月曜日は、銀座ヤマハで
黒河好子先生の
究極の練習法シリーズ

「バッハ  インヴェンションに
入る前に
小プレリュード集より」

の講座でした。

開店前から良い席をとるために
行列で、北から南から
ピアノの先生が
沢山集まりました。


私などは45分で
銀座に着きましたから
有難いことで、
飛行機や新幹線でいらっしゃる
地方の先生方の
熱心さには頭が下がります。


この、楽譜は
非常に使いやすく
系統立てた練習方法で、
組み立てられており、

5歳から学べる
アンナマグダレーナの
音楽帳よりのシリーズから
使い込めば、

自分の力で
分析しながら仕上げて行く
力がつきます。


今回使ったのは
こちらの新刊です。



こんな教材、
子供の時に  欲しかった!!



私が子供の頃は

先生もおっしゃっていましたが
バイエルをやり、
いきなりソナチネ。
チェルニーを果てしなくやり
ハノンのみ。



バッハは、小品もやらず
小プレリュードから
インヴェンション
シンフォニアと進み

楽譜を読むのが大変で
ただ、弾いているだけで
面白くなく
バッハの良さが理解できず


嫌で嫌でたまりませんでした。



早くバッハを終わらせたくて
イヤイヤ練習し、



「はー、やっと終わった」と
思いきや、先生がまた
次のバッハの教材を買うように
いわれて、その都度
奈落の底へ
突き落とされるような
気持ちがしました。



ところが、
この教材は、
指導者のためではなく
生徒のために作られており

縦の線を合わせることから
始まり、左手を聴けるようになり
ハーモニー感が身につき
構成力がつくように
出来ています。


今、思いついたことではなく
黒河先生が何十年も
培って来られた内容が
びっしり詰まっています。


インヴェンションも
確かに指導者用の教本は
沢山ありますが
生徒が、練習するための
教本は、ありません。



これで、練習していけば、
自分で仕上げていく力がつき
とにかく
バッハがきっと好きになります!


全ての音楽の基本である
バッハ。
生徒にも
バッハの音楽を好きに
なってほしい。
私の子供時代のようには
なって欲しくない。



何しろ 構成を考えながら
練習すると 闇雲に
ただ、楽譜を追って練習するより
自分で理解できるので
楽しく取り組めるようになると
思いました。


バッハ好きになると
テンポ感が安定し
後が楽になると
言うお話に
みなさん、大きく
頷いていらっしゃいました。



セミナーに参加すると
今まで、何となく頭に入っていた
ものが整理され
やる気アップに繋がります。


バッハ好きな生徒が
少しでも増えるような
レッスンを目指して
行きたいです。



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プルーンの花です。
なんと、次男が小学生の時に
近所で見つけた木。


こんなところに!?
という 秘密の場所にあります。