【鈴木亮平、大野智に驚きの連続
「本心を見せない」 】
鈴木は撮影の約2か月前からアクション稽古を始め、さらにジムにも通って体力を上げるトレーニングを積みました。
それなのに本番では体がギリギリでした」と苦笑い。
終盤のそのシーンは10分に満たないにも関わらず、何と約3日をかけて撮ったというから、いかに重要かつ一筋縄ではいかない場面なのかがわかる。
「衣装も段々と破けていくことも考慮し、ほぼ順撮りで進めて来て、僕はこのシーンでクランクアップを迎えました。
本気で体がボロッボロだったため、もはや演技ではなく、本当に死闘の果てという風情は出せました(笑)。
立っているのがやっとの状態でした」と漏らす。
鈴木と言えば『HK/変態仮面』(2013)では15キロ増量、「天皇の料理番」(2015)では20キロ減量、『俺物語!!』(2015)では30キロ増量するなど、変幻自在にルックスを変えてアクションからシリアスなドラマまで、徹底した役作りで臨むことで知られる。
そんな鈴木が「“川”の撮影は、役者人生で1、2を争う過酷さだった」と認める。
「亮平君、映画って大変なんだね……」と大野が思わず漏らしたつぶやきに、「いやこれが特別だよ!」と返したと笑う。
しかも完璧な殺陣が決まると逆にNGを出されたそうで、中村義洋監督のこだわりの強さを肌で感じたと語る。
「稽古で学んだ通りに出来て、僕と大野君が“よし、完璧だ!”と思うと、予定調和感が出すぎるのか監督がNGを出す。そこで今度はちょっとタイミングをずらし、どちらかがより突っ込み、それに対して相手が本気で対応しようとするという具合になると、ようやくOKが出る」というから難しい。
だが接近戦において、“より突っ込む”ことがどんなに難しいのか、鈴木は身をもって知った。
「手を伸ばせば届いてしまう狭い空間で、小競り合いを続けるのですが、本物の竹光を使っていた昔と違い、今はゴム製のものがあるので、危険はないと思われている。
でも、当たれば当然怪我をする。
実は同じ日に二度、大野君の体に当ててしまい、本当にヒヤッとしました。ひたすら謝り倒しました……」と恐々振り返った。
今回、ガッツリ組んだ大野智について聞くと、「まんま無門でした!」とのこと。
その心は、「常にひょうひょうとしていて本心を見せない。
例えば僕が本気で『ハーハー』となっている横で、大野君は『疲れた』と言いながら、全く息が上がっていないんです。
“無門だな!”と(笑)」と普段はノーテンキだが、いざというときには伊賀最強の忍びに変身する無門に大野を重ねる。
さらに、「ツアー中でアクションの練習にも来られなかったのに、僕が3日かかって一生懸命に覚えたものをたった一日で出来てしまうし。
あのポワンとした雰囲気に騙されるところでした(笑)。
努力を見せないけれど絶対に“忍んで”相当、やっているはずです!」と“大野君はスゴイ男”と手放しで讃えた。
監督いわく“剛(鈴木)と柔(大野)”というタイプの違う役者同士、男同士のガチのぶつかり合いも、存分に楽しめる作品となっている。
【大野智&知念侑李インタビュー】
— 知念さん、大野さんと念願の映画初共演おめでとうございます!
今回、お2人は作品での共演が初となりましたが、決まった時の心境をお聞かせください。
知念くん この時をずっと待っていたので「やっと来たな」と!
(´・∀・`)現場に入ってから、撮影の合間に「やっとこの時が来たな」と話していたよね。
— 完成した映画を観ていかがでしたか?初共演を終えて、新たに感じることもあったのでは?
