今日は台湾最終日。
早いな。
18:15の飛行機で帰るから、16時過ぎには空港に行かないとね。
はぁ、もう帰るのかぁ。
で、今日も早起き。
相変わらず、部屋はクーラーで寒い。
朝ご飯は外に出ることにした。
昨日、寝る前にパッキングを済ませておいた。
もうチェックアウトだ。
スーツケースを預かってもらう。
外は気持ちのいいお天気だった。
空が青い。
気温も高くなりそう。
目指すは、鼎元豆漿（ディンユェンドウジャン）というお店。
朝４時からやっている人気店らしい。
地下鉄で中正紀念堂駅から３番出口を出て、金華通りを歩いて、学校の校庭の前の道にある。
駅から徒歩５分くらいかな。
あたしはよく分からなくてうろうろとして近所の集合住宅の中に入ってしまったりして、やっと見つけた。
店内は混んでいた。地元の人でいっぱい。テイクアウトの人もたくさんいる。
日本人も数人いた。調べたら、ここが出るのだろう。
何を食べたらいいのかよく分からないので、とりあえず、ことりっぷに載ってる写真のやつを注文することに。
お店の名刺が置いてあって、そのうらにメニューが書いてあったから、それを取って、食べたいやつにペンで丸をつけて、お店のおばちゃんに見せた。
またもや老眼らしい…ごめんね。でも、分かったらしい。
鹹豆漿（シェンドウジャン）25元。
25元って、75円だからね。100円しないんだからねw
これがね、まじでまじで…うまい！！！
(≡^∇^≡)
大豆が原料で、豆乳と豆腐の間くらいのあったかい塩味がちょっとするやつに、干しえびとか小さく切った揚げパンだとかネギが入ってるんだけど、揚げパンはとろとろだし、ちょっとお酢が入ってて、それがまた豆乳が固まりかけててとろとろになったりしちゃったりなんかしてて…やばい！！！本当に美味しかったの～～～！！！
100円もしない幸せってなに～～～！！？？о(ж＞▽＜)ｙ
今回台湾で食べた中で、１番美味しかったかも～！
すごいな、台湾。
大豆好きな日本だけれども、こうゆうのはないよなぁ～。
体はぽかぽかしてくるし、ヘルシーだし、朝食にはすごいいいわ、これ。
つーか、ここの店のがうまいんだろうな、きっと。あの客の入りを見ると。
小龍包もあったんだけど、ここは我慢。
あったか幸せな気分で駅に戻り、地下鉄で雙連駅に向かい、そこからタクシーで迪化街(ティーホワチエ)へ向かう。
ここは私も来たことがないところで、昔の面影を残した漢方や乾物の問屋がひしめく市場で、タクシーを降りた瞬間から、あたしの血が騒いだ。
こういう街並み、ひしめく市場って大好き。
店先には椎茸が山盛り積んであったり、からすみとか、フカヒレとか、お菓子とか、買わないけど、とにかくみんな山盛りに積んであって、見てるだけでも楽しい。
で、あたしの目指すは霞海城隍廟（シアハイツェンホワンミャオ）！！
縁結びの神様。
お髭のながーーいおじいちゃん、月下老人がここにもおられるのです！
迪化街を歩いてたら、それはすぐ見つけられた。
ここ！！
人がいっぱい。
ことりっぷには細かく参拝の仕方が書いてあったけど、それを見る必要もなかった。
商売みたいに日本語で勧誘されてされるがまま～～w
この日は土曜日だったからかな、日本語がしゃべれるボランティアガイドさんがね、何人もいるんだけどね、次にああしてこうしてっていわれるがままに事が流れ作業的に進んで行くという…w
まずは、線香とかが入った参拝の基本セットを50元で買う。
線香を渡したおばちゃんが日本語で「今度は向こうに行ってください。お手伝いしますからね」と笑顔で言ってくれる。
はぁ、と言われた通りに行くと、今度は恋愛お守りセット260元を買うかどうかを聞かれる。
「お守りがつくのよ」とおばちゃんに言われ、「買います」と言って、500元を渡す。
すると、日本語で書かれた参拝の仕方の紙が入っていた。
