横浜市  妙蓮寺のピアノ教室
いそざき音楽教室へ
ご訪問ありがとうございます。



久元祐子氏によるミニコンサート
予定は40分でしたが、
なんと延長して60分も
お話と演奏を
聞かさせていただきました。
本当にありがとう
ございます。




前日に お二人の調律師さんが
調律をしてくださったそうです。

歴史的楽器は、調整が大変で、
調律師さんも、
シュタインのモデレーターの板が
経年変化で膨張してきた部分を
薄く削り、調整してくれたそうです。
(かんなくずのような木屑が
シュタインのまわりいっぱい
に広がったそうです。)

その作業のために、
まずすべての弦をゆるめ、
アクションを分解しなければ
ならず、大変なお仕事と
伺いました。


やはり、ピアノの歴史は
音が大きくなり、
頑丈になった歴史でもありますが、
調整が楽になった歴史でもあると
久元先生は、仰っています。


現代の調律でさえ
私から見たらとても
大変そうなので
昔の人は楽器の調律に
一体どれだけかけて
いたのでしょうか。


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ヴァルターのピアノフォルテ




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シュタインのピアノフォルテ



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クラヴィコード



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久元先生と教室生




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ピアノ指導者の皆様

ご参加くださいまして
ありがとうございました。





保護者の方のご感想

「モーツアルト時代の
ピアノフォルテ
で、きらきら星を弾けたり
クラヴィコードを弾ける
ということで、とても
楽しみにしていました。

久元先生の演奏された
プレイエルのとても綺麗な
音色にうっとりしてしまいました。


ベーゼンドルファーは、木を
響かせ、スタインウエイは、
鉄を振動させて音を飛ばす
というお話もとても新鮮で
やはり
電子の世界では体感できない
音の世界を実感しました。」



私も同じような事を
感じながら聴いていました。


今のピアノに至るまでに
どれだけの年月と
人間の熱意と知恵と技が
費やされて来たのか。



電気を通しただけの音を
ピアノの音と
簡単に言うのは
あまりに、ピアノを軽く
見過ぎていると感じました。



そしてその音を聴き分ける力は
小さい子供だからこそ
備わっていくのです。


久元先生が

子供たちが古楽器を
戸惑う事なく弾いている姿を見て
その順応性に感心したと
おっしゃってくださいました。


みんな内心ドギマギしながら
弾いていましたが

子供だからこそ
持っている力を
見くびってはいけないと
感じた講座でもありました。


久元先生ありがとう
ございました。
本物の体験が出来たことは
一生の宝です。



また、この講座開催を
勧めて援助してくださいました
横須賀市の望月和先生
ありがとうございました。