会長「............」


(*.゚ー゚)「かいちょー
女の子がなんて顔してるんですか」


会長「............」
眉間のシワを伸ばし伸ばし


(*.゚ー゚)「久しぶりの定例会議ですよ。
もっと楽しそうにして下さいよ」


会長「......こんな時間あいちゃって....誰も覚えてないもん。
こんなの誰も...」


(*.゚ー゚)「(笑)
何言ってるんですか。
愛でる会にはコアなファンがついてくれているんですよ。

会長だって 智くん迎えに行くんだって、あんなに楽しみにしてたじゃないですか!!」


会長「そう、それよ それ!
それこそ もう誰も覚えてないよ。

時間あきすぎて、考えてたネタも吹っ飛んだわ。
みんな、忘れてるもん。」


(*.゚ー゚)「そんなことないですよ。
でもだったら、会長の大好きな《 あらすじ》でもやりましょうよ」


会長「あらすじ?」


(*.゚ー゚)「そう、あらすじです。」


会長「え?あれって自発的にやるものなの?


でも....そうか。
あらすじか...」







ジャニーズ事務所との生脚NGをかけた戦いに勝利した会長は、智くんに念願のミニスカポリスのコスチュームを着せることに成功したのだった。


しかし、そのあまりの可愛さに会長のボルテージが上がりすぎ、興奮のあまりに叫びまくる会長。

その凄まじい叫び声に触発され死者が蘇る異常事態に...。

その感染力は凄まじく.....ついにはゾンビ化する世界!!




今、会長の戦いがはじまろうとしていた.....。






(*.゚ー゚)「って、ちがーう!!

います!!
なんでゾンビ化がはじまってるんですか。
世界が崩壊したり、ゾンビ化したり
一体会長は愛でる会を、どうしたい...」
会長「間違えた。
こっちだった」

(*.゚ー゚)「私の話を聞いてくださいよ..」(涙)







世界は今まさに戦争をはじめようとしていた。

某s国は砂漠化する地球に対して智くんによる救済計画を企んでいた。

その一方、某m国は争いのない国を作るために、智くんの究極の癒し効果に目をつけたのだった。




(*.゚ー゚)「会長。
某s国が大野さんを引き渡さないと兵器による攻撃も辞さないと警告してきています」


会長「またか。

だから、智くんを砂漠に連れていってもお仕事じゃないと、雨は降らないと何度言ったらわかるんだ某s国は。」


(*.゚ー゚)「某s国に連れていかれたら、大野さんは馬車馬のように働かされ続けてしまいます。



.....大野さんを渡すくらいなら、こちらから攻めましょう!!!

っていうか、会長がいれば100%勝てますから」


会長「でも、そんなことをしている間に今度はm国に攻め込まれる可能性がある。

本当にあの国は....智くんがいれば戦争がなくなるって言って、戦争を仕掛けてくるなんて
本末転倒だってなんでわからないんだ。」



(*.゚ー゚)「会長!!どうするんですか!!」


会長「ちょっと待ってよ。
今考えてるよ!!」


(*.゚ー゚)「会長!!」


会長「あーもう。
どうしたらいいんだーーーー!!!!」













(*.゚ー゚)「........全然違いますから!!!

みんなが覚えてないと思って、なに適当なこと言ってるんですか!!


仕方ないですね。
じゃあ私が あらすじを......」


会長「だめーー!!
ニノはだめだよ。」


(*.゚ー゚)「なんでですか」


会長「ニノがやったら絶対18禁になるわ。
やめてよ。
子供だってみてるんだからっっ」


(*.゚ー゚)「見てませんよ。
だいたい怪しくなんかしませんよ。

ただの あらすじですよ?」


会長「ダメったらダメ!!」


(*.゚ー゚)「しかたないですね。
じゃあ あらすじ職人さんを呼びましょう」


会長「え?プロの方がいるんですか??
そんな方が....。

色んな仕事があるのね。

じゃあ お願いします」










ついに会長による拉致監禁が発覚し。

騒然とする一同。

(*‘◇‘*)「かわいそう。
おーちゃん」

(*.゚ー゚)「本当にひどい話ですね。
大野さんも傷ついた事でしょう。

どうです?
傷ついた心を癒しに一緒に海外にでも行きませんか?」

(´・∀・`)「かいがい?」

(*.゚ー゚)「そうです。
そのくらいの休暇くらい、大野さんの心の痛みに比べたら安いんもです。
きっと会長だって、喜んで休みをくれるでしょう。
2人でゆっくりと心の傷を癒しに行きましょう!!
海の綺麗なところへ」

(´・∀・`)「うみ」

(*.゚ー゚)「海」

(*‘◇‘*)「うぁーいいねぇー。
釣りも出来ちゃうねぇ」

(´・∀・`)「つり?.....釣り!!!」

(*.゚ー゚)「ええ、釣りも出来ますよ。
2人で海外で...」

(*‘◇‘*)「24時間耐久釣り大会もやり放題だねー」

(´・∀・`)「!!!!」


(*.゚ー゚)「!!!!!」


(*‘◇‘*)「48時間だって、それ以上だってやり放題だもんねー」


(´・∀・`)「!!!!!」


(*.゚ー゚)「(あ、あいばー)」







会長「ちょっと、待ってよ。
智くんに休暇 焚きつけてんの相葉ちゃんじゃ無いじゃんニノじゃん!!」


(*.゚ー゚)「相葉の相葉の、せいでー」


会長「なんてことだ。
ずっと相葉ちゃんを恨んできたのに、ニノのせいだったなんて」


(*.゚ー゚)「違いますよ。
悪いのは全部会長ですから」


会長「それは....。
そうだけども

っていうか、あらすじ職人さん
違くない?
あらすじって、違くない?