本当はここで、お供えセットに含まれているお供え物を自分で供えるものなんだろうが、それはボランティアの人が次のボランティアの人にはいって渡してて、あたしは「次はあっちに行って」、と言われるがままに向かって、別の今度のボランティアはおじさんになって、線香に火をつけて廟の外にある香炉の前で参拝するように言われる。そんで戻って来ると、今度は眼鏡をかけた若いちょっとイケメンのお兄ちゃんが代わって説明してくれて、月下老人の前に立つ。
「自己紹介して、好きな人がいる場合には、その人の名前と住所を言ってください。好きな人がいない場合はタイプを言ってください。大丈夫ですか？」
とカタコトっぽい日本語で言われた。
「あ、はい」
そんで、線香の束を手に持ち、月下老人に向かって自己紹介。ながながとお願い事w
またまた、日本語で大丈夫ですか～～？ってw
そんで、それが終わったら、今度は右奥に進んで他の神様にも祈願。
家庭円満の神様とか観音菩薩様とかかな？
そんで、香炉に線香を投げ入れる。
横にあるナツメが原料の平安茶というお茶が飲めるところがあって、勝手に飲む。
濃い茶色で、ちょっと甘みがあるあったかいお茶。
参拝客は列を作って飲んでいる。
おいしくはないけど、飲めなくもない。
さっきの場所に戻って来て、「戻りました」とおじさんに行ったら、そのおじさんが「は？」という顔をした。「あなた、お供えセット買いましたか？」と。
えーーーー！！忘れてるの？？買ったじゃん、そこに置いてあるお供え物、あたしのじゃん、と思って、「はい、買いました。次は何をすればいいのですか？」と尋ねる。
おじさんはとぼけてるのか、ほんとに私の顔に見覚えがないのか知らんぷりするので、困った。
こんにゃろ。
お守り付きだから、最後にお守りをもらえるまで、まだ参拝は終わってないはず、と思って、眼鏡の若いイケメンお兄ちゃんを探して、そのお兄ちゃんに「次は何をすればいいですか？」と聞きに行ったら、私を覚えてくれていて、おじさんにちゃんと私のことを説明してくれてた。
ふぅ。
と、思って、その眼鏡のお兄ちゃんが、私のお供えものをお供え箱みたいなところに入れてくれて（それも自分でやりたかった）、私に平安茶をいれてくれた。
あれ、あたしさっき、向こうで勝手に飲んじゃったけど…。260元払っている人には別にお茶が用意されてるんだなと分かった。しかも、こっちのほうが味が美味しかった。
箱にお菓子がたくさん入っていて、ひとつ選んで食べるように言われる。クッキーみたいなやつ。
そんで、ハイチュウみたいなやわらかいミルクの飴もくれて、「これもあとで食べてください」と言われた。
日本語でミルク味って書いてあるw
眼鏡お兄ちゃんが、私の代わりに鉛のコインと赤い糸をお守りの中に入れてくれて（それも自分で入れたかった～）、祭壇に置いてあった金色と一緒に渡してくれた。
そのお守りを廟の外の香炉の上で時計回りに３回回して、持ち帰るようにと説明された。
早口で説明されたから、もう終わり？とぽかーんとしてたあたしに、「大丈夫ですか？」とお兄ちゃん。
「はい。どうもありがとう」とお礼をお兄ちゃんに告げた。
言われるがままに、お守りを香炉の線香の煙の中で３回まわす。
そんで、金色は外の箱に捨てる。
ミルクの飴をなめる。
以上、参拝はこれでおしまい。
自分の手を見ると、また指が赤くなってた。お線香の棒の色がついちゃうのだ。
月下老人のおじいちゃん、頼みますよ☆
さてさて。
歩きつかれて、ちょっと広場で休憩。
ここにはディープな屋台が広がってた。行かなかったけど。地元の人がいっぱい。
そーいえば、今回はあたしは屋台で食べてないなぁ～、めずらし。
それから、またタクシーに乗って地下鉄の中山駅へ。
歩くと遠いんだよね。
調子に乗って、運転手に「サンツォン」と何度か言ってみたけど、運転手に全く通じない…w
