おはようございます。
毎日猛暑が続いています。
大坂に用があったので出かけてきたので
3日ほど家を留守にしました。
用の合い間に少しだけ時間があったので
司馬遼太郎記念館に行ってきました。
記念館は近鉄奈良線の
河内小阪駅から徒歩で12~3分の所にありました。
駅を降りると、アーケードの商店街の上に
大きく記念館の文字が見えました。
途中の公園には碑も。
住宅街を案内板に沿って歩いていくと急に開けた広い場所。
司馬遼太郎さんが住んでいた自宅の隣に
安藤忠雄さん設計で建てられた建物で
記念館と自宅が一体となった広い敷地に
多くの草花や樹木が植わっていて
住宅街の中に忽然とあらわれた雑木林のような趣がありました。
入り口を入るとすぐに自宅の玄関が見えます。
庭に面した書斎。
記念館入口。
残念ながら、記念館の中は撮影禁止だったので
パンフレットの写真をご覧ください。
圧巻だったのは2万冊にも及ぶ蔵書です。
司馬遼太郎さんは数々の本を書く上で
多くの資料や辞典、関連本などを集め読み込んでいました。
その数4万冊とも6万冊とも言われています。
そのうちの2万冊がこの記念館の吹き抜けの書棚いっぱいに
展示されています。
自宅には、玄関、廊下、書斎、応接間、全ての部屋に
蔵書が置かれているとのことです。
自己を顕示することを最も好まなかった司馬遼太郎さんの記念館。
以下、パンフレットより。
<司馬遼太郎記念館は、来館者がそれぞれに何かを感じ取ってくださ
ることを願う、いわば、「感じる記念館」です。司馬作品との対話、ご自身との対話などを通じて何かを考えることのできる、そんな空間でありたいと思っています。>
暑い中、頑張って歩いて行った甲斐がありました。