(´・∀・`)自分が出ていないシーンもあった中で、ワイヤーアクションなど「こういう風になっているんだなぁ」と、台本を読んだだけではわからないところがたくさんありました。
純粋に楽しめましたね。
知念と一緒のシーンは2シーンぐらいしかなかったんですけど、今回、演技をしている姿を初めてちゃんと見ました。
台本を読んだら、他のシーンではずっと怒鳴っていたので、これは大変だろうなって(笑)。
信雄の感情が僕の中にすっと入ってきて、「すごいな!」と感動しました。
知念くん 大野くんと同じシーンを撮影する時は、段取りからどんなお芝居が来るんだろうとずっとワクワクしていました。
予想を超えてくる、すごく面白いお芝居を間近で見ることが出来て、やっぱりすごいなと改めて思いましたね。
無門に追い詰められるようなシーンがあるんですけど、表情やセリフのトーンで不気味さが伝わってきて、本当に怖かったです。
(´・∀・`)でも、ほとんど絡んでないよね(笑)。
最初のイメージでは、もっと絡んで物語が進んでいくのかなと思っていたんですけど、台本を読んだら敵役だし、撮影中も遠くから見ているというシーンが多かった。
知念くん 僕は役を聞く前に台本を読んだんですけど、忍びだと思っていたのになかなか僕が演じそうなキャラクターが出てこなくて。
名前を聞いたら、まさかの敵!しかも殿様役だったので衝撃でした。
— その数少ない共演シーンの中で、大野さんが知念さんの寝込みを襲うシーンもありましたよね。
知念くん:距離が近かったですね。ドキドキが止まらなかったです。
— (笑)。
知念くん:その時に、ちょうど同じ撮影所に二宮(和也)くんがいらっしゃったので、挨拶に行ったんです。
そしたら「何やっていたの?」と聞かれたので、「大野くんに寝込みを襲われてました」と答えたら、「やめなさいよ、その言い方!」と言われて。
「いや、本当のことなんですよ!」って(笑)。
(´・∀・`)(笑)。
— お互いの、現場での立ち振舞いについてはいかがでしたか?
知念くん:大野くんは、不思議な空間をつくる方です。
今までいろいろな先輩方と共演させていただきましたが、他の方とはまた違った主演としての立ち振舞いという感じがして、みんな癒やされていました。
僕もとても癒やされました。
(´・∀・`)知念は、現場でセリフをつぶやいているところを見たことがなくて、たぶん全部家で覚えてきているんだろうなって。
全体の動き確認も頭に入っていて、すごいなと思いました。
知念とは現場で横に居ても一緒の空気感。
後輩はよく先輩に質問したりするけど、知念は欲がないのか「あれやりたい」「これやりたい」というのを聞いたことがない。
まぁ、俺も欲はないんだけど(笑)。
それで、「何がやりたいの?」って聞いたら「嵐のバックで踊りたい!」と、ずっと変わらない。
知念くん:それは絶対変わらないので、叶えたいですね。
大野くんは奥が深くて、まだまだいろいろなものが出てきそうで、見ているとすごくワクワクします。
そういえば僕、大野くんとずっと一緒に撮影をしていた時、姿勢や歩き方がどんどん同じような感じになっていったんですよ!
(´・∀・`)それダメなやつだよ!すごく怒られるから(笑)。
やっぱりうつっちゃうんだ…。
知念くん:気づいたらうつっていました(笑)。
— 今回は、大野さんや鈴木亮平さんの本格アクションシーンが見どころのひとつですよね。知念さんはご覧になって、いかがでしたか?