仕方ないのでやっぱり紙に「中山站」と書いて、「ステーション」と言ったら通じた。
中山駅から地下鉄で中正紀念堂駅へ。
さっき、朝ご飯を食べに来たところ。
ここから歩いて15分くらいかな？
目指すは、杭州小龍湯包っていうレストラン。
ランチはお待ちかね、小龍包でございます！
台湾に来て、小龍包を食べないで帰れないでしょう？
以前、台北に来た時に、かの有名な鼎泰豊本店で食べたら、なんということか、すでに冷めてる小龍包が来たのだ(>_<)
あれには参った。だから、もう行かな～い。
杭州小龍湯包は人気店らしく、お昼時のお店の中は混んでいた。
ここも相席。隣は娘ひとりとママとパパのご家族。
注文は小龍湯包と蟹黄湯包（カニミソ入り）とあんことお餅が入ったのが皮に包まれてるやつ！
お茶はセルフサービスで飲み放題！
お一人様で３品って多いね…(^_^;)食べられるかな？？
３品あたしのテーブルに来たら、隣の家族のパパが「これ、うちのか？」と聞いて、娘が首を振ってたw
…ごめんなさいね、あたしのよ。ひとりでこんなに注文しちゃったからね、はずかし。
小龍湯包、まじでうまかった☆
８個入り、ぺろりとたいらげたww
そんで、カニミソ入り。これはね、濃厚で美味しいんだけど、たくさんは無理だね。
味が濃いから、飽きちゃう。ま、それでも５個は食べたw
あと、デザートのあんこ。
これは美味しかった～～(≧∀≦) あつあつな時に食べるのがいいね。
あんこの優しい甘さが美味しい♪
５個完食(￣▽+￣*)
食べたのはいいが…この後、店を出て気持ち悪くなるのであった…！(´Д｀；)
吐きそうになって、頭痛がして、もう最悪。
トイレに何度も駆け込んだ。。。
バカね、あたし。食べ過ぎなのよ～～！！
でも、帰る前にもうひとつ行きたいところ。
それは足裏マッサージ。
気持ち悪いのを我慢して、忠考敦化駅から歩いて10分ほどのところ。
外は日差しが出てきて、上着がいらないほど暑くて、半袖でもいいんじゃないかっていうくらいの気温だった。
暑いのに厚着してるから、余計に気持ち悪い。
十足健康中心、というところに行った。
大きいビルの12階。
きれいな店内に入ったら、日本人の女の人が受けてた。あと、もうひとり、お客がいたかな。
混んではいないけど、私の次に来たお客も日本人２人組だった。
みんなガイドブックを見て来るんだなぁ～。
ここで20分くらい待ったかな。
したら、外から帰って来たマッサージ師がやって来た。どうやら、このおっさんがあたしの担当になるらしかった。
ちょっとダンディでかっこいい見た目50代のおっさんで、見たら、この店のポスターの写真と同一人物だった。
店長さんかな？ラッキー、なのかな？あたし。
まずは足浴。
お湯になんか、茶色いものをまぜたみたいなお湯に足を10分弱つけた。
これだけでも、すごい気持ちいい。
で、足裏マッサージ、45分750元をオーダー。
「１時間どうですか？気持ちいいですよ」
と、そのダンディな店長に言われたけれど、空港に行かないといけないので断った。
日本語でだいたい聞かれることは、足裏マッサージは何回目ですか？みたいなこと。
日本でもあたしはマッサージが好きでよく行くけど、つーか、普段は鍼をやってもらうんだけれど、足裏マッサージは日本は上手なところをあたしは知らない。
台湾は安いし、上手。
ツボ押しの棒でぐいぐい押してくる店もあるけど、ここは棒は使わない。全部、指。
そのほうがあたしはいいな。
めっちゃ痛いところは「痛い」って言うと、「首です」「肩です」「心臓です。運動不足です」と、押してるツボの場所を教えてくれる。
マッサージされてから10分くらいしてから、そのダンディなおじさんは、パウチッコされたプリンターの広告を見せて来た。
