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初めて会った「おばあちゃん」

遅くなりましたが今日は茨城の大子町へ帰省した時の話を写真を挟みながら書きましょう。

この間帰省した大きな目的が、おばあちゃんと会うことでした。

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「おばあちゃんと会うならいつものことじゃない?」って思うのが当然ですね。


少し状況が違うのは、、実は今回、初めておばあちゃんに会ったのです

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時をさかのぼる事60年以上前、、父は茨城県で生まれました。

その時代、茨城の北端に位置する大子町から水戸までの約50kmを、他人の土地に入ることなく移動出来たというほどの、伝統的な家柄であった事もあってか、結婚前に祖父が子供を作り、結婚を許されなかった祖母。。

生まれて間もない父を祖父の家が引き取り、祖母は息子である父と引き離されてしまったそうです。


そしてやがて、父は親戚(?)の家へ養子に入りました。

それが今の僕の名字である「櫻山」になるのです。

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父は実の母親の顔も知らぬままに育ちました。

それから約60年経った2年前、転機が訪れました。

大叔母様の口から、祖母が「茨城に訪れている」という事が明かされたのです。

それまでは、"言ってはいけない事"なのかと黙っていたそうです。

ただもう祖父の世代は皆他界し、残った大叔母様も残された短い人生、、「最期に伝えなくては」と思ったのでしょう。
大叔母様はその後亡くなりました。

そしてついに、父と祖母の60年越しの再会が実現したのです。

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そういった経緯を僕が知ったのも2年前。

母から「お父さんの実の母親と会うことになったの」と。

LEMS「え・・実の母親? "実の"って?」

母「あれ?言ってなかったかしら? 養子なのよ。」

って、おーい! 「聞いてないよぉ~!」って、古いネタの様なオチもありつつ。笑


まぁ、昔からお墓参りで行くお墓には「櫻山」と、「宮田」とあり、主に挨拶に行くのが「宮田」の方だったのですが、僕が生まれた頃からの事なのでそれは日常的なものになっていました。

実際に、大叔母様の他に、おば様や、誰々や誰々、櫻山の伯父様や、徳三郎、秀二郎、啓三郎=LEMS(笑)など、複雑な人物図は複雑すぎて理解できていませんでした。

本家へ行くと、いつもみんなにかしこまった挨拶をして、「一番大きな椅子に座ってお年玉をくれる人がおじいちゃんかな」と位しか。。笑

そして皆、随分前に他界し、数年前に東京の母方の祖母が亡くなり、もう僕の祖父祖母はもういないと思っていました。

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そうして僕の父と母が祖母に会い、先日僕たち兄弟も含めた家族一同と祖母との会食が大子町で実現したのです。

祖母には孫がいなく、孫は僕たち兄弟だけだそうです。そしてその下に続いていく家系も「櫻山」だけ。

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とても育ちがよく優しそうなおばあちゃん。

でもあまりにもかけ離れた話で、はじめはこの人が「おばあちゃん」だという実感が湧きませんでした。


でも、おばあちゃんが家族一人一人とハグをした時、、、その温もりと眼差し、、血が共鳴したのかは分かりませんが、僕の目の奥は熱くなっていました。



話によると、現在おばあちゃんはアメリカの西海岸「Carmel」という町に住んでいるのですが、幾度となく日本の茨城へ足を運んでは、息子である父の様子を周辺の人に話を聞き、父の成長を隠れるように見守っていたそうです。

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再会の翌日、おばあちゃんが当時住んでいた家を探す事になりました。

記憶を辿って、道を曲がり、道を曲がり、、裏にあった家の名前を思い出し、「それならここか」と父と母が導きました。

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そして「おそらくここだろう」という場所にたどり着き、当時裏にあったという家に話を聞きに行きました。

そこに住んでいた老夫婦が出てきてくれました。

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覚えていたのです。  おばあちゃんのことを。


そこで生まれた再会も笑顔がこぼれるものでした。


父が生まれた時に「お風呂の水をウチから運んだ」などのエピソードも聞くことが出来ました。

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これまで祖母は父と会うことも許されず過ごしてきて、いざこうして僕たちの家族と会う機会を持ち「まさかこんなにみんなで歓迎されるとは思っていなかった」と、物凄く嬉しそうな笑顔を見せてくれました。


そしてそれ以上に嬉しそうだった父の顔、父の涙。


とても素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。



こういった「初めてのおばあちゃん」の物語でした。


そんなことも分かっているのかいないのか、曾孫たちは元気に遊びまわっていました。

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