おはようございます。
平成も残すところ10日を切りました。
31年前、昭和天皇が崩御された翌日に
皇太子殿下が天皇に即位したことで
元号が昭和から平成に改められました。
長く闘病されていた昭和天皇が崩御されたことで
世の中はお祝い事なども自粛ムードが広がり
過去の時代に思いを馳せて懐かしんだり
新しい時代に期待するような
ポジティブな気分ではありませんでした。
それでも、昭和の後半から続いたバブル景気で
平成の始まりは、バブル景気に沸く時代でした。
土地や株は本来の価値以上に高騰し
個人や企業の持っている資産価値も上がり
その恩恵を受けた人はたくさんいたと思います。
高級なブランド品や高級外車、リゾートマンション、ゴルフ会員権など
高騰しそうな資産を買いあさり、何もしなくても
土地や株は上がり続けるという錯覚に陥りました。
一方私は、バブル経済とは全く関係のない職場に勤務していたので
資産価値が上がることも無く、給料が増えることもありませんでした。
そして、平成3年~5年にかけて、バブルの崩壊が始まりました。
不動産価格は決して下がらないという土地神話は崩れ
儲けようと土地を買った人々は、一転して売りに出し
株も手放す人も急増し、株価も大きく暴落しました。
このバブル崩壊では、多くの投資家や経営者が
大損をして全財産を失ってしまったり、返済に苦しみました。
そして、それ以降は「失われた20年」が続きました。
また、平成は災害の多い時代でした。
大きな地震は各地で起きました。
北海道奥尻島、阪神淡路大震災、新潟中越地震、熊本地震
大坂北部地震、そしてなんといっても東日本大震災。
火山の噴火もたくさんありました。
雲仙普賢岳の火砕流、三宅島の噴火、御嶽山の噴火
そして、気候変動によるよる水害や猛暑などなど
あげればきりがありません。
平成の時代の印象深いことについて
振り返ってみましたが
私にとっての平成の20年間は仕事三昧でした。
その後の10年間は、早期退職して新たな生活を
始めた10年間でした。
どちらも私にとってはとても有意義な時代でした。
昭和の中頃に生まれ、昭和の後半に結婚。
昭和、平成と共働きの生活を続け
今は四国と関東を行ったり来たりしながら
年金生活を送っています。
これから令和の時代を迎え
個人的には、平穏な日々が送れたらいいと思っています。
令和はどんな時代になるのでしょう。
5月1日が楽しみです。