ん？何、これ？？(・・；)まさか、プリンターの押し売りが始まるの？？
と、思ったら、「これ、私です」とな。
えっ！？あ、ほんとだ～。
その広告の男のモデルさんが、目の前であたしの足をぐりぐり押している白衣着たダンディおっさんだったのだ。
「え？モデルさんなんですか？」
ダンディはおっさんはにっこり笑って、今度は自分のスマホをいじり出す。
なになに？と思ったら、そのスマホを見せてきた。
画面はYou Tube。再生を押すと、台湾のテレビのCM。ファミリーマートのやつ。
出てるやん、おっさん☆
TOYOTAだったかなぁ～車のCMとか保険会社のCMとか、とにかく５つも６つも、おっさんが出てるCMの動画を見せてもらったww
有名人なんだなぁ、この店長。
だから、こんなでかいビルの12階とかに店出せるのかな？
日本語はあまりしゃべれないおっさんだったけど、マッサージは上手だった。
そんで、やっぱりかっこいいwww
「首、肩、心臓、胃、座骨神経、子宮ね」
と最後に言われた。あたしの悪いところだろう。
45分マッサージしてもらったら、びっくりすることに体が軽くなった。
おっさんに名刺もらって、「また来ます」とばいばいしてホテルに戻る。
頭痛もどこかに行ってしまった。最高。
でも、食べ過ぎた胃腸はまだしんどい。
ホテルに着いてスーツケースを受け取る。
ロビーでがばっと開けて、探したるは漢方胃腸薬！
これを飲んだら、だいぶ良くなった。さすがです！
帰りは松山空港からで羽田空港着なのだ。
松山空港には行ったことがないけれど、地下鉄で行けるからラクチン。
早めに着いたから、懲りずに空港内のセブンイレブンで杏仁豆腐を買って食べる。
こっちの杏仁豆腐は杏仁の味がちゃんとする。
日本のはミルクプリンか！っていうほど、ミルクが濃くて、甘すぎて、とろとろがウリ。
あたしは杏仁の味が好きなのだ。杏仁茶も好き。あれ、コンビニで日本でも売らないかな～。
搭乗時間までの間、時間も元もあったから、空港内で首と肩のマッサージをしたw
15分300元。
空港価格なのか、街よりは高い。でも、日本よりは安い。
あたしの担当は男の盲人だった。初めて、目の見えない人にやってもらったんだけど、上手でそれよりとにかく力が強かった。
あたしの肩も鉄板が入ってるんじゃないかっていうくらい固かったと思うんだけれど、ツボの奥の奥まで届くような押し方でぐいぐい押されて、痛かったけど、終わったらこれまたすっきりで最高でした☆
さてさて。
これにて台湾ともバイバイ。
いや、本当にたくさん食べた！
全部、美味しかった～～ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
今回はハズレなし！
台湾、ほんとにごちそうさまでした！
東日本大震災の後、台湾にやっと来れた。
震災の時、日本にまっ先にたくさんの義援金を送ってくれたのはこの国、台湾なのだ。
こんなに小さな島国で、物価だって日本よりかなり安いし、裕福な人ばかりとは見えないこの国が、日本のためにたくさんの義援金を送ってくれたのだ。
本当に頭が下がる。
親日。
一言で言えばそうなのかもしれないけれど、歴史もいろいろあって、それでも日本のことを友だちだと助けてくれた台湾のあたたかさに、あたしは今回たったの３日だったけれど、感謝の気持ちを持って旅をした。
お礼の気持ちは、こうして台湾に来てお金を落とし、台湾を楽しむことくらいしかあたしには出来ないもんな。
ありがとう台湾。
ライブ目的で来たんだけれど、ライブだけじゃなくって久しぶりの台湾を楽しめた。
ほんとうに美味しかった。楽しかった。来れて良かった。
また、絶対に来る！
帰りの飛行機は定刻で、行きよりもすごい早くて、あれ？？って言う間に羽田に着きました。
羽田に着くのは近いからラクチンです。
やっぱり、海外旅行は楽しいです♪
