24☆【2】スラ・スラン

朝食を含む２時間の休憩の後、8:45集合でハイエースが迎えに来た。
どうにか、あたしのお腹もおとなしくしてくれてる。
よしよし、いいこね。
正露丸が効いたんだろうか。
怖いから正露丸を持参してきた。いつでも投入可能よ！

車はまた田舎道を行く。
しばらく行くと、大きな池のような沼のようなところに着いた。
スラ・スランだ。
あ、ここ、細美くんも来てたところだ。

かつでの王族たちが沐浴もしたという人工の湖。
でっかい。
車から降りてほんの５分くらい湖のそばで鑑賞。
見ると、水浴びをしている人たちがいる。
ここで水を浴び、ここで洗濯をし、ここで排便するのだそうだ。
生活する者にとってはかかせない湖。
だけど、やっぱり水道がちゃんと通ればいいのになぁと心から思う。

そのほとりに立つ木。
なんの木かと思ったら、ガイドのTONYが教えてくれた、マンゴーの木なんだという。
「わー！あたしマンゴー大好き！」
そう言ったら、「私の家にもたくさんマンゴーの木がありますよ」と。
実はもうひとつもついていない。
道をはさんだ向こう側がお店になっていて、そこでマンゴーは売られていた。
そりゃあ、全部取られちゃうだろうって、ね。
スイカも売ってたな。
そのお店屋さんにポリ容器に入った黄色い液体が売られていた。
何かと思ったら、TONYが教えてくれる。
ガソリンなんだそう。
ガソリンは高くて、ここでそうやってここでは都心部より安く売っているらしい。
だから、ここではタバコは絶対にダメ、ってTONYが。発火しちゃうからね。怖い怖い。