知念くん:てっきりスタントマンをつけてやるのかと思っていたんですけど、まさか全部本人がやるとは…。
すごくかっこいい画になっていたので、僕もやりたかったです。
(´・∀・`)3日くらいずっと篭って撮影していました。集中力を切らすと間違えて危ないので、とにかく集中しました
僕と亮平くんは2人で殺陣を合わせたりしているから、時間が経つのが少し早く感じるんだけど、知念はただ待っているという(笑)。
たまにチラッと見ると、ずっと立って見ているから、辛かったと思う(笑)。
知念くん:(シーン的に)何も出来なくて、立っているしかないんです。
3日間同じ場所に立ち続けている。
向こうは大変そうだなぁと思いながら、それをただ見守っているだけでした(笑)。
— 役を演じるにあたって意識した点をお聞かせください。
(´・∀・`)僕は今回、監督から「あまり作り込まなくていい」「そのままやってほしい」と言われていたんです。
「それが無門になるから」と。
本読みの時には「あ、もう無門だ」と言われたけど、自分ではわからなかった(笑)。
だから姿勢などは、僕の普段のままのほうが監督の無門像に近いんだろうなと思ったので、表面上の役作りは何もしてないです。
でもそれが逆にすごく難しかった。
監督の演出があるから、作り込まずに現場に行って、なるべく肩の力を抜いてその場で柔軟に対応しました。
— 戦いに関しては“向かうところ敵なし”の無門ですが、石原さとみさん演じる妻・お国にはめっぽう弱い…といったコントラストな部分も魅力的なキャラクターですよね。
(´・∀・`)そうですね。
後半の平兵衛(鈴木)とのシーンでは、だんだん無門も真剣になっていって、その加減を微調整しながら演じました。
— 知念さんは、侍役を演じたことはこれまでにもありましたが、今回はまさかの殿様でしたね。
知念くん はい、まさかの。
監督からは「器のちっちゃい男だから」と言われていたんですが、セリフで本当にその器の小ささが出ていたので、セリフを言うだけで役になりきることができました。
伊勢谷(友介)さんと本音でぶつかるシーンは、何度も撮り続けて大変でしたね(笑)。
周りの方もずっと付き合ってくれて、完成を見て自分の中では良いシーンが撮れたと思いました。
— 信雄のその器の小ささは、共感はできなくても理解することは出来ましたか?
知念くん:あれだけ偉大な父を持つと、超えられないものがあるだろうし、信雄のようになってしまうんだろうなと思います。
他人には理解できないような、悩む部分ではあると感じました。
— 大野さんはアクションシーン、知念さんは乗馬や弓を使ったシーンなど、とにかく体を動かして覚えなくてはいけないことが多かったと思いますが、その中でも特に苦労したことは何ですか?
(´・∀・`)殺陣は経験があったからまだ良かったけど、ワイヤーアクションは昔からずっとやっていたはずなのに、大変でしたね。
ずっと吊られていると体に負担がかかるし…。
でも今までやったことのないワイヤーアクションができて、面白かったです。
知念くん 乗馬練習は大変でした。
自分の中ではもっと出来ると思っていたのに出来なくて、始めはなかなか思い通りにいかず、正直、もう行きたくなくなるくらい(笑)。
他の共演者の方も一緒に練習していたんですけど、みんな心が折れかけていました。
(´・∀・`)へぇ、そうだったんだ。
知念くん:たまに馬がヒヒィ〜ン!と暴れて、落ちそうになったりもして。
(´・∀・`)俺だったら病んでたね。
— (笑)。
知念くん:でも出来上がりを見たら、本番は乗馬が綺麗に決まっていたので良かったです。
でも、映っていたのは後ろ姿だから良かったですけど、実際は練習ではやったことのないくらいのスピードで走っていたので、表から見たらすごい顔をしていたと思います(笑)。
— 見どころですね!(笑)
最後に、戦いを繰り広げる内容にちなんで、お2人が日頃描いている“夢を叶える秘訣”をお聞かせください。
知念くん:やっぱりアピールすることだと思います。
「嵐のバックで踊りたい!」と言っていくことは、きっと、誰かが聞いていると思うので大事だと思うんです!
(´・∀・`)大事だね。
踊ったっていいんだよ?そんなのすぐ叶えられる(笑)。
知念くん:いいんですか?
じゃあ、こっそり踊ろうかな…(笑)。
— ありがとうございました。
劇中で敵対する役柄とは裏腹に、終始穏やかな雰囲気の中で行われたインタビュー。
大野が「空気感が似ている」と知念について語ったように、2人からは相性ピッタリの様子がうかがえ、「いつか2人で舞台ができたら」と再共演にも積極的な姿勢を見せていた。
【大野智×石原さとみ対談】
──大野さん演じる無門は妻のお国に頭が上がらないというキャラクターでした。
(´・∀・`)(石原演じる)お国が無門をすごく叱るんですけど、芝居というよりリアルな感じでしたね。
石原さん どういう意味ですか?(笑)
(´・∀・`)リアルにグサッと来るんですよ。
石原さん ああ、そっちですね!