旅はいいものです♪
４度目の台湾。おしまい。
早いな。
18:15の飛行機で帰るから、16時過ぎには空港に行かないとね。
はぁ、もう帰るのかぁ。
で、今日も早起き。
相変わらず、部屋はクーラーで寒い。
朝ご飯は外に出ることにした。
昨日、寝る前にパッキングを済ませておいた。
もうチェックアウトだ。
スーツケースを預かってもらう。
外は気持ちのいいお天気だった。
空が青い。
気温も高くなりそう。
目指すは、鼎元豆漿（ディンユェンドウジャン）というお店。
朝４時からやっている人気店らしい。
地下鉄で中正紀念堂駅から３番出口を出て、金華通りを歩いて、学校の校庭の前の道にある。
駅から徒歩５分くらいかな。
あたしはよく分からなくてうろうろとして近所の集合住宅の中に入ってしまったりして、やっと見つけた。
店内は混んでいた。地元の人でいっぱい。テイクアウトの人もたくさんいる。
日本人も数人いた。調べたら、ここが出るのだろう。
何を食べたらいいのかよく分からないので、とりあえず、ことりっぷに載ってる写真のやつを注文することに。
お店の名刺が置いてあって、そのうらにメニューが書いてあったから、それを取って、食べたいやつにペンで丸をつけて、お店のおばちゃんに見せた。
またもや老眼らしい…ごめんね。でも、分かったらしい。
鹹豆漿（シェンドウジャン）25元。
25元って、75円だからね。100円しないんだからねw
これがね、まじでまじで…うまい！！！
(≡^∇^≡)
大豆が原料で、豆乳と豆腐の間くらいのあったかい塩味がちょっとするやつに、干しえびとか小さく切った揚げパンだとかネギが入ってるんだけど、揚げパンはとろとろだし、ちょっとお酢が入ってて、それがまた豆乳が固まりかけててとろとろになったりしちゃったりなんかしてて…やばい！！！本当に美味しかったの～～～！！！
100円もしない幸せってなに～～～！！？？о(ж＞▽＜)ｙ
今回台湾で食べた中で、１番美味しかったかも～！
すごいな、台湾。
大豆好きな日本だけれども、こうゆうのはないよなぁ～。
体はぽかぽかしてくるし、ヘルシーだし、朝食にはすごいいいわ、これ。
つーか、ここの店のがうまいんだろうな、きっと。あの客の入りを見ると。
小龍包もあったんだけど、ここは我慢。
あったか幸せな気分で駅に戻り、地下鉄で雙連駅に向かい、そこからタクシーで迪化街(ティーホワチエ)へ向かう。
ここは私も来たことがないところで、昔の面影を残した漢方や乾物の問屋がひしめく市場で、タクシーを降りた瞬間から、あたしの血が騒いだ。
こういう街並み、ひしめく市場って大好き。
店先には椎茸が山盛り積んであったり、からすみとか、フカヒレとか、お菓子とか、買わないけど、とにかくみんな山盛りに積んであって、見てるだけでも楽しい。
で、あたしの目指すは霞海城隍廟（シアハイツェンホワンミャオ）！！
縁結びの神様。
お髭のながーーいおじいちゃん、月下老人がここにもおられるのです！
迪化街を歩いてたら、それはすぐ見つけられた。
ここ！！
人がいっぱい。
ことりっぷには細かく参拝の仕方が書いてあったけど、それを見る必要もなかった。
商売みたいに日本語で勧誘されてされるがまま～～w
この日は土曜日だったからかな、日本語がしゃべれるボランティアガイドさんがね、何人もいるんだけどね、次にああしてこうしてっていわれるがままに事が流れ作業的に進んで行くという…w
まずは、線香とかが入った参拝の基本セットを50元で買う。
線香を渡したおばちゃんが日本語で「今度は向こうに行ってください。お手伝いしますからね」と笑顔で言ってくれる。
はぁ、と言われた通りに行くと、今度は恋愛お守りセット260元を買うかどうかを聞かれる。
「お守りがつくのよ」とおばちゃんに言われ、「買います」と言って、500元を渡す。
