初めまして。
まず、私の自己紹介を。
現在、西日本に住んでおり、30代の未婚の♀です。
好きなことは音楽を聴くこと。
ざっとそんなところです(汗
私は、今から10年ほど前、普通に生活していて、
普通に過ごしていた時、突然前世の記憶を思い出しました。
何故、それが前世の記憶だと断言できるかというと、
私の意識がその記憶と繋がっていて、
明らかに、『記憶』だったからです。
別の言い方をすれば思い出ですね。
その記憶は、鎖のようにつながっていて、
一つ思い出してから、もう一つ、もう二つ…と、
合計で3つの前世を思い出しました。
私は勿論日本人ですが、
前世でも日本人の割合が高かったようです。
一番手前は、江戸時代の日本人の女の子でした。
後々思い出すことになった、また別の記憶との関係で、
私にはその女の子が8歳だということが、その時点で分かったのですが、
私は、この時代では、親を失った孤児でした。
「鶴」という名前の母親がいたらしいのですが、
間もなく何か病気で亡くなり、近所の「お姉さん」と呼ぶ15歳くらいの
女の子たちに、「おいで」と声をかけられ、
とある場所に連れていかれました。
そこは孤児院の様な、孤児を子供を集めた施設(母屋)らしく、
「親方」と呼ばれる体格のいい着物を着た40代くらいの
男性が、10人くらいの子供たちを養っていたんですが。
私は、そこでヤンチャな男友達や小さな女の子たちと生活することになります。
その施設(家屋)に入ってどれくらいが経った頃でしょうか。
私は間もなく他の子と同時に、「親方」に個人個人名前を付けられることになりました。
私が付けられた名前は…「レイリ」という名前でした。
理由は「賢かった」から。
しかし、親方は子供を養う一方で、「厳しい人」だというイメージを、
私の前世の女の子(レイリ)は思っていました。
「生きていくには、お金がいるんだ。タダで飯が食えると思うなよ、お前ら」と、
子どもたち相手に言っていたからです。
その言葉が引っかかっていたため、
私は、親方の「特別な子供」にならなくてはならない、と
必死になったのです。
ある日、鯖を桶に入れたものを肩にかけ、
売って歩きました。
でも、なかなか売れない。
だから、貧しい家を狙いました。
狙ってどうしたかというと…。
寝たきりの家族を持つ女性とかに声をかけ、
「鯖のここ(腹)がこんな風に色がついているものは、
肝臓に良いんですよ?病気が治るんですから、
お薬を買うより、ずっと安い。いかがですか?」
そう言って騙して売っていたのです。
勿論、鯖とて安くはないです。
貧しい家の住民が買うにも「躊躇う」。
しかし、私が嘘八百を言って売ったので、
住人の大半は購入してくれました。
ほとんど売れた鯖の桶を担ぎ、
私は母屋に帰りました。
この時の光景が、一番鮮明に記憶に残っています。
私が、親方に「これこれこうして売った」と報告すると、
親方は「お前は……さかしいというか、こざかしいというか…」と言って
微笑んで私の頭を撫でたのです。
よほど嬉しかったと、私は記憶しています。
他の子も女の子に聞いてきました。
「そんなにどうやって売ったの?」と。
「凄いねぇ…」とも。
その場所は、夜で、月明かりに照らされて、近くに神社があり、
母屋の傍には鳥居が建ててありました。
他にも、鮮明に覚えているのが、朝、町の人たちが歩く、街道の日差しが
格子の窓から漏れてくる薄暗い母屋の中で、
他の子どもたちと一緒に栗ご飯をかきこんで食べている様子です。
これも鮮明に覚えています。
しかし、私はこの後、間もなく亡くなります。
つづく。
