標高:1051m (標高差560m) 歩行距離:6km 天候:晴れ 気温:15°
タイム&コース:3時間(登り90分+休憩30分+下り60分)
名栗げんきプラザ→展望台→武川岳頂上→前武川岳→山伏峠→名栗げんきプラザ
トイレ:名栗げんきプラザ
注意点:
① 急な登り(下り)& なだらかな登り(下り)で平坦な道がほとんどない
② 途中道幅が極端に狭い箇所がある
前日の夕方に雨が少し降り、また当日風が強そうだったので、予定していた三峰山から変更して埼玉県奥武蔵の武川岳にした。伊豆が岳や二子山と縦走して登る人が多く、この山だけに登る人は少ないかもしれない。時間的に2つ行くのは厳しいかもと判断し、武川岳に絞ることにした。
駐車場は第一と第二があり、第二が登山口に近いという情報があったのでそこへ車を停めた。駐車場の看板に「利用者は連絡して下さい」とあったので電話すると、「第二に近い登山口は前年の台風の影響で土砂崩れがあるので、名栗げんきプラザ受付横の登山口から登った方がよい」と教えてもらえた。早速車を第一駐車場へ移動し、準備を終えてプラザ受付へ向かった。
到着すると登山口という表示が特になく、どこだろう?と思い受付の方に尋ねると植え込みの間を入って展望台へ向かって歩くとのこと。道は他にないので、教えてもらった通りに登っていくと展望台へ行きついた。そこで武川岳への道標をみつけることができ、登山開始。
事前にルートをあまり見なかったのだが、ひたすら登りで平坦な道がほとんどない。急な登りとなだらかな登りが続き、息が切れる。おまけに道幅が極端に狭い箇所がいくつかあり、慎重に登らないといけなかった。ちょっとふらついたら何メートル落ちるだろうと思うと一気に緊張感が増す。枯れ葉の堆積した箇所は特に集中しないと危なかった。思ったより大変だなと途中から感じたが、スリルがあり、平坦な道をジグザグに登るよりも何倍も楽しかった。
登りが一段落したら、今度は急な下り。一応ロープはあるが、ロープに頼るよりも一人一人がゆっくり降りれば問題なさそうだった。先に一人が降り、ある程度まで降りたら次の人が降りる。確実に降りて、ほっとしたらまた登り。この日は晴れていて気温が高かったので、少し動いただけでも暑くなった。上着を脱ぎたかったが、風が吹くと寒かったので着たまま動くしかない。冬の登山は気温よりも風が寒い。特に風の影響を直に受ける頂上付近や切り立った場所は震える。低山で感じるのだから、高山だったらもっと厳しいだろうなあ。。。
あと30分位で頂上かなと思っていたら、もう頂上だった。最後にまた大変な登りということもなく、あっけなく着いた。ベンチは4つあり、2つは既に埋まっていた。腰掛けたら、すぐに後ろから来た人が座り全て埋まった。到着する人がその後も続いたが、みんなそこで数枚写真を撮ってどこかへ。二子山でも前武川岳でも休憩できるから大丈夫なのだろう。フリースを着こんで冷たい風に震えながら昼ご飯を食べた。
下りは前武川岳から山伏峠へ降り、車道を歩いてげんきプラザへ。いつもなら下りは疲れてペースが落ちるのだが、この日は登り90分だったので体力的に余裕があった。どんどん降りても足がもつれない。緊張する箇所もなくいいペースで降りることができた。最後の道標に直進:武川岳、左:げんきプラザとあったので、左の林へ進んだ。すぐに小川にぶつかり、そこを上がれば道路だった。
道路を見てびっくり。土砂が堆積されたままで、人は歩けるが、車は通れない状態だった。昨年の台風の影響の大きさを目の当たりにした。11月に行った千葉の高宕山もルートが閉鎖されており、通れるルートは1つだけだった。そのルートも台風の爪痕が所々に残っており、猛威を感じざるを得なかった。ただボランティアの方が尽力して下さったおかげで、台風から2カ月で道は登山できるくらいまでに回復していた。ボランティアの方々の努力にはいつも頭が下がる。安全に登山ができるのは、このような方々のおかげなのだ。それを忘れてはいけない。
げんきプラザに到着し、登山から戻ってきた報告をした。いつもならこの後温泉に行くのだが、終わったのが14時前と早かったので、渋滞を避けるためにこのまま帰ることにした。コロナウィルスのことが頭によぎったというのもある。どこでどのように感染するかわからないので、この時期に温泉はパスした方がよい気がした。
今回の登山は多少物足りなさがあったが、体力的にも時間的にも余裕を持てたのでよかったと思う。次回登るならルートを広げて登りたい。
引越しにいい方位<2020年3月&4月>の記事を
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