こんにちは、礒崎真帆です。


作曲家の西尾洋先生の
音声配信を毎回楽しみに聞いています。


とても共感した、エピソードが
あったのでこちらでシェアしたいと思いました。


要約してみます。


「音楽は競争では、ない。

だが、競争できる部分も沢山あるし
できない部分も数えきれない。


そのような中で

競争することによって

刺激を受け危機感を感じることによって

子供の持つ力が
伸びていく、ということがある。


少子化が進み競争しなくても
生き残れるようになり
競争する必要がなくなってきた。


上を目指さなくても
なんとかなるようになってきた。

ゆとりが生まれたのは良いことでもあるが
ゆとりがあるから
無理に頑張らなくても良いというのは
自分の能力が伸ばせるかどうか
ということに関わってくると
事情はまた違ってくる。


そういう意味で
コンクールは、

自分の怠けそうな心に火をつける
同年代のものすごく出来る人たちから
刺激を受ける場として
とても稀有な存在として
なりつつある。


高校大学入試にしても定員割れのところも多く
そんなに頑張らなくても
なんとかなってしまう

という現実もある。

でも。

それで良いのだろうか?



あまりがんばらなくても

そこそこサマになってしまう。


それで良いのだろうか?



あぁ、勿体無いな

もっと頑張ったら、今のうちに

出来る様になることが沢山あるはずなのに

と思うこの頃である」




今夏のピティナコンペティションに

今年も8名の生徒さんが

参加されました。それぞれいま

自分の目標に向かって

遊びたい時、眠い時、サボりたい時も

ある中、みなさん

練習に励んでいます。


基本、コンクールは

参加したい人がすればよいと

考えています。


ただどのようなコンクールがあるのか

ご存じない方もいらっしゃるので

全員にお知らせは、しています。


また、一度限りでは

「大変だった、」だけで終わります。


何回も継続して参加されていくうちに

信じられないような

精神力と技術を身につけていく

生徒さんを今年も

目の前にし、


西尾先生のおっしゃる



あぁ、勿体無いな

もっとやれば今しか身につかない

色々な力がつくのにな、

という、言葉に共感しました。


ただ楽譜通りの音とリズム

と指使いで強弱をつけて弾く、


だけなら出来ますが


そこから先への

未知の部分を知って欲しい。


音楽の真の意味の奥深さを知り

演奏に繋いでいくのは

大変さとともに、経験した者にしか

わからない極上の喜びが

あります。



コンクールを受けて必ずしも

自分の思うような結果が出るとは

限りません。しかし、

そこから立ち直る強い心と

最後までやり抜く力を身につけていったら

社会に出た時にも

最強だと感じています。




     教室空き状況


月曜日 2時50分〜 


月曜日 4時50分〜



りんご