妙蓮寺のピアノ教室
いそざき音楽教室の礒崎真帆です。
ご訪問 ありがとうございます。
先日は 音の葉研究会の
外部講師の方をお招きする講座で
はるばる 島根県からお越し頂いた
住田智子先生の特別講座でした。
亡き永瀬まゆみ先生と
コンクール審査員としても
親しくされていらっしゃいました。
配布されたプリントの最後の言葉が
印象的でした。
「免許もなく誰でもなれる
ピアノ指導者。
だからこそ 自分を磨き、人間力を高め
「この先生と出会えてよかった」
と思ってもらえるよう
生徒・保護者から
「信頼される指導者」でありたいと思います」
この言葉に あらゆることが頭をめぐらし
自分の指針としたいと思いました。
また、先生ご自身の失敗談も
お話いただき
自分にもあてはまる事柄でしたので
考えさせられました。
自分が良かれと思い
進めて(勧めて)生徒もどんどん
成長していき
喜んでやってくださっているのだと
思い込んでいたら
実はそうではなかった
というケース。
指導者が 望んでいることを
こちらの思い込みで
をやらせるのではなく
その生徒自身と
保護者の方が
何を「大事に」思って
何を望んで
ピアノレッスンに通ってきて
いただいているのかを
ちゃんと見極め
進めていくのが
大切ということでした。
コンクールで腕を磨きたいのか
合唱の伴奏くらい弾けるようになりたいのか
そこまでしなくても ゆっくり
音楽を楽しんでいきたいのか
それには やはり保護者の方との
コミュニケーションが
必須です。
また、レッスンでの言葉がけも
大変参考になりました。
つい、こちらも熱くなると
そのままを注意してしまい
その言葉が毒にしか
ならないで終わってしまう
こともある。
同じことを伝えるにも
言い方を考え
愛情を持ったことばがけを
しなくてはいけないなと
考えさせられました。
また、礼儀やマナーについても
きちんとお伝えすると
仰っていました。
靴を揃える、爪は切る
手を洗う、月謝は両手で持ち
相手に向けて渡す 。
また、保護者の方へも
発表会やコンクールのあと
「お疲れ様でした」
と、仰っる方がいらした時は
「お疲れ様でしたは、同僚に
対してお互いの労をねぎらう
場合に使いますよ」
とお伝えするそうで、なるほど
と感じました。
最後に発表会のビデオを
見せてくださり
スーツ姿の高校3年男子4人の
連弾は、素敵でした。
男子高校生の連弾が
出来るようになるのも
私の夢のひとつです。