「オマエは人間関係での大事な何かを失ったよな」

 

ある日、高校からの友人にこう言われた。

 

確かに、以前の僕は人と積極的に関わろうとはしていなかった。

と言うより、広いコミュニティに身を置くことに面倒くささを感じていたのかもしれない。

 

 

だけど、冒頭の言葉を聞いて、自分でも気づかないうちにどこかでこの考えが変わっていたことに気付かされた。

 

 

 

どこで考えが変わったのか少し考えてみると、受験勉強がキッカケになっていたように感じた。

 

 

部活が終わり、ひたすら勉強。目標が具体的に決まり、ひたすら勉強。

僕は塾に通っておらず、図書館や市民館などの公共施設の学習スペース、自習室カフェ、勉強可のフリースペースなど、授業後や休日は色々なところで勉強していた。

高校が地元では名前の通った進学校だったため、制服でどこかに行けば当然周りの人に学校が分かる。

 

そんな中で勉強し、休憩にのんびりしていると話しかけられることもあった。

いや、1年間でたくさん話しかけられた。たまたま居合わせたおじいさん、施設の職員さん、近くの高校の生徒…

 

全く見ず知らずの人達と話す中で、身の回りに色々な人がいることを学んだ。(と同時に、自分の未熟さも思い知った。)

 

 

 

この受験生時代の数多くの出会いが僕に変化をもたらしてくれたのだと思う。

 

 

そして今、僕は大学で出来るだけたくさんの人と関わりを持つように意識している。せっかく色々な人がいる場に来たのだから。

 

彼からすれば、僕が何か枷が外れたかのようにコミュニティを広げているように見えたのかもしれない。

 

 

 

受験生時代に得たもの、学んだものは多くあるが、それについてはまたの機会にでも。