こんにちは、礒崎真帆です。
理解できるようにして、
課題に出すけれどもまた
翌週は、振り出しに戻る。
また新しい曲は
1小節ずつ止まる。
一番初めの右手の音 ソ
の音から4小節目まで指番号も好き勝手な
指で弾くのでつっかえる。
また左右が合わない
リズムが崩れる
このくらいの曲なら
初見で弾けても良い力はあるのに。
このパターンの生徒さんの
殆どの原因は
繰り返しの練習の不足
速く弾きすぎ
指番号を見ていない
が原因のことが多いです。
また、自信がないのか
姿勢の注意をしてもしても、
すぐに背中が曲がり集中できない
様子でした。
そこで、私もお母様に
あまりご負担をかけてはいけないと
思いながらも
長く続いたので正直に
このペースだと
この教本が終わるのに一年半
かかってしまうことを
お伝えしました。
そして、その後やりとりを重ね
八月の末に
面談もすることを
お約束しました。
対面かzoomかお電話か
どれが良いか選んでいただきました。
お母様ご自身も
お仕事と他の習い事とのバランス
お子さんの時間管理で
悩んでいらっしゃるとのことでした。
そこから丁度夏休みに入ったり
お母様も在宅ワークだったり
したことも重なり
お母様に気合が入りました。
二週間会わなかったのですが
次のレッスンでは
まず、姿勢の注意は
一度もなく
10秒弾いただけで
手がしっかりして、音が変わった
ことが分かり、
まるで別人が弾いているような
素晴らしい演奏でした。
本気になったお母様の
底力を感じました。
心から感謝です。
めちゃくちゃ褒めました。
帰ってきたら
とても嬉しそうに報告してくれた
そうです。
そのあとまたお母様とのやりとり。
ご実家に帰省するときも
キーボードを積んでいった
(す、すごい!気合)
暫く張り付いて
そばで練習を見ていた
(やはり、放置では無理で、
そのお子さんにもよりますが
まだ小学校3年くらいまでは
お声がけが必要です)
出来るまでお子さんも
苦しんだけれど、
練習を繰り返していくと、
指が回るようになった、など、
自分で自分の進歩を
感じるようになった。
なるほどと思えるご報告をいくつも
いただき私も参考になりました。
そしてレッスンには
いつもは、お仕事なのでついて
いらっしゃることは
出来ないのですが
お互いの都合をつけ一度
レッスンを全部見ていただき、
3人で家庭練習のやり方の
再確認をじっくりしました。
もう、張り付いてみる事は
しなくても、
出来ているそうです。
お母様の本気を
生徒さんもきっと感じたのだと
思います。
ついつい、親子だと
感情が先走り
喧嘩で終わってしまいますが、
この生徒さんのお母様の
本気は、
お子さんにも伝わったのだと
思いました。
お仕事に家事育児、
他の兄弟もいたら
どんなに忙しいことでしょう。
その中でピアノの練習を
していくことは大変だと思います。
私もご家庭でのことは
気づかないことがありますし
なんでもお困りのことは
ご相談していただけると助かります。
また、教えていたつもりが
生徒が理解していなかったという
こともあります。
そのために連絡帳を
ご活用ください。
高校の音楽科の恩師の言葉
「ピアノが弾ける子の影に
母ありよ」
を思い出しました。
何かお悩みのお母様方
一人で抱え込まず
なんでもご相談ください。
一緒にがんばりましょう。
カマキリの赤ちゃんが
縁台にいました。
柔らかい緑。
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