帰り道夜空を見上げたらまん丸お月様
                                        今日は満月?
この月を今誰か見てるだろうか?




静かな夜をお月様を眺めながらきれいだな~と


今思える自分は幸せであります。




新潟では昨日又大きな地震がありました。


今朝のニュースでは追い打ちをかけるように


被災地が雨なのを知り、なんで雨なのよ?と


被害にあわれた方たちが気の毒で仕方なかったけれど


実際、今自分は、遠い新潟の地震は遠い他人事であり、月なんか眺めて


のんびりしてしまってます。


被災者の方がこの月をきれいだな~などと思いながら見ていることはまず


あり得ませんよね。



きっと不安で、眠れぬ夜を過ごされてると思います。





自分に降りかからぬことは他人事になってしまう自分が嫌いであります。

                                       おばさんの居場所
                                       

 

家にたどり着き、ベランダに出てお月様に向かい、


被災者の方々に、1日も早くこのお月様がきれい


だな~と思える日が来ます様にと手を合わせること


しかできないおばさんです。




今日はベランダの椅子に腰かけて、いっときボ~ッ。




風は穏やか…


遠くには電力塔の明かりが点滅…


信号機も点滅…


そして救急車のピーポーピーポーとパトカーのサイレン…


今この瞬間どこかで何かが起こってるんだろうな?


でも、お月様はじっと動かぬまま夜空にぽっかり…


そしておばさんのお腹は、腹いっぱいでパンパン…


自分自身は平和に、そして静かに1日が終了。




ボ~ッとタイムが通り過ぎると頭をよぎりだします。


いったい自分はこんだけ歳を重ねて何が残ってるんだろう?




いろんなことが有った人生だけど…これまでの生き方はマイナス?プラス?


そうね…マイナスがあった分、あとで2倍くらいプラスになってきたこともたくさんあった。


マイナスな状況でなければ、出逢えなかった人に出逢えたことはプラス。


そうだね…結果、人という大きな財産をおばさんは手に入れてる。


おつりが来そうなくらい大きなプラス。


幸せな人生じゃないか!…。


そうだね幸せ音譜


でも…達成感はない。


かといってやり残したこともない。


まだまだ生きる予定だけれども…


いったい何に向かって生きて行けばいいんだろう?


この何年か、ずっと何も見えないままですごしてるな~…。






現在、忙しく時間を過ごさなくなったおばさんは、何も考えずただただ忙しく


過ごしていたあの頃が、たまらなく懐かしくなります。




生きて行くための試練と思い、みんなのサポートを受けながら


一生懸命頑張った自分に自己満足してたのかもしれないけれど


何も頑張らなくてよくなった今のほうが、おばさんにとっては


以前よりもはるかに大きな試練なのであります。




のんびりを、上手に使えずに、今大きな穴に落ちてもがいてますが


いつか何か見えてきて穴から這い上がることはできるんだろうか?と


そんな事ばかり考えて1日が終了するというのがここ1年…。




人生100年と言われるこの時代に乗り遅れないようにするには


このままじゃいけないと…変にまじめに考えてしまうおばさんです。




決して長生きしたいとは思ってませんが、生かされるとするならば


やっぱりこのままじゃいけないわけで…みんな70迄は働きましょうなんてTVで


言ってるのを聞くと余計気持ちがざわつきます。



1歩1歩前進すればいいんだと…焦らずに焦らずにと言い聞かせながら


シニアを生きて行くとは思いもよりませんでした。


のんびりシニアを夢見てたわけですから、実際はその夢が叶ってるはずなんですが


何なんでしょうね。



おばさんは…やっぱり現場が好きです。それに尽きるかな?




とか言ってちょっとブルーになってたと思ってたら、TVで地震の報道が続いてました。


被災に遭われた方の言葉が印象に残りました。


長く生きてて、初めての体験…まさかという思いだったと言われてるのを視て


そうだ!誰だってまさか自分にとか、自分がとか言うのはあり得るんだと納得。


ましてや自然を相手に大丈夫はあり得ない。



北九州がいくら地盤が良いと言われても…まさか北九州が!はあり得る。


おばさん早速避難袋の準備を始めました。


以前旦那が買ってた避難用品をクローゼットの奥から取り出しとりあえず準備完了!


後は食品類を購入して入れればOK。




          被災者の方へ心よりお見舞いも仕上げます。