すると、日本語で書かれた参拝の仕方の紙が入っていた。
本当はここで、お供えセットに含まれているお供え物を自分で供えるものなんだろうが、それはボランティアの人が次のボランティアの人にはいって渡してて、あたしは「次はあっちに行って」、と言われるがままに向かって、別の今度のボランティアはおじさんになって、線香に火をつけて廟の外にある香炉の前で参拝するように言われる。そんで戻って来ると、今度は眼鏡をかけた若いちょっとイケメンのお兄ちゃんが代わって説明してくれて、月下老人の前に立つ。
「自己紹介して、好きな人がいる場合には、その人の名前と住所を言ってください。好きな人がいない場合はタイプを言ってください。大丈夫ですか？」
とカタコトっぽい日本語で言われた。
「あ、はい」
そんで、線香の束を手に持ち、月下老人に向かって自己紹介。ながながとお願い事w
またまた、日本語で大丈夫ですか～～？ってw
そんで、それが終わったら、今度は右奥に進んで他の神様にも祈願。
家庭円満の神様とか観音菩薩様とかかな？
そんで、香炉に線香を投げ入れる。
横にあるナツメが原料の平安茶というお茶が飲めるところがあって、勝手に飲む。
濃い茶色で、ちょっと甘みがあるあったかいお茶。
参拝客は列を作って飲んでいる。
おいしくはないけど、飲めなくもない。
さっきの場所に戻って来て、「戻りました」とおじさんに行ったら、そのおじさんが「は？」という顔をした。「あなた、お供えセット買いましたか？」と。
えーーーー！！忘れてるの？？買ったじゃん、そこに置いてあるお供え物、あたしのじゃん、と思って、「はい、買いました。次は何をすればいいのですか？」と尋ねる。
おじさんはとぼけてるのか、ほんとに私の顔に見覚えがないのか知らんぷりするので、困った。
こんにゃろ。
お守り付きだから、最後にお守りをもらえるまで、まだ参拝は終わってないはず、と思って、眼鏡の若いイケメンお兄ちゃんを探して、そのお兄ちゃんに「次は何をすればいいですか？」と聞きに行ったら、私を覚えてくれていて、おじさんにちゃんと私のことを説明してくれてた。
ふぅ。
と、思って、その眼鏡のお兄ちゃんが、私のお供えものをお供え箱みたいなところに入れてくれて（それも自分でやりたかった）、私に平安茶をいれてくれた。
あれ、あたしさっき、向こうで勝手に飲んじゃったけど…。260元払っている人には別にお茶が用意されてるんだなと分かった。しかも、こっちのほうが味が美味しかった。
箱にお菓子がたくさん入っていて、ひとつ選んで食べるように言われる。クッキーみたいなやつ。
そんで、ハイチュウみたいなやわらかいミルクの飴もくれて、「これもあとで食べてください」と言われた。
日本語でミルク味って書いてあるw
眼鏡お兄ちゃんが、私の代わりに鉛のコインと赤い糸をお守りの中に入れてくれて（それも自分で入れたかった～）、祭壇に置いてあった金色と一緒に渡してくれた。
そのお守りを廟の外の香炉の上で時計回りに３回回して、持ち帰るようにと説明された。
早口で説明されたから、もう終わり？とぽかーんとしてたあたしに、「大丈夫ですか？」とお兄ちゃん。
「はい。どうもありがとう」とお礼をお兄ちゃんに告げた。
言われるがままに、お守りを香炉の線香の煙の中で３回まわす。
そんで、金色は外の箱に捨てる。
ミルクの飴をなめる。
以上、参拝はこれでおしまい。
自分の手を見ると、また指が赤くなってた。お線香の棒の色がついちゃうのだ。
月下老人のおじいちゃん、頼みますよ☆
さてさて。
歩きつかれて、ちょっと広場で休憩。
ここにはディープな屋台が広がってた。行かなかったけど。地元の人がいっぱい。
そーいえば、今回はあたしは屋台で食べてないなぁ～、めずらし。
それから、またタクシーに乗って地下鉄の中山駅へ。
歩くと遠いんだよね。
