素敵な本と出会えていたら
もう少し何か変わったかもしれないあの頃
だけれども、こうも言える。
あの頃の自分が、今の自分にプレゼントしてくれたのかもしれない
いま、出会うことが私にとっての良きタイミングだったんだと思います。
あの頃の私、ありがとう。
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