春分の日から夏至まで。
暮らしの余白に光が満ちていく3ヶ月。
その変化を受けとめ、日々の歩みを重ねていきます。
余部鉄橋跡と、春分の太陽。
実家のお墓参りの帰り、余部鉄橋跡に寄る。
1986年。新卒当時、わたしは、余部鉄橋を通って職場に通勤していた。
12月28日。
その日は、日曜日でお休み。
家のテレビでそのニュースを知った。
同級生のお母さんがお亡くなりになった。
長い間、列車はその場所にあった。
通勤で通るたび、心が痛かった。
今日、お彼岸の中日。麓に建てられた観音様にお参りすることができた。
余部鉄橋は、新しく生まれ変わって、
クリスタルタワー、というエレベーターが設置されていた。
空の駅は、観光客で賑わっていた。
悲しみの記憶を抱えながらも、
村の人たちの努力で、作られ、守られてきた駅。
今は、クリスタルタワーの新しい光の中で、
未来へと人を運ぶ、温かい場所になっていた。
