発表会は、参加する
生徒自身は勿論 

 間に合うのか
さっさと練習すれば良いのに
言えば反抗するし
言わなきゃやらないし
と気を揉まなければならない
上にドレスを用意したり
姉妹兄弟で習っているなら 
会費もかさみ
保護者の方も大変。


そして  会場とりから始まる
主催者である講師も
大変です。


ではなぜ  みんなが大変な
ことをわざわざ するのでしょう?


必ず  成長が見られるからです。


発表会の効果は
個人差があるのは
否めませんが 
マイナスになる生徒は
一人もいません。

思うように弾けなくても、です。



ある保護者の方が

「私が子供の頃は
発表会は日頃の練習の
成果を発表する場でしたが

我が子の発表会は
日頃の練習を省みる
良い機会になりました」


というご意見をいただき
嬉しく思いました。


発表会のリハーサルで
同級生が上手に弾くのを
間近で見てから
気合が入り

自ら40分間も
幼児さんなのに
練習をし
お母様が お風呂に
入ろうとしたら 

「ママ!   お風呂の前に
練習だよ!」

と  今まででは
あり得なかった発言と
行動が見られたという
事で   本当に驚いたという記事は
以前も載せましたが



何が  どこで  いつ
その子に   ピン!!
と来て スイッチが入るか

それはわかりません。


が、必ず  「今 この時だ!!」
という時が 訪れますから

その時に  指導者や保護者の方は

全力で バックアップする

これが大切です。


また、その時を見過ごさない
注意力も必要でしょう。



発表会の日が
ずっと練習してきた
最高潮の地点に
当たるので

そのあと お休みにしてしまうと
その炎が消えて
しまう場合があります。


そのまま続けて
次の練習へと繋げるのが
ベストと考えています。


昨日のレッスンの高校生は
隔週で来ているので
暫く連絡は  来ないだろう
と思っていましたが


自ら連絡してきて
折角だから
クラシックの少し
難しい曲を
時間をかけて取り組みたい
ということを
話してくれ
二人で決めました。


基礎的な練習曲も
不足しているので
何かやって行きたいと
これも相談して
決めました。


ここまで意欲的だったことは
失礼ながら
なかったので
本当に驚きました。


ピアノを始めて 長い年月が
経っていますが
「待つ」
ことの大切さと

生徒本人が言うには

電子ピアノからピアノに
変えたことで
気持ちが変わったと
言うことでした。


また、今回は早くから
練習を積み、弾き切った、
という充実感から
次へと繋がる気持ちが
生まれたのでしょう。


小学生も幼児さんも
みな、これからの
練習が変わってくるような
兆しを 感じています。



勿論、まだまだ
目覚めない生徒もちらほら
いますが、諦めずに

今このとき!
が来るのを待ちながら


毎回のレッスンを
充実させていきましょう。



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八重桜






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山吹の黄色は  みかん色


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