横浜市 妙蓮寺のピアノ教室
いそざき音楽教室へ
ご訪問ありがとうございます
「毎日、毎日、やりなさいと
言うのも疲れました。
やるやると言いながら、
テレビばっかり見ていて
ピアノだけじゃないんです。
他の習い事も
ちっとも真剣に
取り組もうとしない。
私もずっと我慢してましたが、
もう限界です!
暫くピアノは、
お休みさせようと
思います」
というような内容の電話を
いただきました。
実は、長い間には
このようなご相談は
珍しくは、ありません。
お母様のお気持ちも
よくわかります。
ただ、
よくお話を伺うと
二カ月休ませて、また
本当は、復帰させたいと
いうことでした。
そこで、私は
お母様がやめなさいと
仰り、一度ピアノから
離れてしまうと
なかなか自分からは
触ろうとしないし
どんどんピアノからの
距離は遠くなるということ。
二カ月経ち、大人から見たら
また、やりたいと言うだろうと
思うかもしれないけれど
子供は、やめなさいと
言われたから、やめるつもり
だったのに、
なんでまたやれと言うの?
もう、やりたくないよ
と言うことに
なるケースがほとんどだと
いうことなど
その他諸々
お話しました。
もし、必要なら私が
Aちゃんにお話しますと
お伝えしました。
あとは、お母様が
どう判断なさるか
強制は、できないので
お待ちしました。
すると、私の話を
受け入れてくださり
Aちゃんと、話すことに。
神妙な面持ちで
入ってきたAちゃんに
私は、自分の考えや
気持ちを真剣に話しました。
じっと聞いたり答えたり
してくれました。
ですが、
これは、あくまで私の考えであり
最後は自分で考えて
決めてほしい、
よく考えて出した答えなら
それで、いいよ。
無理に大人の考えに
合わせなくても
構わない、あなたの
本当の気持ちをママに
話してあげてもいい、
と伝えました。
たまたま、全員に渡していた
練習表を渡し
もし、気持ちを入れ直して
練習するなら、
毎日の練習記録を
記入するように伝えました。
ある意味、「賭け」でした。
3日後のレッスン日。
今までとは、顔つきが
違う様子で
教室に来たAちゃん。
なんと、三日間で
合計3時間練習してありました。
お母様も、もちろん
ほめてくださったそうです。
私も本心からびっくりして
感動して、ほめまくりました。
勿論、今まで殆ど練習して
いなかったので
突然、上達するわけでは
ありません。
ですが、本人が決めて
取り組んだ結果は
必ず実を結びます。
この事がAちゃんの
今後の人生に大きな影響が
あるかもしれません。
まずは
私の話を信じてお任せ下さった
お母様に感謝し
私の話を聞いてくれ、考えて
自分で決めて実行している
Aちゃんに拍手を
送りたいと思います。
お母様方、
何か行き詰まってしまったら
その場で即決する前に
立ち止まって
ご相談くださいね。
一緒に考えましょう。