義理のお母さん(父の後妻さん)が亡くなりました。
父が亡くなったとき、実家の相続を巡って意見の食い違いがあってお互いに嫌な思いをしたあのお母さんです。
父の亡くなった時点で、母は余命6か月と言われてましたが、それより2年は長生きしてくれました。この1か月は緩和病棟で過ごしていました。
痛みが出ないようにと言っても、死の1日前はかなり痛みが激しかったようで、鎮痛剤を点滴に入れても入れても効かなかったようです。
次はモルヒネというところで、意識がなくなり、穏やかになったということでした。
それなら、早い段階でモルヒネでよかったんじゃないの?と素人的には思います。
もう復活して退院できるのは無理なら、
痛がってる人の痛みをできるだけ早く取ってあげたいです。
最期まで大切にナースコールを握りしめてて可哀想でたまりませんでした。
そして呼吸が浅くなり途切れ途切れになったのが夜中の2時半頃で、別室で私たち姉妹は仮眠を取ってましたが、呼びに来てくれました。
看護師さんに呼吸がなくなりましたと言われた時、やっとナースコールを持った手も緩んだようでした。
みんなが意識のない母の周りにいる時、どこからか、
カタカタという音が数回聞こえました。
おじいちゃん来たね。。と誰かが言って、
きっとそうだと思いました。
今日は葬儀です。母の子どもが3人と孫たち、私姉妹2人とこじんまりと別れを惜しんできます。
『〇〇ちゃん(私のこと)気をつけて帰りよ』といつも言ってくれた母。
お父さんと仲良くしてくれて、父を先に見送ってくれたことには感謝しかありません。
おしゃべりが好きで具合悪くても明るく振る舞っていた母。
ケチな娘でごめんね。また会いましょうね。