調子に乗って、運転手に「サンツォン」と何度か言ってみたけど、運転手に全く通じない…w
仕方ないのでやっぱり紙に「中山站」と書いて、「ステーション」と言ったら通じた。
中山駅から地下鉄で中正紀念堂駅へ。
さっき、朝ご飯を食べに来たところ。
ここから歩いて15分くらいかな？
目指すは、杭州小龍湯包っていうレストラン。
ランチはお待ちかね、小龍包でございます！
台湾に来て、小龍包を食べないで帰れないでしょう？
以前、台北に来た時に、かの有名な鼎泰豊本店で食べたら、なんということか、すでに冷めてる小龍包が来たのだ(>_<)
あれには参った。だから、もう行かな～い。
杭州小龍湯包は人気店らしく、お昼時のお店の中は混んでいた。
ここも相席。隣は娘ひとりとママとパパのご家族。
注文は小龍湯包と蟹黄湯包（カニミソ入り）とあんことお餅が入ったのが皮に包まれてるやつ！
お茶はセルフサービスで飲み放題！
お一人様で３品って多いね…(^_^;)食べられるかな？？
３品あたしのテーブルに来たら、隣の家族のパパが「これ、うちのか？」と聞いて、娘が首を振ってたw
…ごめんなさいね、あたしのよ。ひとりでこんなに注文しちゃったからね、はずかし。
小龍湯包、まじでうまかった☆
８個入り、ぺろりとたいらげたww
そんで、カニミソ入り。これはね、濃厚で美味しいんだけど、たくさんは無理だね。
味が濃いから、飽きちゃう。ま、それでも５個は食べたw
あと、デザートのあんこ。
これは美味しかった～～(≧∀≦) あつあつな時に食べるのがいいね。
あんこの優しい甘さが美味しい♪
５個完食(￣▽+￣*)
食べたのはいいが…この後、店を出て気持ち悪くなるのであった…！(´Д｀；)
吐きそうになって、頭痛がして、もう最悪。
トイレに何度も駆け込んだ。。。
バカね、あたし。食べ過ぎなのよ～～！！
でも、帰る前にもうひとつ行きたいところ。
それは足裏マッサージ。
気持ち悪いのを我慢して、忠考敦化駅から歩いて10分ほどのところ。
外は日差しが出てきて、上着がいらないほど暑くて、半袖でもいいんじゃないかっていうくらいの気温だった。
暑いのに厚着してるから、余計に気持ち悪い。
十足健康中心、というところに行った。
大きいビルの12階。
きれいな店内に入ったら、日本人の女の人が受けてた。あと、もうひとり、お客がいたかな。
混んではいないけど、私の次に来たお客も日本人２人組だった。
みんなガイドブックを見て来るんだなぁ～。
ここで20分くらい待ったかな。
したら、外から帰って来たマッサージ師がやって来た。どうやら、このおっさんがあたしの担当になるらしかった。
ちょっとダンディでかっこいい見た目50代のおっさんで、見たら、この店のポスターの写真と同一人物だった。
店長さんかな？ラッキー、なのかな？あたし。
まずは足浴。
お湯になんか、茶色いものをまぜたみたいなお湯に足を10分弱つけた。
これだけでも、すごい気持ちいい。
で、足裏マッサージ、45分750元をオーダー。
「１時間どうですか？気持ちいいですよ」
と、そのダンディな店長に言われたけれど、空港に行かないといけないので断った。
日本語でだいたい聞かれることは、足裏マッサージは何回目ですか？みたいなこと。
日本でもあたしはマッサージが好きでよく行くけど、つーか、普段は鍼をやってもらうんだけれど、足裏マッサージは日本は上手なところをあたしは知らない。
台湾は安いし、上手。
ツボ押しの棒でぐいぐい押してくる店もあるけど、ここは棒は使わない。全部、指。
そのほうがあたしはいいな。
めっちゃ痛いところは「痛い」って言うと、「首です」「肩です」「心臓です。運動不足です」と、押してるツボの場所を教えてくれる。
マッサージされてから10分くらいしてから、そのダンディなおじさんは、パウチッコされたプリンターの広告を見せて来た。
