こんにちは、礒崎真帆です。



教室のホームページ




恩師がくださった本
「音楽のある知的生活」

題名から来る印象とは違い
とても読みやすいです。

一部、抜粋します。



4歳上の姉が習いだした
ピアノ。
自分もやりたくて
気軽にきちんと練習することを
約束し始めてしまった。

いざ、習い始めると
想像を絶する世界があった。

間違えるとひっぱたかれ
練習をさぼると
小突かれた。

自分から言い出したことだから
頑張ろうという
高校球児のような殊勝な
考えなど浮かぶわけもなく
この状況から抜け出せたら
どんなにか楽しいだろう
という夢想に浸っていた。


「やる気がないならやめなさい」

というピアノ教師の母には、
練習をさぼるだけで
あんなに怒られるのだから

やめたいといったら
本当に殺されるんじゃないかと怯え

「いえ、やらせてください」

と本心とは真逆のことを言っていた。


そして次に、チェロという
楽器に出会いまた、
やりたい、やりたいと言ってしまい
後は同じことの
繰り返しであった。

そして四年生の時に
とうとう、チェロもやめさせられ

それからは、自由奔放に
野生動物的生活を
続けていた。



そんな筆者 渡部玄一氏が
ある偶然から

名門 ジュリアードを出て

チェロ奏者になるまでの

物語です。




その中に次のような文があります。




「音楽家になるための最も重要な

要素の一つが

「自発性」であると思う。

自発的に必要な努力を重ねれば

それなりの結果が生まれてくるし、


もし報われなくても

後悔なぞというものを

することがない。


〜中略〜


「自発的である」ということが

なによりも大切な資質である」





私も含め、子供たちも

音楽家、というほどの

大そうなものではないにしても


私は、上達するには

に置き換えて


上達するには、やはり

自発的な心が

必要不可欠だと思います。



自発的に練習するようになるには

さまざまな要因や偶然や

チャンスがあり


それを見逃さないのも

指導者と保護者の方の

力によると思います。




自発的にやることが

上達への道、


それを先日、

何人かの生徒さんに

じっくり伝えました。




※ 二小節ごとに止まる


その原因は?


指使い、つまり指番号を

全くみていないこと


音の間違えが多すぎること。


それで止まってばかり。



その指摘でレッスンが

終わってよいのかどうか。



※ 先週と同じ間違えを繰り返し

アドバイスされても、

もうそれで、記憶されているので

なかなか直らない



それを直すことで

レッスン時間が終わって良いのか?

毎週それの

繰り返しで終わってよいのか?




原因はなんだろう?



楽譜をよく見ていないこと。



鍵盤ばかり見ている

生徒さんに多いです。




中学生になったときに

ピアノでどんな自分になりたいのか

考えて欲しいことも具体的に

話しました。






ある低学年の生徒さん。

今までそのようなことを

繰り返してきていました。

そして私も真剣に

伝えました。



帰宅して早速ノートに



なにをするのか

どういう練習をしていくのか

自分にはなにが足りないのか

練習の目標はなにか


を書いてくれ、その写真を

保護者の方が送ってくださいました。





最後に


「がくふをよくみること」



と。


ああ、覚えていてくれたのだ。


それを自分なりに、決心して

書いてまとめていたのだと

感心しました。




この生徒さんにとって

これが一つのチャンスとなり

上達への道が

開かれますようサポート

していきたいと思います。




年長さん2人。



私が言わなくても

さっさと教材を広げて

準備。


これも自発的な行動だと思います。




偉いね!


と言ったらもっと、張り切って

準備してくれました。





ハイビスカス




体験レッスンお申し込みの前に

ご一読ください


今後、不測の事態の場合

オンラインレッスンに

対応出来る方


幼児グループレッスンの方のみ

卓上キーボードでも

構いません。


個人レッスンの場合は

アップライトピアノまたは

電子ピアノをご用意ください。



個人レッスン空き枠


月曜日 お問い合わせください

木曜日 15時〜15時40分
17時40分〜19時



幼児グループレッスン

年少 月曜日 年中 木曜日 
 時間はお問い合わせください