会話始まってるじゃん。
あらすじって違くない?ちがうよね。






会長の非道な行為により、傷ついた大野は憩いの場を求め沖縄の地に降り立った。

会長のいない穏やかで美しい沖縄の景色は大野の心を少しづつ癒していくのだった。



だが、大野という要の存在を失った愛でる会のメンバーは心に空洞ができたような虚しい日々をおくっていた。

大野を想い涙する日々。


そんな環境についに耐えきれなくなった会長は、櫻井の盗撮疑惑を盾に怒りの矛先をなんとか自分からそらそうと姑息にも企むのだった。


会長の思惑は成功するのだろうか....。








会長「.....なにこれ?」

(*.゚ー゚)「あらすじじゃないですか?」

会長「あらすじだけど...。
あらすじだけども!!

ひどくない?
悪意ない?」

(*.゚ー゚)「何か間違っているとでも?」


会長「くっ...。
っていうか、これニノが書いてるでしょ!!


職人さんを呼んでこい!!こんなもんに、金は払わんぞ!!

責任者出せー責任者ぁぁ!!!」


(*.゚ー゚)「何か間違っている事でも!?」


会長「ヴっ.....すみませんでした。





でも、この結果は私 まったく想像してなかったんだもん。




なんで、智くん翔くんの盗撮映像見てもまったく気にしてないのさ。」


視界の先でキャッキャッキャッキャッと騒いでいる2人を遠い目で見つめる会長。


(*.゚ー゚)「だから、ずっと言ってるでしょ。
翔さん別に隠してないんだって」


会長「あんなハッキリとした証拠映像まであるのになぜ...。


そして、こんな一面智くんだらけの会議室で智くんが馴染んでいるのも....一体なぜ??」



そう。
会議室は会長が施した智くんグッズで溢れ、たくさんの智くん人形、智くんぬいぐるみが所狭しと並べられている。
壁にはポスター。
モニターには翔くんの編集による智くんコレクションが。




会長「もっと恥ずかしがる智くんとか。
翔くんに怒る智くんとか。

そういうのは一体どこに??

なぜ彼等は2人で遊んでいられるんだ??」



(*.゚ー゚)「この部屋に入った時の大野さんの第一声が『なにこれ?』だけでしたからね。

まぁでも当然といえば当然かもしれないですけど。

大野さん、ああみえてトップアイドルですし。

常日頃 相手にしているのは自分にキャーキャー言ってる変態ばかりですからね。」


会長「それは、私の事でしょうか??」


(*.゚ー゚)「いえいえ、誰とは言ってませんよ。


翔さんについては、そこが翔さんのすごいところと言うか。
大野さんの盗撮もしますけど、堂々と隠さず撮りますし。
ついでにメンバーも撮りますから。


翔さんはどこまで計算しているのかはわかりませんけど。
みんなを撮ってるから、大野さんにしてみれば自分を撮られても別に気にしてないというか。」


会長「.....普通に盗撮なのに、ドアップとかあるもんね。」


(*.゚ー゚)「あきらかに1/4ではなくて、メモリーの半分以上大野さんなんですけど。
大野さんは気づいていないんで」


会長「....翔くん、雑誌の企画でみんなで写真撮り合う時でも、半分くらい智くんの時とか普通にあるもんね....」


(*.゚ー゚)「ほんとうに、困ったもんです」


会長「いや、君もだよね。
君も記者さんに、撮り合う時のメモリーは智くんだらけって暴露されてるじゃん!!
最近エピソードで書いたぞ。私」


(*.゚ー゚)「まぁ、そんなわけで。
翔さんの盗撮騒ぎは大野さんには、何のダメージもなかったわけですけど。
会長への怒りも収まったみたいで良かったじゃないですか。

まぁ大野さん、最初から別に怒ってなかったですけど。」


会長「それについては、色々言いたいこともあるけど....まぁ良かったよ。


でも もっと言いたいことがある」


(*.゚ー゚)「まぁなんとなく、予測はついてますけど...」


会長「なんとなく?
どう考えたも一つでしょーよ!!!!






なんであの人達、先生と患者さんゴッコしてんのさぁ!!!!」





(`^3^´)「せんせい。
僕、胸が苦しいんです。」

(´・∀・`)「それは いけませんね。
では おくすりを出しましょう」

(`^3^´)「せんせい!!
お薬よりもっといい特効薬があるんですけど」




視界の先では、さっきからお医者さんゴッコをしている2人の姿が。

智くんは白衣姿だ。



会長「なんで....なんでお医者さんゴッコを......」


(*.゚ー゚)「....なんでかは 私も知りませけど。
.....きっと大野さん、最近会長が元気がなかったから、あえて先生になってるんじゃないですかね」


会長「え?」


(*.゚ー゚)「だから、普段なら嫌がるコスプレも進んでやってるんだと思いますよ」


会長「さ、智くん(இдஇ`。)


わ、私も参加してよかと?
あのお医者ゴッコに
参加してもよかと??」


(*.゚ー゚)「ええ。
思いっきり大野さんに癒されて来てください。
大野さんを満喫したら、ちゃんと元気になるんですよ」



会長「....ニノ(涙)

あ、ありがとうニノ」


ごそごそ


(*.゚ー゚)「....って何してるんですか?
なんですか?その服...」



会長「何ってもちろんナース服じゃないですか。
先生と看護婦さん。


もちろん智くんが看護婦さんでぇ!!!!」









(*.゚ー゚)「.....温厚な大野さんでもいつか本当に怒りますからね....。」





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