横浜市 妙蓮寺のピアノ教室
いそざき音楽教室へご訪問
ありがとうございます。



先日、何気なくテレビを見ていたら
素敵な番組がありました。

空港ピアノ


イタリアのシチリアのパレルモ空港の
搭乗ロビーに1台のピアノ
(ヤマハでした)が置いてあります


それは 誰もが奏でて良いピアノ


そのピアノに定点カメラを
置いて観察 弾いた人へ
インタビューすると言う
どちらかといえば地味な
内容の番組でしたが
とても魅かれました。




世界一周旅行途中の青年


結婚式参列のため

ローマに帰る途中の人


元イギリス国防省勤務の男性


ほろ酔い気分の女性


家族でバカンス帰りのお父さん


教会の聖歌隊リーダーから

習ったことのある人


それぞれが  それぞれの

思い、思い出を込めて

ピアノの前にすっと座り

弾き始める





お国柄もあるのでしょうが

日本人はなかなかこうは、

いかないかもしれないと

自分を含めて思いました。



人前で弾くなら

きちんと弾かなければ、とか



自分よりもっと上手な人が
いるかもしれないのに
恥ずかしいなど

躊躇してしまう。


ですが
この番組を聴いていて
わかったのは

このような場では

「上手さ」

を求められている
のではなく  その人の
音楽に対する歴史や
心が出て  それが聴いている人を
感動させるのだなと
言うことです。


今、目の前のピアノを
演奏することで、
見知らぬ周りの人たちと
繋がることができる。



自分も含め
教室の生徒たちも

このような時に
何かさっと弾くことができる
ような経験やレパートリーを
持ってもらうことも
必要だなと感じました。


大人になった時にも
空港ピアノが
弾けるように。



2015年に設置されたという
ピアノ。

さすがイタリアですが
日本でも こんなピアノがあると
いいなあと思います


「触らないでください」

ではなく
「どなたでも お好きに
弾いてください」
というピアノ



パレルモ空港には
イタリアの人々の
音楽への愛があふれていた




という言葉で
番組は終わりました。





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現在、満室のため
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