#199 「ジェニャの未来」感想 | ゆるりやんわりドラクエ10プレイ日記

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キャラクターズファイル「ジェニャの未来」を三話通してプレイしたので感想を書いてみます。


思い切りネタばれありなので、改行を入れておきます。

 

今回はかなり否定的な感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


とりあえず、キャラクターズファイルにジェニャが登場すると発表があったときに真っ先に危惧したとおり、ズーボー復活という残念な結末でしたね。

 

まぁキャラクターズファイルというおまけストーリーなので、あまり深く考えずに「ズーボーが生き返ってよかったねー」で思考停止してお終いにするのが正解かもしれない。

 

ただキャラの復活ってやはり禁じ手なわけで、単に「よかったよかった」では終わらずにいろいろと問題が噴出してしまうんですよね。



(1) なぜ他の石化した人たちを復活させないの?

Ver.3ストーリーの主人公(自分)のように、神々の力を結集してやっとのことで復活できたというのなら他の人たちは仕方ないというのもわかる。

 

でも今回は「ストロスの杖」「天使の涙」(ジェニャの涙)の2アイテムであっさり復活できてしまったわけで。それなら他の石化した人たちを復活させるために今後も半永久的に「ストロスの杖」「天使の涙」探しをするべきでは?

 

でないと自分とジェニャは、身内だけ復活させてあと残る石化された人たちを見殺しにしているヒドい奴らということになってしまいます。



安易にキャラを復活させるとそういった問題が発生するのですが、そこまで考えた上でズーボーを復活させたのでしょうか?




そしてもう一点。こちらの方が問題ありだと思いますが、


(2) 今後話に重みを持たせるのが難しくなるのでは?

 

パラディン職業クエストのストーリーは、ズーボーがこのまま復活しないという前提だったからこその話なわけで。

今回のように「復活させる方法が見つかったから復活させまーす!」なんてちゃぶ台返しのようなことが許されるなら、パラディン職業クエストに限らずもうなんでもありですよね。


蘇生する方法が分かったから、トーマ王子やリゼロッタたちやジャ・クバ国王やクオードやファラスを生き返らせまーす!
魔物や獣になってしまった者を元に戻す方法が見つかったから、マリーンやゾンガロンを元に戻しまーす!
闇を振り払う方法がわかったからアルヴァンを元に戻しまーす!


といったことも適当な追加クエストで可能ってことですよね。

今後はストーリー途中で主要キャラがピンチに陥っているシーンでも「どうせ後でズーボーのように追加クエストで復活させてもらえるだろうからさっさと死んじゃえば?」でお終いです。



ストーリーに重みを持たせるのがとてもむずかしくなったわけですが、そういったことまで考えた上でズーボーを復活させたのでしょうか?

 

 

 


今回はやはり安易に禁じ手を使ってしまった感は否めません。
 

大人ジェニャがなかなかよいキャラで、第二話まではズーボー復活なしでもそこそこ体裁が整いそうな気配があったことだし、復活ではなくその亡霊とか魂が出現して助けてくれるくらいでよかったのでは?

結局第三話がはじめに危惧したとおりの内容で諸問題を抱えることとなり、総合的に質の悪いストーリーとなってしまったのが残念でした。