救護室で手当をしてもらい、少し休憩もして、今度はどこかに行ってしまったクロックスを探そうと、もう一度アリーナへ戻りました。
友人も同じく片方脱げていたので、二人で捜索しようと思ったんです。
ホルモンも終わり、人の大移動に乗じて再び先ほどいた付近へ。
…予想はしていましたがやっぱり見つかりません。
お互い片足が素足のまま、友人とXさんを待ちました。
自分の考えが甘かったのでしょうか。
オンタイムでXさんもスタートして、SEが流れました。
ドラムの後ろから紅色の衣装のYOSHIKIさんが登場しました!!
湧き上がる歓声。
押し寄せる人。
さっきのモッシュを思い出してしまいました。
むき出しの足が踏まれてしまう恐怖。
後ろから前から左右から押されもみくちゃにされる恐怖。
友人に合図して、思わずその場から逃げ出してしまっていました。
息もうまく出来なくなって、手足があんなに暑いのに震えて止まらなくなってしまいました。
あまりに恐怖を感じて泣いてしまったんです。
友人がとっさに出ようと言ってくれて、再び救護室へ…。
「JADE」が聞こえる中、救護室でガタガタ震えていました。
水を飲む手も震えて止まらなくて、涙も止まりません。
お互いすごく楽しみにしていたXさんなのに、恐怖と悔しさと申し訳なさでぐちゃぐちゃでした。
でも、10~15分したら落ち着いてきました。
少しずつ冷静さを取り戻してきた中で、YOSHIKIさんの「黙祷!!!!!」と叫ぶ声が聞こえました。
それって叫ぶセリフなのか?と思いつつも救護室で黙祷を捧げました。
このまま救護室にいたら後悔すると思ったので、恐怖を振り払い、もう一度アリーナへ向かいました。
「Born To Be Free」
「I.V.」
とそれまでの恐怖を忘れる意味でも全力で感じていました。
最後の「X」では恐怖も忘れ、力の限りを出し尽くしました。
たった3曲の参戦になってしまいましたが、全力を出せたのですごく満足できました。
閉演間近でインフォメーションで二人とも失くしたクロックスを見つけることができました。
大変な体験をしてしまったけれど、それでもXさんは最高でした。
これからもずっとついていきたいと思います。