ん？何、これ？？(・・；)まさか、プリンターの押し売りが始まるの？？
と、思ったら、「これ、私です」とな。
えっ！？あ、ほんとだ～。
その広告の男のモデルさんが、目の前であたしの足をぐりぐり押している白衣着たダンディおっさんだったのだ。
「え？モデルさんなんですか？」
ダンディはおっさんはにっこり笑って、今度は自分のスマホをいじり出す。
なになに？と思ったら、そのスマホを見せてきた。
画面はYou Tube。再生を押すと、台湾のテレビのCM。ファミリーマートのやつ。
出てるやん、おっさん☆
TOYOTAだったかなぁ～車のCMとか保険会社のCMとか、とにかく５つも６つも、おっさんが出てるCMの動画を見せてもらったww
有名人なんだなぁ、この店長。
だから、こんなでかいビルの12階とかに店出せるのかな？
日本語はあまりしゃべれないおっさんだったけど、マッサージは上手だった。
そんで、やっぱりかっこいいwww
「首、肩、心臓、胃、座骨神経、子宮ね」
と最後に言われた。あたしの悪いところだろう。
45分マッサージしてもらったら、びっくりすることに体が軽くなった。
おっさんに名刺もらって、「また来ます」とばいばいしてホテルに戻る。
頭痛もどこかに行ってしまった。最高。
でも、食べ過ぎた胃腸はまだしんどい。
ホテルに着いてスーツケースを受け取る。
ロビーでがばっと開けて、探したるは漢方胃腸薬！
これを飲んだら、だいぶ良くなった。さすがです！
帰りは松山空港からで羽田空港着なのだ。
松山空港には行ったことがないけれど、地下鉄で行けるからラクチン。
早めに着いたから、懲りずに空港内のセブンイレブンで杏仁豆腐を買って食べる。
こっちの杏仁豆腐は杏仁の味がちゃんとする。
日本のはミルクプリンか！っていうほど、ミルクが濃くて、甘すぎて、とろとろがウリ。
あたしは杏仁の味が好きなのだ。杏仁茶も好き。あれ、コンビニで日本でも売らないかな～。
搭乗時間までの間、時間も元もあったから、空港内で首と肩のマッサージをしたw
15分300元。
空港価格なのか、街よりは高い。でも、日本よりは安い。
あたしの担当は男の盲人だった。初めて、目の見えない人にやってもらったんだけど、上手でそれよりとにかく力が強かった。
あたしの肩も鉄板が入ってるんじゃないかっていうくらい固かったと思うんだけれど、ツボの奥の奥まで届くような押し方でぐいぐい押されて、痛かったけど、終わったらこれまたすっきりで最高でした☆
さてさて。
これにて台湾ともバイバイ。
いや、本当にたくさん食べた！
全部、美味しかった～～ヾ(＠°▽°＠)ﾉ
今回はハズレなし！
台湾、ほんとにごちそうさまでした！
東日本大震災の後、台湾にやっと来れた。
震災の時、日本にまっ先にたくさんの義援金を送ってくれたのはこの国、台湾なのだ。
こんなに小さな島国で、物価だって日本よりかなり安いし、裕福な人ばかりとは見えないこの国が、日本のためにたくさんの義援金を送ってくれたのだ。
本当に頭が下がる。
親日。
一言で言えばそうなのかもしれないけれど、歴史もいろいろあって、それでも日本のことを友だちだと助けてくれた台湾のあたたかさに、あたしは今回たったの３日だったけれど、感謝の気持ちを持って旅をした。
お礼の気持ちは、こうして台湾に来てお金を落とし、台湾を楽しむことくらいしかあたしには出来ないもんな。
ありがとう台湾。
ライブ目的で来たんだけれど、ライブだけじゃなくって久しぶりの台湾を楽しめた。
ほんとうに美味しかった。楽しかった。来れて良かった。
また、絶対に来る！
帰りの飛行機は定刻で、行きよりもすごい早くて、あれ？？って言う間に羽田に着きました。
羽田に着くのは近いからラクチンです。
やっぱり、海外旅行は楽しいです♪
旅はいいものです♪
４度目の台湾。おしまい。