こんにちは、礒崎真帆です。



先日、ビデオで
「日日是好日」というのを
見ました。
何と読むのかと思ったら

にちにちこれこうじつ


と、読むらしいです。



好きな女優さんの一人
樹木希林さんが出演された
最期の映画です。


希林さんは、茶道の先生の役でした。


お風呂の中で入れ歯を

外して、水道水でじゃーじゃー

洗うような役から、

凛とした上品な

茶道の先生役まで

本当に自然に演じられる

樹木希林さん、素晴らしい女優さん。



映画の中の主人公の
黒木華さんの言葉に
ハッとしました。


「世の中には、
すぐ分かるものと分からないものと
2種類がある。

すぐ分かるものは
一度通り過ぎれば
それでいい。


けれど、すぐに分からないものは、
長い時間をかけて
少しずつわかってくる」


そんな言葉でした。


ピアノを教えていてまた

自分が勉強していて、まさに
それを実感しています。


なかなか結果が出ないときも


どうしてこんな練習が必要なのか?

とおもうときも


なぜうまく行かないのかと

葛藤する時も


練習が嫌になる時も


あると思いますが


ピアノを弾くということの

意義が、


すぐに分からなくても

良いのだと思いました。




全体像をつかむことができたり、

その本質に気づけるのは、だいぶ後のこと

というのは、映画や茶道だけでなく、

すべての“学び”を得る物事すべてに

通じるものだ。」


カゲヒナタさんの映画レビューよりこちら



そんなことも、心に留めて

レッスンしていきたいと

思いました。