午前中、父の側で、妹と私とゆっくり過ごせました。
お昼過ぎ、田舎のお里に顔を出してお墓参りしていたママ(義母)が帰ってきました。
退院した翌日のことで、もう2度と兄弟にも会えないかも、と結構ムリして実の娘の運転で出かけていたので、ほとんどとんぼ返りだったと思います
帰ってきたママを実家に迎えに行き、棺に入る衣装にお父さんの気に入っていたブレザーなどを選び直し、葬儀社の会館に戻りました。
ママは父の顔などあちこち触りながら、いっぱい泣いてました。もらい泣きしました
結局、ママも父の最期に会えずに無念だったと思いますが、父はママが退院したのを見計らって、亡くなったように思います。
2人とも入院していたので、父が亡くなったら、長女の私が喪主になるほか仕方ないと思ってましたが、ママが喪主になることができよかったです。
夕方、父を棺に入れる時には、ママが選んだパリッとしたワイシャツにブレザーを着て、お顔も自然にきれいに整えていただいて、何だか微笑んでいるようにさえ見えました。
一般葬で言うとお通夜ですが、ほとんど知らせていないので家族以外の人が来ることもなく、夕食後はママと私が付き添いました。夕食はちなみに、妹が近くのスーパーで買ってきたお惣菜やビール。
お父さん一緒に飲んでくださいね
移動した部屋にはお風呂なども付いた宿泊用の部屋でちょっとした旅行気分になりました。棺に入った綺麗な父を時々見たり話しかけたりして、一緒にゆっくり過ごすことができました。
父が夢に出てきてくれないかなあと思ったけど、全くそんなこともなく、いよいよ葬儀の朝になりました。
つづく