(´・∀・`)うん、怒られて家に入れてもらえないのとかさ。
あと「侍になりなさい」って言うお国に、「いやだ、このままがいい」って返したときのあの目付き。
(おびえるように)あーっ!となりました。
芝居なのに、夫婦間のリアルさが常にありましたね。
石原さん 私も無門に対して、本当にこの人は……!という思いは常々ありました。
「いやあ、のんびり暮らせたら」なんて言うから、えっ何を言っているの!?となったり(笑)。だから気持ちは入りやすかったです。
もちろん、イラッとしたのは役柄に対してですよ(笑)。
大野さんは演じるのに無理したところはありました?
(´・∀・`)ないよ。
監督から「そのままやってくれ」と言われてたから。
「真剣な顔はそんなに必要ない。へらへら笑っていてほしい」と。
僕の場合、読み合わせで普通にセリフを発したとき、さとみちゃんが「無門だ!」と思ったっていう感覚がよくわからないかな(笑)
だから変に作ったりせず、そのままの自分でいました。
僕に近いっちゃ近いですからね、無門は。
基本何もしたくないという意味で(笑)。
──普段は怠け者の無門ですが、伊賀一の忍びという設定もあります。メリハリは意識しましたか?
(´・∀・`)そんなにないです。
真剣なアクションシーンもありますが、基本はのうのうと。
無門は戦うのも面倒に思うほど何もしたくないけど、心の中に秘めているものがある。
でもその感じはあまり表に出さない。
監督と話していく中で、そういう無門像が自然とできた気がします。
──そんな「何もしたくない」無門が、お国に惚れて連れ帰ってきてしまいました。
いったいどこに惹かれたのでしょう。
(´・∀・`)単純に一目惚れじゃないですかね。
美しさに完全にやられたんでしょう。
術にもかからないし、これはもう土下座して、お願いします!と言うしかないなと。
石原さん お国って武士の娘なので意思が強いし、おそらく計画的でもあるんです。
ストーリー上は「無門にさらわれた」とありますが、私はお国が連れ去られるような人間ではないと思う。
きっとこれまで土下座してすがってくるような人間に出会ったことがないですよね。
そんな中で無門を見て、この人と一緒にいたらどうなるんだろう?という不安やワクワクがあったんじゃないでしょうか。
(´・∀・`)確かに、それはあるかも。
石原さん あとは母性な気がしますね。
ほっとけないとか、しっかり手綱を握っておかなきゃみたいな気持ちは理解できました。
お国を演じて、無門みたいにずっと追いかけてきたり、土下座するくらいの愛には母性が働くんだなと発見しました(笑)。
──無門にピシャリとぶつけるセリフは爽快さもありました?
石原さん そうですね、同じ状況だったら私も言うだろうなと(笑)。
台本読みながらワクワクしていたんですよ。
どんなふうに言おうかなって。
──中村組の現場についてもお聞かせください。
大野さんは主演作「映画 怪物くん」に続いて2回目の中村組になりました。
(´・∀・`)6年ぶりですかね。
基本は何も変わってなかったかな、監督の空気感も。
いつも現場で、コント? 小芝居?みたいなことをされてるんですよね。
石原さん 小芝居って?
(´・∀・`)監督がカメラマンさんたちと、急にコントみたいなことを始めるんだよ。
なんて言えばいいんだろう。
真面目に「ここはこうして」とか指示を出しているんだけど、そのまま監督がぐっと入り込んじゃうみたいな(笑)
それで周りのスタッフさんたちも乗っかり出して。
とにかく監督が終始楽しみながらやっているのが伝わってくるんですよ。
──そういうとき、大野さんはどうされているんですか?
(´・∀・`)眺めていました。
(ニコニコしながら)
あ、楽しそうだなー。
よかったよかったって(笑)。
──石原さんは中村監督と初めて組んでみていかがでしたか?
石原さん すごく的確に指示してくださるので、本当にわかりやすかったです。
──例えばどのような演出を?
