小森さんは私と実は同じ年。

でも仕事を辞めても敬語で、

いいんだよ?
普通に話して?って言っても、
LINEも敬語どころか、取引先と話してるような口調だった。


彼女とのお茶の約束も


小森りんご  土曜日の午後からでいかがでしょうか?
是非ご検討お願いします。

なんて来てしまう。笑笑


何度言っても変わらないのでそのままで話す事にした。


彼女はバツイチで旦那さんからのモラハラから逃げるために離婚した。


離婚は出来たものの…旦那さんは、
世間体を気にして自分の家族にも友達にも離婚した事を話していない。


だから、周りに離婚したのを気付かれないように

週に一度は子供と会わせろ!
お前も実家に来い!

酷い時は、実家に誘拐しに来たこともあるそう。

養育費も払わない。

なのに、会わせないからと言って
反対に裁判を起こされた程の不思議旦那さん。


病弱な息子を抱えて、モラハラ夫。

小森さんは、心療内科にしばらくかかっていた。

今も月1面会はしているものの、
会わせたく無い…と辛そうだった。


仕事もうちの会社を辞めてからも子供が病気がちだから、欠勤が多くて職を転々としていたみたいだけど、

今は障害者さんのデイサービスの施設で働いているそうで、
久しぶりに会った小森さんはとてもいい顔をしていた。

仕事はあんまりできる方じゃなかったけど、
ドン底にいる頃、ハローワークの指導員さんから職業訓練校に紹介されて、
介護職の勉強を半年し
今の職場に先生が掛け合ってくれたらしい。

たまたまなのかもだけど、

偶然は必然って言うよね☆


目も合わさないコミュ障な小森さんだったけど、

今はちょっとだけ目を見てくれるようになって
笑顔が増えて、
よく喋る子になって今のた。

私はとっても嬉しくて、

ホッとした。

実は…私、長年の悩みがあるんです。
それはまたお話しますね。