昨日は今年最後のお茶のお稽古でした。
お稽古なんていうと、ちょっとやってます!感がありますが
実情はお稽古してもらっても覚えが悪く…と言うか
お茶の世界があんなに奥深いもんだと思ってなかった
もんで、頭の中がいつもてんぱって、自分が何を
してるのかさっぱりわかりません。
お茶って、たてて飲めばオワリ~という事ではないんですね。
千利休さん、よくもま~あんなに細やかで繊細でややこしい?
所作一つ一つがとにかくいろんな場面を想定されて考えられ
ていると思います。
もしこういう場面があったら、こういう風にしたら、こういう風に
なるから美しいとか…わけわかんないんだけど、一応先生が
説明してくれると、さもわびさびを理解したように、頭を上下に
振ってウンウン(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪。
実際は千利休って結構面倒臭いオッサンやな~と不謹慎な事を
考えてることも多いです。
四季折々に変わる棚の名前も、ご三器の作者の名前も未だに
覚えられず、聞かれるたびにウ~ンなんだっけ❓状態。
進歩いたしません。
せっかち動のおばさんには、静の世界のお茶は無縁そうに
見えますが、結構楽しませてもらってます(*´艸`*)。
来年も進歩目指さず、楽しむを目指します。
さて…帰り道橋を渡っていたら、お散歩中のシーズを連れた
ご婦人が向こうから近づいてきました。
正直…捨て犬はずっと小さいころから田舎の我が家では
飼ってましたが、どういうわけか、今のワンちゃんたちは
得意な方ではありません。
なぜ犬がセーターやコートを着てるのか靴を履いてるのか?
イ~ヌは喜び庭かけめぐり
と言う時代に育ったもんで
なんかお洋服着てる犬は犬に見えない。
その苦手なワンちゃんがなぜかおばさんのほうに向かって
クンクンと匂いを嗅ぎながら急ぎ足に近づいてきます。
とうとうおばさんの足元に到着。
思わずおばさんぶつかりそうになったんで、身体をひいたら
そのワンちゃんまだおばさんの匂いを嗅いでます。
思わずワッと声が出ました。
飼い主さんからゴメンナサイと言う言葉が返ってくるのかなと
思ったら、その時点でやっとリードをひいて”マリーちゃん大丈夫??”
エッ?犬にかい?
おばさんとは目線も合わせずリードを引っ張って抱っこして
さっさと立ち去ってゆきました。
マ~ね…可愛いのはわかりますが…やっぱりちょっと理解不能。
まずは人が歩いているところでは、せめてリードを短くもつとか
そのくらいの人に対する思いやりを持てよ!
気の弱いおばさんはココロの声でしか発することが出来ませんが(*ノωノ)。
お散歩はワンちゃんにとっても唯一の楽しい時間なのはよくわかるんで
いっぱい動き回ってOKだと思いますが、飼い主さんは状況を見て
マナーは守ってほしいと思います。
ちなみにうちの近所の歩道には、いまだに大きいワンちゃんのウンコが
転がってます。
うちの以前の事務所の目の前にあるポールには毎日おしっこをさせる
飼い主さんがいました。
コソッとではなく、堂々とワンちゃんは片足上げておしっこしてました~😠。
ダンナさんは水をまき消臭剤をまくのが日課となってましたね(笑)。
ここでおしっこさせないで下さいと張り紙もしたけど効果ナシ!
あれは絶対ワンちゃんが悪いんではなく、飼い主のマナーが
悪いと思いました。
お茶の世界もマナーが沢山あります。面倒臭いな~と思う事も
たくさんあるけど、このガサツおばさんでも、知らないうちに
ほんのちょっとですが…所作やマナーが身についていることも
あるわけで自分でオ~ッと頭をなでてあげることがあります。
覚えは確かに悪いけど、その気になって結構楽しませてもらってる
お茶のお稽古です。
来年は早々に初釜があります。
何もできないおばさんはただ座ってるだけですが、着物を着て
千利休の世界を楽しませてもらう事になるでしょう(´∀`*)ウフフ。