石原さん 最初のほうのシーンで、お国が無門に「あなたこう言ったじゃない!」ってセリフをぶつけるシーンがあるんです。
私はずっと無門を見たまま、追い詰めるように演じていたんですよ。
そうしたら監督に「(目線を)外してみようか」と言われて。
その通りにやってみたら、ちょっと柔らかさが出たんです。
お国はただ気が強いだけじゃなくて、まったくもう!的な部分もある女性なんだって、そのときわかった気がして。
──たった一言でキャラクターに広がりを出せるのはすごいですね。
石原さん 「もっと柔らかくして」って言うだけの監督もいると思うんです。
でも中村監督は、どうしたら柔らかく見えるかを具体的に表現して、気付かせてくれる。
優しいですよね。
そういう場面の積み重ねでした。
──中村監督の作品なだけあって、合戦シーンも小気味よさを感じさせる仕上がりになっていました。
大野さんは立ち回りも多かったですがいかがでしたか?
(´・∀・`)舞台では殺陣の経験があったのですが、今回もやっぱり難しかったです。
相手と呼吸を合わせないといけないので、家で1人で練習というわけにもいかないですし。
でもちょっと懐かしい感じもありましたね。
舞台のときもこんな感じだったなと。
──無門は動きが多彩で面白かったです。
(´・∀・`)ひょうひょうと相手をかわす動きは、楽ではないですが体に力が入っていないのでやりやすかったです。
(鈴木亮平演じる)平兵衛との一騎打ちは、撮影中ずっと緊張感が続いていました。
一手間違えると当たっちゃうので、常に気を張った状態で。
そのときばかりは世間話をする余裕もなく、お互い一点を見つめながら頭の中でシミュレーションしていました。
石原さん 私はアクションシーンの撮影現場にはいなかったので、普通にお客さんとして映像で観ました。
ずっとバチバチし合っているんじゃなくて、相手に対して無門がひょうひょうとしてるから和めるんです。
あと冒頭の(満島真之介演じる)次郎兵衛との対決は、無門の残酷さが描かれていて、この映画の色を表すシーンになっていましたね。
でも描き方によってはグロテスクになってしまうところを中村監督がポップに仕上げてくださったので、女性も十分観やすい作品だと思います。
それでいてゲーム感覚なエンタメで終わらず、最後はしっかり伝わるものがありますし。
──今回、大野さんご自身で動きを付けたシーンもあると聞いたのですが?
(´・∀・`)無門が鎧を脱いで戦う場面ですね。
監督がいきなり「ちょっと動きを考えてくれ」って振るから、えー!?って。
「普通によけるんじゃ面白くないからいろいろやってほしい」と言われたので、じゃあちょっと30分待ってくださいと。
石原さん へー、すごい!! もう1回観てみます(笑)。
──ありがとうございます。それにしても、時代劇はあまり夏に撮影しないそうですね。暑くて相当苦労されたのでは?
(´・∀・`)クランクインしてすぐお国と一緒のシーンの撮影があって、もうそのときから大変でしたよ。
暑さが。
ずっと汗かいていました。
セットの小屋の中で日陰を探しながら、こっちのほうが涼しいかな?とちょこちょこ移動したり(笑)。
石原さん 私もずっと扇風機を探してさまよっていました(笑)。
スッとしている役だから、汗をかきたくなかったので。
──山奥での撮影で、どのようにリフレッシュしていたんですか?
(´・∀・`)空き時間にずっとしゃべっていたよね。
僕たち地元が一緒なんですよ。
石原さん そうそう! 同じ町っていうレベルじゃないくらいの近さ(笑)。
(´・∀・`)「あそこ行ったことある?」「行ってた!」とかね。
どんどん盛り上がっちゃって。
石原さん 習い事の教室とか、よく行っていたお店が同じだったり。
あとバス停の話もしましたよね。
(´・∀・`)「さとみちゃんそこにいたんだ、すれ違っていたかもね?」みたいな(笑)
近いのはなんとなく知っていたけど、ここまで同じだとは思わなかった。
石原さん 爆笑しながら話していましたよね!