悲しいニュースが続きます。
大阪の放火事件…なぜ??…同じカウンセリングを受けてる身としては
いったい何が起こり、どうして先生やスタッフ、患者さん達を巻き込むまでに
至ったのか…。
おばさんはカウンセリングを受けるようになって5年が経ちます。
今もカウンセリングを受けてますが、自分を何とかここ迄持ってこれたのは
ホントにお二人の先生に出逢えたおかげだと思い感謝しかありません。
胃は出血、腸は過敏性の下痢…その症状はおばさんの場合は神経性の
ものからでした。
自律神経もやられ、内分泌系もやられ、一気に1型糖尿…。
見るも無残な自分の姿に生きる気力をなくし、人前では言わなかったけど
全てが煩わしくなり、現実から逃げ出したかった…でも逃げたら追いかけてくる
と言う見えない何かが負いかぶさってて疲れ果ててましたね。
人前ではスマイルスマイルで頑張っても、ホントは一人になりたくて、
休みの日は一人で海や山を歩く一人旅の回数が増えてました。
ダンナがそれを許してくれたのは、経営者として同じ立場にいたから
多少理解があったんだと思います…感謝しますがただし…
マイペースで”大丈夫!”しか言わないダンナに対しても多いに不満が
有ったのも事実です。
人に助けを求められない性分のオバサンですが、先生に助けを求めた
わけではなかったつもりでしたが…サラッと先生が自分一人で頑張らなくて
いいから少し気が楽になるようにしてみる?
うん?どういう意味?…カウンセリングの先生と話してみたら?…と言う事でした。
紹介してもらった先生とそれから5年…ズ~ッと同じ話をしてる様な
気もするけど、カウンセリングの先生はその度おばさんの話に
ため息をつくでもなく、無限に色んな事を聞いて下さる。
いろんな問題に対しても答えを下さるんではなく、自分の力で、
自分で考え行動し、自分でゆっくり答えを出すように導いて下さいました。
先生方に100%自分をさらけ出せてるかと言うと…そう…80%くらいかな?
カッコつけ見栄っ張りのおばさんはどうしても残りの20%がね…(-_-;)。
でも先生は多分それもわかってらっしゃると思います。
二人の先生が共通して声掛けして下さるのは、何事も時間の流れが
状況を変える…その時はいつかはわからないけどいつか来ますよ…。
考えてみると、この前、お茶の先生から言われたのと一緒の事でした。
焦らず…ゆっくり時間をかけて何事にも取り組めばちゃんとその時は
来るという事。
その時がおばさんにも近づきつつあります。
全てではないにしても、いろんな事割り切れるようになったし、今の現実も
ちゃんと受け止められる様になれました。
なにより自分の居場所を見失ってたけど、今はちゃんと居場所も
見つけられたような気がします。
自分の立場、位置も今はすべてが家を中心としてあります。
ずっとずっと自分の居場所にこだわってました。
働く事でおばさんの人生は動いてたんで、家なんかが自分の居場所では
ないと拒否してました。
でも時が流れ…変わりました…居心地が良くなったんですこの家が。
今の生活をみじめだとか、人をうらやましがったりとか思う事がなくなりました。
カッコつけて生きるよりは、グータラな、素のまま、ありのままの自分を
大いに出して楽に生きる事がどんなに心身に良いか…67歳にしての
気付きです。
以前のように一人旅はそうそうできなくなったけれど、現実逃避の旅よりは
年に何回かホントに行ってみたいと自分が喜ぶところに旅に行けたら
イイナと思ってます…その方が格段楽しい旅になりますから。
今回の大阪の放火事件…カウンセリングを受けながら社会復帰
しようと一歩一歩前進する人達、そしてそれを少しずつ背中を
押して下さる先生。
その人たちをなぜ自分の生き方に巻き込んでしまったのか?
残念でなりません。
きっと…亡くなった方達は自分の一歩前進や後退を繰り返しながら
それでも何とか元気になろうと努力してきたと思います。
オバサンもまさか5年もカウンセリング受けるとは思ってませんでしたが
わがままもしていい!し、素の部分もだしていい!怠けてもいい!
そお言う余生を送れるようになりました。
なくなった方達…時の流れで乗り越えられたはずの人生を、
一方的な感情と行動で遮断されたと思うと…言葉がありません。
真相が解明されても命は戻ってきませんから。
どんな事情があれ…許されることではないハズです。
こんな事件の後…神田沙也加さんが亡くなった事を知りました。
人には、人知れず抱えてるものが有ると思いますが、それが
重たくなり、身動きさえ億劫になり人の前での笑顔が辛くなったら
軽くなりましょう…焦らず焦らず…眠たければ横になりましょう。
人からどういう風に思われようと自分を休める事は必要です。
おばさんは無理をして無理をして自分を作りあげてました。
疲れない生き方…それは甘えた生き方ではなく、賢い生き方だと
今は思う毎日です。
大阪で無くなった方達、神田沙也加さんのご冥福を
心からお祈りしながら…1日を終える自分…生きてるからこそ
味わえる幸せがあるという事に感謝しながら休みます。