モロー反射

こんにちは、あやです

今回は

モロー反射

について書いてみたいと思います。

後半で、この反射が統合されていない事で

起こりうる

お困りごと

についてもリストアップしてありますので

ご自身の状態をチェックするのに

お役立て下さい

細かい説明はいいです～、という方は

後半のチェックリストをご覧ください

モロー反射は、胎児の頃から

現れる反射です。

交感神経と関わりがあり、

妊娠9w頃から機能していると

言われ、通常は生後半年頃に

統合します。

この反射が残っていると

「副腎」が弱りやすく、色々な

アレルギーなどの原因にも

なります。

モロー反射は、赤ちゃんが身の

危険を理性的に判断できない

時期に、感覚的に危険を察知

した時、身体を守る準備をする

「警報」のような役割をしています。

感覚的に察知するとは、例えば

大きな音

明るい光

突然荒っぽく触れること

バランスがくずされるような刺激

などです。

この反射が生後半年を過ぎても

統合されないままだと、

脳を理性的に使おうとして

いるのに、感覚的に察知した危険に

対する身体の反応が、脳の働きに

制限をかけるような状態になって

しまいます。

また自分ではコントロールできない

様々な過敏反応として現れる為、

光、音、肌、痛みなどの感覚過敏が

見られるようになります。

そして、私が個人的にもかなり

生き辛さに繋がっているのでは

ないかと感じているのが

「闘争・逃避反応」

というものです。

これはもともと命の危険を感じる

ような状況に出会った時に

（昔なら強い動物に襲われるとか）

戦うか、逃げるか

（０か１００か、という両極でもある）

を感覚で判断してその為の準備を

する反応です。

でも、現代ではそうそう動物に

襲われて命が危険にさらされる

事はありません。

でも、反射は残っているんですね。

なのでモロー反射を保持した人は

感覚が過敏傾向にあるので、

自分が危険と感じる事に敏感で

本当は必要がないのに反射的に

戦うか

逃げるか

の反応を起こしている可能性が

あります。

これがあると、場の空気などを

過剰に感じ取って常にストレスを

感じている状態（戦うか逃げるか、を

自分の中でずっとやっていたり）に

なったりするので、集団での生活が

困難に感じる事も多いかもしれません。

子どもの頃なら、学校。

大人になっても、社会や職場の中で。

しかし他人にはそれが分かって

もらえない。

見た目では分からないからです。

全て自分の中で起こっている事

だから。

それが１つ１つは小さな事だと

しても、少しづつそのしんどさが

楽になっていったら、生活の質が

大きく変わるんじゃないかな、と

感じています。

小さな変化は言われないと

気が付かない位の事も多いです。

しかし逆に考えると、そういう変化が

積み重なっていって

気づいたら、何だか楽に楽しく生きてる！！

って。

そんな風になれたらいいなと

思いませんか

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人間脳を育てる動きの発達&原始反射の成長

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では、モロー反射が残っている事で

考えられる、お困りごとリストです。

よかったらチェックしてみて下さい

気配、光、音、肌の感覚に過敏で疲れやすい

　（まぶしい、周囲の音が気になるなど）
力加減ができない
体幹の筋力が弱い
なんでもないところでつまずく
思い切りあばれたい
じっと座ってられない
途中でやめられない。トコトンする（ワーカホリックなども）
外ではテンション高く、家ではだらだら
多動と疲弊を繰り返す
動いたら、甘いものがほしくなる
じーっと一点を見ることができない
本を読むのが苦手
ルールを守れない
片付けが苦手
忘れ物・落とし物が多い
待つのが苦手
頭がずっと動いている
乗り物酔いしやすい
バランス感覚が悪い
球技が苦手
宙に浮いたような不安感
自分の世界に入りがち

　（刺激に対処できない為、外界の刺激をシャットアウト）
対人関係が苦手
相手の気持ちを読み取るのが苦手

　（読み取っているつもりだがずれている）
自己尊重が低い
臆病、自信がない（得意な分野では自信過剰）
内なる安心がない為、不安や衝動的に反応してしまう
こだわりが強く、人に任せられない
予定変更が苦手
周りの状況をコントロールしようとする
批判を受け入れるのが苦手（自己防衛自己正当化）
決断できない
各種アレルギーや免疫力の低下（副腎が弱る為）
ＡＤＨＤ・ＡＤＤ（注意欠陥多動性障がい・注意欠陥障がい）

注）これがあると必ず反射が残っている

　　という事ではありません。